スイスの消火栓 -華麗なる失敗作編-
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前回、前々回と様々なキャラクターの消火栓を紹介してきたが、今回は何というか、中途半端な失敗作の紹介である。
ちなみにこれまでの消火栓紹介記事は以下の通りだ。初めての方は是非最初からご覧いただきたい。筆者のこの珍妙なコレクションには同士が少ないので、熱く語れる同士を募集中だ。
第1回「基礎編」
第2回「キャラクター編」
第3回「謎のキャラ編」
今回紹介する華麗なる失敗作も、全てバインヴィル・アム・ゼー(Beinwil am See)という街で採集したものである。この街、消火栓に関してだけ言えば面白すぎる街である。
さて、今回紹介する最初の作品はこちら!
2番目の作品はこちらだ!
カラーリングにもセンスが感じられない。ただ3色に塗り分けただけである。これではいかん。
筆者がもっとも憤りを感じているのは、この消火栓の独特の形状を全く生かしていないことにある。よく見て欲しい。この消火栓には両手の部分だけでなくて、腹部にも採水できる弁があるのだ。この腹部の水道栓からは波動砲クラスのビームが発射されそうではないか。ガンダム通の諸君にはサイコガンダムの腹部からのビームと言ったほうが分かりやすいかもしれない。これを生かさないとは何事か。この形状の消火栓は比較的稀なのである。それゆえに惜しい。作者にはやり直しを命じたい。
しかしこの消火栓も右手の蓋が外れてしまっている。どうやら消火栓アートの描き方と使用方法には比例するものがありそうだ。大事に使わない者は描き方もいい加減である。
・・・今回はこれでおしまいである。失敗作ゆえ2体しかない。これは幸運と思うべきであろう。
今回も辛口批評になってしまった。筆者の心は何故か荒んできているのか?このような筆者を和ませてくれる温かいコメント・メールを期待してやまない。