【唐揚げ狂の詩 ”鶏唐”編その3】
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・・・とは言え、何故かインスタント袋麺や唐揚げの話題ばかりでどこがスイスなのかよく分からなくなってはいるが・・・。まぁ、”B級”であることだけは確かだ。そんなわけで、今回お届けするのも、「唐揚げ狂の詩」のサブコーナーなのである。唐揚げ大好き、でもマトモな調理経験はないに等しい筆者が”理想のオリジナル自作唐揚げ”を追求するというとんでもないプロジェクトなのだ。
思い起こせば、前々回では母の味に帰り、前回は調子に乗って大失敗をしでかしたのだが、その材料はどちらも豚肉だった。そこで今回は、あの擬似「母の味」が”鶏肉”にも合うのかどうかを検討してみたい。そう、鶏肉にマッチしてこそ真の唐揚げと言えるのだ。
・・・というわけで、今回の材料は・・・
必死で格闘してさばいた鶏肉(あまりに見た目が良くないので写真は遠慮した)を、前々回と同じ下味に漬け込む。
・つゆの素・・・大さじ2杯・・・相変わらず”つゆの素”がベースの優しい味なのだ。
・酒・・・大さじ1杯
・チューブのおろし生姜・・・2cmくらい
これを冷蔵庫に6時間ほど放置したあと、その汁気をペーパータオルで充分に拭き取る。
そしてこれに卵入りの衣を絡めて揚げるのだが、その衣のレシピも前々回と同じである。
・鶏卵・・・1個・・・しかし、である。今回はここで工夫(?)を凝らしたのだ。前々回は優しいがパンチのない味になってしまったので、半分の鶏肉を揚げた後で衣の素にこちらの香辛料を投入したのである。
・つゆの素・・・大さじ1杯
・ごま油・・・大さじ半分
・片栗粉・・・コーヒースプーン山盛り5杯
ちなみに豆板醤を入れる前と入れた後の衣の素はこんな感じである。
そしてこの2種類の衣を揚げてみる。
・・・見た感じは殆ど変わらない。
そして出来上がったのがこちらの作品である。
まぁ、とにか試食である。
では、いただきます。
うーむ、中身はジューシー、そして優しい味わいだが、
やはりパンチはないな・・・。
というか、これ、どっちが豆板醤入りなのか、
喰ってもサッパリ分からないではないか!
・・・そう、豆板醤を入れようが入れまいが味は殆ど同じ、ただただ優しいだけだったのである。中身は大変ジューシーで良かったのだが、衣までもがまだ柔らかい。それにあれだ、この優しい味、元々の味の濃い豚肉にはまだ合うが、どうもサッパリした鶏肉にはパンチ不足のようだ。
というわけで、今回の教訓。
1.衣にはもっとパンチとパリパリ感を!
(もっと他の香辛料も試してみるべし・片栗粉を増やすのも手か?)
2.豆板醤などの香辛料を入れるなら大量に!
(きっと今回は控え目すぎたのだ)
・・・そんなわけで、次回からはベースは同じでも大量に香辛料を投入する(でも1種類ずつ)チャレンジが続くのだ。またまた道を踏み外しそうになっているこのコーナーから今後も目を離すな!?
まだまだ刺激不足の筆者に格別の刺激を与えてくれる貴方からの応援・忠告・お誘いコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログの順位も明らかにパンチ不足・・・。というわけで、あまりのさばき方に目を覆いたくなった貴方も、豆板醤が大好きなマゾっ気溢れる貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、日光でこんがり焼けた貴方にホットな豆板醤を加えます。皆も紫外線による”揚げ過ぎ”(?)には注意しようぜ!