【はて、ここは何屋でござる? Vol. 25】
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お店の軒先に掛かっているクラシックでアーティスティックな看板たちを紹介しているこのコーナー、25回目を迎えた今回は動物モノから離れてみたい。今回取り上げるのは、動物以外で最も多く看板化されているアイテム、すなわち・・・
・・・なのだ。しかもこれらの王冠がどれも・・・
・・・そんなわけで、今回はこれらイマイチな王冠たちの中から筆者が選ぶ「ベスト王冠賞」を最後に紹介してみたい。
看板になった王冠がどれほどしょぼいのかは、次のチューリッヒの看板を見てもらえればお分かりになるであろう。
・・・とは言え、この作品はまだマシなほうなのだ。いちおうグリーンの「エメラルドらしき宝石」(?)が埋め込まれていたりするではないか。
ところが、これがカイザーシュトゥールの看板になると・・・
・・・いちおう脇には玉状の出っ張りが見受けられるものの、一面全てが金色なのである。これだとまるで全て金箔で誤魔化しているみたいではないか。
また、ポントレジーナの看板では・・・
・・・上部に葉っぱみたいな飾りが付いてはいるものの、妙にくすんだ色合いなのだ。ただし、これは王冠というよりも戦闘中に被る兜みたいなモノかもしれないが。
さらに質素なのがお次のラインフェルデンの看板である。
・・・そう、これはただ単に金色の板を組み合わせただけのしょぼさなのだ。上の十字架から考えると、案外法王あたりが被るモノなのか。
こんなインパクトの弱い作品たちの中で、筆者が選んだ「ベスト王冠賞」はヴィンタートゥアーで発見した次の看板なのである。
・・・皆もお気付きのように、造型や色合いのしょぼさは上の作品たちといい勝負なのだ。ただ、筆者がこれを選んだ理由は・・・
・・・単にその下に「高価そうな懐中時計看板」があったからに過ぎない。そう、あくまで他人任せの受賞だったりするのである。
しかしまぁ、「王冠」と聞いたりすると・・・
「『こんな王冠無理!』とおかんむり」
・・・といったオヤジギャグが次々と浮かんでくる筆者はやはりなにかの病気なのかもしれない。
王冠がらみのオヤジギャグならもっといいモノが作れる自信のある貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、とても王冠を被れるような順位ではありません・・・。というわけで、王冠やティアラを被ってみたい貴方も、王冠よりは宝石を身に着けたい貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も王冠を股間と交換して傍観・・・って、意味が分かりませんね。