【はて、ここは何屋でござる? Vol. 16】
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お店の軒先に掛かっているクラシックでアーティスティックな看板たちを紹介しているこのコーナー、これまでには「おサルさん看板」やら「天使看板」などもお届けしてきたが、よくよく考えると、肝心要のあの生物がまだ登場していないではないか。というわけで、今回はそんな皆様の御要望(?)にお応えして・・・
・・・を紹介してみたい。そう、いちおうサルから進化したうえに、羽根や魚の尾を持つまでにはいたらない「普通のヒト」がデザインされている看板なのだ。
その代表例の1つが、過去にも紹介したことのあるこちらのアッペンツェルの看板である。
・・・これはインフォメーションセンターの看板なのだが、クラシックな服装の3人組が素敵ではないか。ひょっとすると上に載っている汽車を待っているのかもしれないが、この大きさの比率では乗り込むのが難しそう、というか、まずは不可能であろう。
これと同じく3人のヒトが登場しているのがこちらのヘリザウの看板だ。
・・・そう、こちらは「3人の王様」が並んでいる作品なのである。おそらくは店の名前「ドライ・ケーニッヒ(Drei König)」にちなんでいると思われる。しかしまぁ、王様が3人もいては混乱の元にならないのであろうか。
お次は1人で頑張っているこちらのツークで発見した看板。
・・・そう、こちらのベーカリーの看板ではナッツケーキなんかを笑顔で差し出しているおじさんの絵が描かれているのだ。そういえば、その上に飾ってあるベルみたいなモノも実はナッツケーキなのかもしれない。とは言え、中は思いっきり空洞なのだが。
そして本日最後に紹介するのは、アーラウで遭遇した妙に立体的なおじさんの看板なのである。
・・・おそらくは貴金属店の看板と思われるこちらの作品、どうやらおじさんが金を鋳造しているらしい。おじさんというよりは想像上の「ドワーフ」(小人さん)のようでもあるが、とにもかくにも金の指輪みたいなモノが上手に出来上がっているではないか。
とは言え、筆者はこのおじさんに一言伝えたい。
・・・あまりにつまらないオチに開いた口が塞がらなくなった貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログも、熱いうちに打ってもらったほうがいいのかも・・・。というわけで、蒸気機関車に乗りたくなってしまった貴方も、3人の王様が背中に差しているモノが気になった貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者が貴方を筆者の好みの形に鋳造します。まぁ鋳造というよりは「調教」ですが。