【はて、ここは何屋でござる? Vol. 26】
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お店の軒先に掛かっているクラシックでアーティスティックな看板たちを紹介しているこのコーナー、今回はものすごくマニアックで偏った分類を試みてみたい。そう、今回お届けするのは、ここまで細分化してしまっていいのか、というほどのテーマ、すなわち・・・
・・・なのだ。どうしてこんなマニアックなテーマの看板ネタが集まってしまったのかは筆者にも定かではないが、ネタが集まったということは、マニアックでなく逆にメジャーであることの証かもしれない。
よく考えてみれば、これまでにも既にツークでケーキを持っている看板を紹介していたのであった。
・・・自信満々の顔で差し出されているこちらの「ナッツケーキ」なのだが、スポンジ系のケーキには興味がないせいか、筆者には全く美味そうに見えない。どうもパサパサ系は苦手なのである。
とは言え、キュスナハト・アム・リギで見かけたこちらの看板のケーキも・・・
・・・いくらクリームがたっぷりそうだとしても、やっぱり美味しそうではない。このテーマでこんなことを言ってしまうのもなんなのだが、そもそも喰えそうなケーキに見えないではないか。ひょっとすると、ケーキですらないのかもしれない。しかしまぁ、先のツークのコックさんは完全なオッサンだったが、こちらのコックさんは妙にひょうきんだな。
上の2つの看板を見てもらえればお分かりのように、ケーキを持つのはコックさんと相場が決まっているのだが、フランスのアヌシーで発見した次の看板はこの先入観を打破していたのだ。
ただしこれ、明らかに持つ人を間違えているような気がするのだが、皆様はどうお感じになられるであろうか?
・・・先の2つの看板に較べると、ケーキがでかくて美味そうに思えたことは認める。しかし、である。なんでこんな「脳天気な貴族さん」がケーキを持っているのだ?ヘンにウキウキしているところが逆にアヤシイではないか。この貴族さん、どうも右手には「やり」のようなものを持っているような気がするのだが、ひょっとしてこの人は・・・
・・・だとすれば、「プラダを着た悪魔」ならぬ「ケーキを持った悪魔」だな。きっとアブナイ薬でも仕込んであるにちがいない。
プラダには縁も所縁もない筆者と知己になっても旨みはないな・・・と考えた現実的な貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、ケーキというかパイを顔面に投げつけられたような位置付けかも・・・。というわけで、ケーキでなら毒殺されてもいいというほど甘味好きな貴方も、プラダをもらっても死にたくはないブランド好きの貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方にケーキを差し入れします。もちろん、媚薬がタップリのやつを。