【”日本”をもっとよく知ろう! 宿泊施設編】
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海外に在住している日本人の方には御経験があると思うが、ときに現地の方々から日本の伝統や文化について質問されることがある。筆者のような乏しい語学力では、どうもこの微妙なニュアンスが上手く伝えられない。第一、仕事関係の単語はある程度知っていても、伝統や文化をピッタリと表す外国語単語などは筆者の語彙にないのだ。
そんなときの役に立つかも、と思ってチューリッヒで購入したのがこちらの本である。

・・・そう、これは旅行者向けの日本のガイドブックなのだ。結構しっかりした表紙で紙質も良く、かの「地球の歩き方」に較べれば遥かに高級感溢れる造りである。
もちろんガイドブックであるから各地方の観光スポットの紹介が中心なのだが、その実力を侮ってはいけない。例えばこちらのページのように・・・

・・・日本の宗教や伝統文化、はたまた現代日本事情などの情報も満載なのだ。いや、これは結構役に立つぞ。案外日本のことも知らなかったもんだ、と勉強にもなる。
とは言え、もう皆さんもお分かりのことと思うが、筆者が紹介したいのはこのような堅い真面目な側面ではない。そう、結構突っ込める”面白い記述”もあるのだ。
そこで今回は、いや、今回から何回かに分けて(不定期更新)、このガイドブックをもとに日本について学習しようではないか。皆さんと一緒に、マトモではない内容を。
ということで、今回取り上げるのは「日本の宿泊施設」である。

・・・筆者の嗜好をよく御存知の皆様には今回のオチがバレバレだとは思うが、日本に特有の「カプセルホテル」などとともにしっかりと紹介されているのは・・・

・・・そう、”LOVE HOTELS”なのだ。英語で書くと何か違った印象を受けるが、どう見ても「ラブホテル」なのである。なにも連呼することはないのだが、赤面するには歳を取り過ぎて純粋でもなくなった筆者は何度でも言おう。
このガイドブックでは、「休憩」と「宿泊」の2種類の料金体系、そして面白くて刺激的な装飾などにも言及されているが、なんと言っても勉強になるのはその”目的”である。いったい何のためにあるホテルなのか、この本ではこう書かれているのだ。
す、素晴らしい。なんとソフィスティケートされた表現であろうか。まるで5枚重ねのオブラートで包んであるかのようではないか。この表現は使えるぞ!
・・・まぁ、こちらの人は誰も筆者に「ラブホテル」のことなど尋ねはしないがな。
筆者が使えないのはさておき、日本に住んでいる紳士淑女の皆さんには、この表現がきっと役に立つはずだ。ラブホテルに誘いたいとき、ダイレクトに言うのも味はあるが、シャイな皆さんはこう言えばよろしい。
・・・まぁ、誰にも理解してもらえんとは思うのだが・・・。
昨日の記事の間違い探しに誰も反応してくれないのでグレてしまった筆者を矯正させたい貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、海外ブログ界のラブホテル、いや、カプセルホテルとの噂も・・・。というわけで、ラブホテルには詳しい経験豊かな貴方も、プライバシーを欲している貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者が貴方の耳元にこう囁きます。
あ、”暗い橋”?? いや、”たらい回し”???」
