【スイスの消火栓 -周辺状況も楽しもう編その2-】
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・・・というわけで、三度仏語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。英語ならともかく、どうも独語と仏語は形容詞すらままならない筆者なので、引き続き形容詞を変えただけのバージョンの呼びかけ文も募集しているぞ!(常に他人任せの筆者)
さて、今回のテーマであるが、本日は久々に・・・
の第2回なんかをお送りしてみたい。前回のこのテーマでも詳しく説明させてもらったが、要は消火栓そのものだけではなく・・・
というかなり実験的でマニアックな趣旨なのである。というわけで、今回は筆者の妄想の暴走ぶりなどを楽しんだり失笑したりしていただければ筆者も本望だ。
今回登場するスイスの消火栓は、全て採水弁が1つの”シャワーヘッド型”および”ニョロニョロ型”である。皆さんも御存知の通り、これらのタイプは全て頭を垂れている低姿勢な奴らなのだ。その卑屈さが筆者の妄想を掻き立てるのである。どうもおかしなもの達に対してまでも妙に卑屈になっているように見えてしまったりするのだ。
典型的な例を挙げよう。実は既に紹介済みだったりするのだが、例えばこちらのシルス・マリアのニョロニョロ型を御覧いただきたい。
お願いだからもう通してくださいよ・・・。」
などと、青い棒に対して謝りたおしているようには見えませぬか?お陰でこの青い棒までが異常に高圧的に見えるぞ。完全に消火栓を見下しているではないか。これではまるで”カツあげ”の風景である。
お次はヘリザウで発見したこちらのシャワーヘッド型消火栓だ。
道を開けて頭を下げておかないと・・・。
直接拝顔するなんて畏れ多いもんなぁ・・・。」
・・・こんな独白を妄想してしまった筆者はやはりどこか病んでいるのか?
これらのタイプの消火栓、例え素性の知れない誰かでもとりあえずペコペコしてしまう傾向にあるようだ。まぁ元の形態がこうなんだから仕方がないのだが、こんなものにまで頭を下げてしまうのは如何なものか?
でもとりあえず頭下げとこ、っと。」
・・・これはシュクオルで発見したニョロニョロ型なのだが、彼らは自分よりも小さくて弱そうなものにまでとにかく頭を下げてしまうのだ。妙に卑屈なのである。まるで「NO!と言えない日本人」の典型のようだ。とは言え、このニョロニョロは頭を下げてはいるものの、心の内ではなんとなくライバル心を燃やしているようにも見えたりする。うーむ、妙な緊張感・緊迫感に溢れた作品ではないか!・・・などと感じているのはやっぱり筆者だけか?
表向きは卑屈でも、実は”能ある鷹は爪隠す”・”羊の皮を被った狼”を狙っている筆者の化けの皮を剥がしてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
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