週末コラム「殿ご乱心」: 【ニワトリが先か、タマゴが先か】
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・・・ある意味、シェイクスピアの「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」と並ぶこの大問題に、先日答えが出されたことは記憶に新しい。
まぁ、生物学的に言ってしまえば、タマゴが先のようである。ニワトリという成体では遺伝子変異は滅多に起こらないが(オトナのニワトリに突然変異が生じてある日突然ダチョウやウズラになるとは考えにくい)、生殖細胞同士の融合で生じるタマゴでは突然変異の可能性が高いから、というのがそのまっとうな理由らしい。
ニワトリという現存している生物の1種に限れば、筆者もこれには異論はない。別にニワトリでなくても、「ウミガメが先かタマゴが先か」「シャケが先かイクラが先か」「ヒトが先か卵子が先か」でも答えは同じだと思う。
卵子と言えば、昔ある女性(未婚)の知り合いが”月のモノ”があるたびにこうぼやいていたことを思い出す。
・・・いったいどうしろというのか分からないボヤキだが、それを言うなら筆者は1回に何億個もの分身を無駄に放出している。
まぁ、そんな脱線はさておき、ニワトリなどの現存している生物に限ればこの答えはもっともである。ニワトリはきっと卵を産む祖先の生物から進化しただろうからだ。だが、「この地球上にタマゴを産む生物がはじめて発生したとき、その生物が先だったのかタマゴが先だったのか」という問題にすると、答えを出すのは非常に難しいと思う。
いつになくアカデミック(?)な意見を述べているのかもしれないが、実はそんな筆者は別の見解を持っている。
筆者の見解では、やはり「タマゴが先」である。
また別の見解では、「ニワトリが先だ」とも言える。
・・・皆さんが呆れているところで、”本日のタマゴ”を紹介しよう。
・・・これは以前にも紹介したスパゲッティ「ゴールデンアイ」である。久々に喰ったら「顔」に見えてしまったのだ。サラダについていたトマトを載せてみたところ、まさしく「不気味な笑顔」になってしまったではないか。まぁ、筆者が最近侵されている奇病「なんでも顔に見える症候群」については週明けにでも報告しよう。
それはさておき、このスパゲッティを見て思ったことを本日の最後のメッセージとしたい。
・・・ヒトは勝手に「ニワトリが先か、タマゴが先か」なんてのを問題にしているが、ニワトリさんたちにとっては・・・
はたまたタマゴの段階で喰われるのか」
の方が大問題に違いない。
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・・・このクソ寒くて雨模様の天気の中、「ストリートパレード」は無事に開かれるのだろうか?こんな寒いパレードは初めてだぞ。