妄想記事「ロシアンルーレット」?
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実はある日のハイキングの途中で立ち寄ったカフェでこんなものを見かけた。

このルーレット、自己主張の強いこちらの人々に受け入れられているのかどうかは謎だが、優柔不断な人が比較的多いと思われる日本では受けるかもしれない。大体、日本人が他人と同じものを注文することが多いのは有名である。
そうならばいっそのこと、メニューはルーレットでしか決められないレストランを作ってみてはどうだろうか?優柔不断な方にはもってこいだ。大体、頑固親父がマスターでメニューを選べない料理屋や、食べ方に注文をつける料理屋だって日本では美味しければ流行っているではないか。味が良ければ何とかなるはずだ。
・・・ということで、以下は筆者の妄想である。こんなレストランは如何か?
エントリーNo. 1:「ファミリーレストラン『ロシアンルーレット』」
・・・お客が選べるのは「麺類、肉料理、魚料理、卵料理、ご飯もの」などのおおまかなカテゴリのみ。あとは電子ルーレットでメニューが決まってしまう。もっと懲りたければ、決まったメニューは持ってくるまでわからないようにしてもよい。ルーレットの出目確率を把握しておけば、材料の仕入れに無駄が出ないというレストラン側の利点もある。
エントリーNo. 2:「回転すしチェーン『ロシアンルーレット』」
・・・寿司は回転しているが、コンベアーの部分は黒く覆ってあるので、どの寿司がどこを流れているのかは見えない。お客は頃合を見計らってテーブルのボタンを押すと、その時点で流れてきた寿司が1つ出てくる。ちなみに1皿の値段は全て同じ。もちろん赤だしやデザートも流しておくので、いきなり赤だしやプリンが出てくる可能性もあってスリル満点。最後に赤だしが飲みたい方は、出てくるまでボタンを押す可能性もあるので売り上げ倍増?
こんなものが本当に流行るかどうかは疑問だが、「当たり」を入れておけば結構客も来るのではないか。例えばファミレスのルーレットには「東京フレンドパーク」のようにパジェロを、また回転寿司のコンベアにはロレックスの時計の1つでも流しておけば、それら目当てに客が集まらないか?
・・・やっぱり駄目だろうか?誰か試してみないか?これでささやかなアイデア料でももらえれば、筆者は大金持ちになる可能性だってある。本日の最高気温が零度のチューリッヒでも、筆者の心はこんなアホな妄想でホクホクなのだ。
・・・今回もアホな記事だった。こんな些細な幸せに逃げ込んでいる筆者を本当に幸せにしてくれるようなコメント・メールをお待ちしている。