【スイスのテクノミュージシャン】
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このコーナー、よく考えてみると、今までスイスのアーティストを紹介したことがない。もちろん、スイスにだって有名な?アーティストはいるのだ。その反省を踏まえて、今回はスイスのアーティストを紹介してみたいと思う。
・・・何回も書いてきたが、筆者の音楽ネタは全て「VIVA TV」というスイスの音楽専門チャネルに依っている。プロモーションビデオを見て喜んでいるのであるが、これだけではそのアーティストがどこの国の人かがわからないのだ。おまけに外人の名前はどうも覚えづらい。そんな筆者でも、簡単に覚えられる名前のアーティストもいる。いわゆるテクノ系の人たちである。彼らは大概「DJ ○○○」と名乗っているから、覚えやすいのである。
そしてスイスでは「ストリートパレード」なるテクノ音楽の祭典も開かれている関係上、テクノミュージシャンは多いのである。中でも2人が極めて有名なのだ。
その双璧の1人は女性である「DJ TATANA」である。彼女は有名だ。昨年のストリートパレードのテーマ曲も彼女の手によるものなのだ(ストリートパレードについてはこの真面目な?記事もしくはこちらのアダルトな?記事参照)。
双璧のもう1人は「DJ BOBO」である。ちなみに彼はこんな感じのアーティストだ。
筆者が推薦する彼の代表曲は、2年前に大ヒットした「チワワ(Chihuahua)」である。これは勿論犬のチワワである。ノリのいい音楽に乗せて「チワァワ♪」を連呼する極めて楽しい曲なのだ。昨年は別のグループ(名は忘れた、というか覚えられなかった)が「ショコラーテ♪」(チョコレートのことだ)や「チョコチョコ♪」をひたすら連呼するノリノリの音楽をリリースしていたが、このような無意味?な単語を連呼するアホな歌が筆者は大好きなのである。
彼のために言い訳しておくと、彼はこんなアホな歌詞の歌ばかりを出しているわけではない。最新曲「Pirates of dance」は極めて真っ当な?音楽であり、プロモーションビデオでもパイレーツに扮した彼が躍動している。ただしどう見てもオッサンが無理しているような気がしてならないのであるが。
・・・いや、問題は彼のオッサンの外見にあるのではない。きっと彼の名前なのだ。その証拠に、このジャケットでも彼の名前は非常に小さくしか印刷されていないではないか。
某九州地方の諸君にとっては、彼の名前自体が既にインモラルであるはずなのだ。かって「ボボ・ブラジル」という名前のプロレスラーがいたが、いかにアルファベット表記になっているにせよ、彼の名前も同じような破壊力を持っているはずなのだ。
・・・筆者は大阪出身であるので、この名前の破壊力を身をもって実感はできない。それにこの呼称もあくまで耳学問であって、本当かどうかは知らない。九州でも一部の地域に過ぎないのかもしれない。身をもって体験するには、彼の名前を関西風にアレンジしてみる他はない。敢えて関西風にアレンジすれば、彼の名前は「DJ OMEK★」なのだぞ。
・・・い、いかん。度胸のない筆者は一部伏字にしてしまった。関西の諸君、「おこめ券」の広告くらいでビビッている場合ではないのだ。関東の諸君、この名前は諸君があのとんでもない名前のゲームから受ける衝撃と同等のものなのだ。君たちは彼のCDを買う勇気があるか?彼の名前を連呼する勇気があるか?
果たして彼は日本で売れるのであろうか?彼の一ファンとしては心配な限りだ。この件について特に九州の貴方の御意見をお待ちしている。もちろん、全国各地の皆からの御意見も大募集だ。
・・・久々に大暴走してしまった筆者に温かいコメント・メールを期待してやまない。