【各国の自転車を鑑賞してみる】
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タイトルからもお分かりのように、今回はいろんな国の自転車のモデルを検証してみたい。「車輪が2つ」などという基本的な特徴はどこでも共通ながら、そのフォルムは結構国によって違うのだ。ひょっとすると、各国のお国事情を反映しているかもしれないではないか。とは言え、今回取り上げるのも、やっぱり・・・
・・・なのである。しかもスイスの作品は1つもないのだ。どこが「スイス生活コネタ」なんや・・・という御意見もごもっともだが、たまにはこんな日があってもいいではないか。まぁ、「たまに」どころではなくて、「かなり」あったりもするのだが。
とにかく行こう。まずはイタリア・ティラノの公園で発見したこちらの標識から。
・・・自転車は左上に描かれているのだが、ごくごく標準的なスタイルである。さすがはお洒落な国イタリアだ。その隣になぜか「シーソー」が描かれているのも凄い。シーソーはやってもいいらしいのだが、そんなことを断る必要がわざわざあるのだろうか?「シーソー禁止」の公園もあったりするのか??
お次はイギリス・ロンドンで発見した標識。
・・・小さくて分かりにくいのだが、これまたノーマルっぽいフォルムの自転車ではある。ただよく見てみると、イタリアものに較べて妙に車輪が小さい気がするのは筆者だけか。
続いては日本・大阪の標識だ。
・・・こちらは稲妻型のフォルムがイカす自転車である。日本にしてはセンスのよさで健闘しているかもしれない。ただ、なんというか、ちょっとバランスは悪そうな感じなのだが。
お洒落の対極にあるかもしれないのが、ドイツ・コンスタンツの標識に描かれたこちらの自転車なのだ。
・・・これは以前にも右のオジサンの方を紹介した標識である。なんとなく新聞配達や牛乳配達、出前持ちの方々が愛用している丈夫にしてクラシックな自転車っぽくはないか? 特に注目すべきは前輪であろう。なんと言ったって・・・
・・・筆者、かつて大阪のとあるサイクリングパークでこんな変り種自転車に乗ったこともあるが、これは相当乗りにくいに違いない。お尻もかなり痛そうだ。ある意味、マゾの方向きの自転車なのかもしれない。
そして今回最後の作品は、やはりドイツのラウフェンブルグで発見したこちらの夢の標識なのである。
・・・何故か3台も自転車が登場しているこちらの標識、「自転車標識フェチ」(?)にはたまらない作品であろう。下の自転車はノーマルなフォルムだが、上の自転車は真っ赤な前輪がイカすではないか。しかし最もトンデモナイ自転車は真ん中の作品だ。というのも、これ・・・
・・・うーむ、どうやって漕ぐのかという以前に、どうやって跨る(またがる)のかが不思議でならない自転車である。トレーニングの「空気椅子」と同じく、サドルがあると思い込んで乗る筋トレ用なのだろうか?そもそも、これでは2つの車輪がバラバラになってしまうではないか。乗っている人は何故か余裕の表情なのだが・・・。
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