「ハインリッヒ計画」始動!
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最初に断っておくが、残念ながら今回は画像はない。文章のみで勝負だ。なんだ、と他のサイトに移りそうになった紳士諸君、画像がなければ駄目だとは何事だ。映像文化に毒されているぞ。想像力、妄想力で映像以上の迫力を産み出すのだ。少年時代を思い出せ。心は少年がキャッチフレーズの筆者なぞ、有り余る妄想に手を焼いているほどなのだ。
もう画像のネタが切れたな、とほくそえんでいる諸君、残念ながらそれは否めない。あるにはあるが、ちょっとここではやばいのだ。今ネタを収集しているところだ。しばし待て。
さて、先日の日記でもちらっと紹介したのだが、「愛あるメールを!」と叫びまわっている筆者についに衝撃のメールが届いた。28歳の看護士さんからだ。内容が凄い。
本来であれば、筆者はメールはネタには絶対にしない。秘密厳守だ。しかしである。種明かしをしてしまうと、これはどうもスパムメールとしか思えないのだ。筆者がスイスに住んでいるのを知っているとは考えられないからだ。筆者の知人は全て知っている。おそらく同様のメールを受け取っている方も多数おられるであろう。ただしである。筆者のブログの純真な読者諸君には、何のことかさっぱり分からない方もおられよう。そんな方のために特別公開だ!
普通、不特定多数に発信されたスパムメールは迷惑メールフォルダに振り分けられるのであるが、これは何故か普通の受信箱に配達されていた。この手の業者も年々狡猾になるものだ。ひょっとすると筆者個人に対する悪戯メールかもしれないが、それはそれでよい。ここで受けて立とうではないか。
以下、そのメールの本文をそっくりそのまま記す。二重かぎ括弧の部分がぞうだ。それ以外の部分は筆者のチャチャだ。
Date: Wed, 27 Oct 2004 15:32:03 +0900 (JST)
From: "直子"
Subject: 初めまして。戸田直子といいます
『まさかお返事もらえるなんて思ってなかったんで凄く嬉しいです。』
・・・いや、筆者は貴殿にメールなぞしとらんが・・・。まあ大体この手のメールは間違いメールを装うか、「どこかの掲示板で見たんだけど・・・」などとぬかすものである。
『戸田直子28歳看護婦の仕事を始めてはや3年目になります、今まで秘密にしてたんですけど耐え切れなくなってる自分の気持ちを聞いてほしいんです。』
・・・メールのやり取りをしているにしては今頃自己紹介か。どんな基準で「戸田直子」さんという名前を選んだのかは知らんが、これでは全国の「戸田直子」さんが可哀想である。
『彼と別れてもう3年…その時はまだノ-マルの気持ちよさしか味わった事なかったんです。でもその彼が少しS気のある人で、一瞬のうちに私はSMの虜になってしまったんです…目隠しをされたりべッドの角に縛りつけられてされるがままな状態で興奮したり色々な事をされました。』
・・・お話ししたことはないが、直子嬢は筆者にソフトSの嗜好があるのを何故か見抜いている。怖ろしい敵だ。それとも、あれか?男性の大多数はSの気があるということなのか?だとすれば筆者は多数派か。つまらん。
『でも自分自身本当は淫乱かもしれない!って…気づき始めたんです。少し想像しただけで濡れてきたり。それ以来こういう不規則な仕事なんで、もちろんSEXは数年してない日々です。』
・・・それは御愁傷様である。
『自分自身の性欲心がもう耐えられないんです!我慢できなくてノ-パン、ノ-ブラで院内をうろついたりしちゃうんです。自分でも…たまにおかしいなって思ったりするんです。』
・・・筆者も同感だ。でもまぁ、誰にも迷惑を掛けてないのであるから気にすることはないぞ。患者さんには喜んでいる方もいるかもしれないではないか。しかし「性欲心」とは初めて聞いた。凄い言葉だ。
『素直に言います。私とSEXしてもらえませんか?お時間場所などはお任せします。』
・・・率直過ぎるわい!日本女性の素晴らしい一面は「恥じらい」があることだ。同じ内容でももっと婉曲に言ってほしいものだ。これではいくら日本女性とはいえ、筆者の「甘えん坊将軍」を奮い立たせることはできんぞ。それに、だ。例えば「じゃあチューリッヒ中央駅で1時間後に」と言っても彼女はとんで来てくれるのであろうか。
『この切実な気持ち理解していただけた上でお返事がくるの待ってます。』
・・・彼女はお返事を待っているらしい。ならその切実な気持ちに応えてお返事してやろうではないか。まぁ大体は「私はこのサイトにいるから遊びに来てね!」みたいに出会い系有料サイトに導く返事が来るものであるが、そんなサイトに行くことなくメールのやり取りを楽しんでやろうではないか。
と言っても、このメールアドレスを使うほど筆者も馬鹿ではない。新たにヤフーメールアドレスを作成だ!このお返事でのHNは「ハインリッヒ」とした。何の名前かって?あのにっくきクレイジーオーナーの名前に決まっておるではないか。返事が来たらどんどん記事にしてやるぞ。この計画は「ハインリッヒ計画」、略して「プロジェクト”H”」と名付けることにする。
「プロジェクト”H”」の続編を待て!
【追記】
ちなみに内容はこれより過激でも全然OKなのであるが、筆者は読者からの愛あるメールを『切実に』お待ちしている。