【アーラウの愉快な彫像たち・シリーズ1】
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今回は、アールガウ州の州都である「アーラウ(Aarau)」を取り上げてみたい。州都というだけに結構大きな街なのだが、ここは予想以上にコネタの宝庫だったのだ。なんといっても・・・
・・・極めてノーマルっぽいものから素っ頓狂なものまで、ぶらっと歩いただけでも12種類もの彫像画像が集まってしまったのだ。そこで今週からは、これら突っ込みどころ満載の彫像たちを4回のシリーズに分けて紹介してみたいのである。特にラストのシリーズ4は必見なのだ。
・・・などといきなり最終回の予告をしても仕方がないのだが、初回の今回はこちらのノーマルっぽい彫像から御覧いただきたい。
・・・公園に建っていたこちらの彫像、非常に立派で荘厳な造りなのだが、近づいてよくよく見てみると・・・
・・・そう、顔の右半分に思いっきり縦線の染みが走っているのである。これではまるで・・・
・・・ではないか。彼は何かにショックでも受けたのか。
こんなノーマルな彫像のみならず、アーラウには次のような前衛的な作品もあるのだ。
・・・優しい印象を与える木彫りの像なのだが、造型的にはかなりアヤシイ。「テナガザルとカンガルーの合いの子」のようなデザインも充分にアヴァンギャルドなのだが、全体の形はどう見ても・・・
・・・下手をすると、オトナの玩具にすら見えてしまうぞ。絶妙な反り具合と先端の膨らみに目を奪われてしまうのは筆者だけか。
上記の感想にはなかなか同意してはいただけないと思うので、今回の最後はまたまたマトモっぽい彫像で締めてみたい。
・・・そう、こちらは従順な動物を連れた偉そうなお方なのである。きっと上野ならぬ「アーラウの西郷さん」に違いないのだ。とは言え、彼が従えている動物は・・・
・・・首輪もつけずに従えているあたり、さすがはスイス、とでも言うべきなのだろうか?
これを4回も続けるんかいな・・・と呆れてしまった貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。いや、本当に最終回は必見なんだぞ!
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、「必見!」と叫んでも馬耳東風の模様・・・。というわけで、彫像を見るとイタズラしたくなる貴方も、実はライオンを飼ってみたい貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方に木彫りのオモチャをプレゼントします。あ、サイズの相談には応じますよ。