【スイスの消火栓 怒涛のペイントアート編その37】
|
・・・というわけで、ここ2回と変わらぬ呼び掛けとともにお送りするのは、金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
もう皆さんすっかりお忘れではあろうが、このコーナーでは・・・
・・・を前回の記事から紹介している最中だったのだ。まぁ、これだけ間が空いたので、実は筆者ですら忘れていたのではあるが。
前回の記事でも出てきたのだが、「スイスの伝統的な民族衣装」といえば次のトゥルベンタールの消火栓が着ているような服装なのである。
・・・そう、「赤いベストに黄色いズボン」が基本なのだ。残念ながらやや剥げたうえに錆びてしまっているのだが、それでも味わい深いことこそ伝統の力であろう。
これに対し、より高貴でゴージャスな伝統衣装を身に纏っているのが、こちらのライネックの消火栓である。
・・・なんといってもポイントが高いのは「紺青のローブ」なのだ。赤い縁取りまでされているではないか。おまけにこの頭部を御覧あれ。妙に低い位置、まるで首から下に顔があるように見えるのだが、これによって首から上全てを「真紅の帽子」に見立てているのである。この帽子の背の高さ、まさしく高貴でゴージャスとは言えまいか。
なにはともあれ、彼は「王侯貴族の一員」に違いないのだ。絶対にお城の1つや2つは持っているはずである。「何をアホな・・・」と思われた皆さん、ならば彼の周囲をとくと御覧いただきたい。そう、彼の背後には・・・
・・・これ、実は普通の民家の玄関先の塀にデコレーションされていたものなのだが、ある意味こちらの方がビックリである。
酒池肉林の竜宮城に住みたい筆者に呆れてしまった貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、伝統とも高貴さとも関係がないようです・・・。というわけで、バスローブに憧れている貴方も、色のセンスが悪いな・・・と思ってしまった貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、貴方にも日本の伝統衣装である「着物」を纏ってもらいます。そしてもちろん、「”あ~れ~”の刑」に処すのです。