2004年 11月 01日
スイスマイナー旅行記番外編 -ローザンヌ&モントルー編-
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今回も旅行記である。
先週からフランス語圏のメジャーな街をおかしな角度から紹介しているコーナー、今回はその番外編の最終回である。次からはマイナーな街に戻る。マイナーフェチの方(そんな人はいるのか?)、しばし待たれよ。
さて、今回紹介するのは「ローザンヌ(Lausanne)&モントルー(Montreux)」である。以下の筆者の駄文以外にまともな情報が欲しい方は「こちら」をクリックされよ。
筆者はジュネーブから移動してまずはローザンヌに降り立った。この街は、なんというか、坂の多い街だ。レマン湖へ向かって降り立つ斜面の上に街があるのだ。体力のない筆者には応える。ダイエットには最適の街かもしれない。ちなみにその丘の上の旧市街から眺めたローザンヌの街はこんな感じだ。
筆者は旧市街散策を終えた後、湖畔に移動した。湖畔はいい。なんといっても坂がない。そこで筆者は分不相応なホテルに投宿した。
そのホテルはこれだ!
これはウシー城とよばれる古城の内部を改装してできたホテルだ。外見はとても筆者なぞが宿泊できるホテルとは思えない荘厳さだ。だが安心されよ。部屋はそうはたいしたことはないし、料金も普通だ。格好から入る筆者には最適のホテルだ。でもレストランは雰囲気があってよろしかったぞ。お勧めである。
さて、たっぷりと王侯気分を満喫した後は、湖畔をブラブラした。この湖畔にはこのようなオリンピック博物館がある。
実はどこかに筆者が隠れていたりするのだが、無理に探さなくてよろしい。この記事は「ウォーリーを探せ!」のコーナーではない。
この博物館もまぁまぁ楽しかった。下にある東京オリンピック関係の展示もあったし、
このような聖火っぽいものまである。
しかし、何故か入り口には一見オリンピックとは無関係のモニュメントがあった。実はこれがローザンヌでの筆者の一番のお気に入りだ。
・・・これは何を表現しているのであろうか?オリンピックにちなんでいるのだろうか?まあそんなことはどっちでもよい。筆者はこのモニュメントから滲み出ている悲哀感、そして何故か同時に出ているひょうきんさが大好きだ。筆者もこのような人間になりたい。男性の哀愁を漂わせながらもどこかひょうきんな男に、である。ひょうきんさには自信はあるのだが、哀愁には自信はないのだ。
筆者は次にモントルーへと移動した。
ここはスイスのリヴィエラ、と評されるほどの街だ。と言っても、筆者は本物のリヴィエラを知らないからよくはわからん。まぁ、なんというか、立派な保養地だ。筆者はこのようなモニュメントに気を取られつつも、王侯気分に浸った。
・・・これは確かプレスリーの像だったっけ?というくらいいい加減にしか覚えていないが、とにかくここはジャズフェスティバルが開かれているような街なのだ。
次に筆者はモントルーに程近いシヨン城へと足を伸ばした。
この城はレマン湖に浮かんでいるように見える大変素晴らしい古城だ。詩人バイロン作の「シヨン城の囚人」でつとに有名なのだ。
もちろん筆者は内部も見学した。内部の写真も撮るには撮ったが、中は暗かった。夜景モードを活用したのだが、ぶれまくった。お陰でここで公開できるような写真は皆無なのだ。
・・・以上でモントルーの紹介はおしまいである。えっ?これだけかよ?と突っ込まれた諸君、筆者だってたまにはまともな旅行記も書くのだ。
しかし、である。例によって無知で無能な筆者はモントルーでもやってしまった。大失敗をしたのだ。あやうく警察のお世話になるところだった。
実は筆者はモントルーでカフェに入った。そこで生理現象に襲われたので、筆者はトイレへと向かったのだが・・・。
実はこのカフェのトイレ、ちゃんとフランス語で「男性」「女性」と書いてはいた。筆者はドイツ語は不自由だが、フランス語になると皆目見当もつかない。ドアの色は「青」と「ピンク」であった。尿意に急かされた筆者は、愚息である「甘えん坊将軍」をつかみ出す勢いで「青いドア」をこじ開けた。
・・・そこで品の良いおばあさまと遭遇してしまった。筆者の頭は真っ白になってしまった。えっ?ここはどこだ? あわてて外に出た。
そう、その「青いドア」は女子トイレのドアだったのである。
「青」と「ピンク」だぞ。どう考えても青が男子トイレではないか。こう思うのは筆者だけか?
筆者はおばあさまに満面のジャパニーズスマイルを浮かべながらも、大慌てでピンクのドアに突入した。
おばあさまはいい人だった。筆者の単純ミスだと思ってくれたようだ。慌てて「甘えん坊将軍」を開陳しなくて助かった。開陳していれば最後、筆者は刑務所行きだったであろう。
くそぅ、あのカフェにしてやられた。読者の皆さん、トイレは色だけでは判断しない方がいい。
先週からフランス語圏のメジャーな街をおかしな角度から紹介しているコーナー、今回はその番外編の最終回である。次からはマイナーな街に戻る。マイナーフェチの方(そんな人はいるのか?)、しばし待たれよ。
さて、今回紹介するのは「ローザンヌ(Lausanne)&モントルー(Montreux)」である。以下の筆者の駄文以外にまともな情報が欲しい方は「こちら」をクリックされよ。
筆者はジュネーブから移動してまずはローザンヌに降り立った。この街は、なんというか、坂の多い街だ。レマン湖へ向かって降り立つ斜面の上に街があるのだ。体力のない筆者には応える。ダイエットには最適の街かもしれない。ちなみにその丘の上の旧市街から眺めたローザンヌの街はこんな感じだ。
そのホテルはこれだ!
さて、たっぷりと王侯気分を満喫した後は、湖畔をブラブラした。この湖畔にはこのようなオリンピック博物館がある。
この博物館もまぁまぁ楽しかった。下にある東京オリンピック関係の展示もあったし、
筆者は次にモントルーへと移動した。
ここはスイスのリヴィエラ、と評されるほどの街だ。と言っても、筆者は本物のリヴィエラを知らないからよくはわからん。まぁ、なんというか、立派な保養地だ。筆者はこのようなモニュメントに気を取られつつも、王侯気分に浸った。
次に筆者はモントルーに程近いシヨン城へと足を伸ばした。
もちろん筆者は内部も見学した。内部の写真も撮るには撮ったが、中は暗かった。夜景モードを活用したのだが、ぶれまくった。お陰でここで公開できるような写真は皆無なのだ。
・・・以上でモントルーの紹介はおしまいである。えっ?これだけかよ?と突っ込まれた諸君、筆者だってたまにはまともな旅行記も書くのだ。
しかし、である。例によって無知で無能な筆者はモントルーでもやってしまった。大失敗をしたのだ。あやうく警察のお世話になるところだった。
実は筆者はモントルーでカフェに入った。そこで生理現象に襲われたので、筆者はトイレへと向かったのだが・・・。
実はこのカフェのトイレ、ちゃんとフランス語で「男性」「女性」と書いてはいた。筆者はドイツ語は不自由だが、フランス語になると皆目見当もつかない。ドアの色は「青」と「ピンク」であった。尿意に急かされた筆者は、愚息である「甘えん坊将軍」をつかみ出す勢いで「青いドア」をこじ開けた。
・・・そこで品の良いおばあさまと遭遇してしまった。筆者の頭は真っ白になってしまった。えっ?ここはどこだ? あわてて外に出た。
そう、その「青いドア」は女子トイレのドアだったのである。
「青」と「ピンク」だぞ。どう考えても青が男子トイレではないか。こう思うのは筆者だけか?
筆者はおばあさまに満面のジャパニーズスマイルを浮かべながらも、大慌てでピンクのドアに突入した。
おばあさまはいい人だった。筆者の単純ミスだと思ってくれたようだ。慌てて「甘えん坊将軍」を開陳しなくて助かった。開陳していれば最後、筆者は刑務所行きだったであろう。
くそぅ、あのカフェにしてやられた。読者の皆さん、トイレは色だけでは判断しない方がいい。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2004-11-01 21:48
| スイスマイナー旅行記