【はて、ここは何屋でござる? Vol. 21】
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お店の軒先に掛かっているクラシックでアーティスティックな看板たちを紹介しているこのコーナーだが、今回もある四足動物に注目してみようではないか。ここのところ、このコーナーでは「ウシさん看板」と「おウマさん看板」をお届けしてきたが、「ウマ」とくれば、今回は・・・
・・・を紹介せざるをえまい。「馬鹿」という単語まであるように、「馬」とくれば「鹿」と相場が決まっているのだ。
そんな強引な論法はさておき、まずはチューリッヒで見かけたシカさん看板からご覧いただきたい。
・・・こちらはやたらと華美なシカさんである。何といっても金色に光輝いているうえに、バラの花に囲まれているのだ。まさしく「シカさん界のセレブ」と言えるであろう。
その余裕からくるのか、ポーズ自体は四足とも地面に着けているという落ち着いたものである。さすがにセレブははしゃがないらしい。しかし、だ。普通のシカさんは前回のおウマさん同様にとにかく暴れている(?)のだ。
その典型的な例がこちらのルツェルンの看板である。
・・・色合いは渋く歴史を感じさせる作品なのだが、どうもシカさんは「はしゃぎすぎ」のようだ。視線など殆ど真上を向いているではないか。
これが例外でないことは、次のアッペンツェルの看板を見れば御理解いただけよう。
・・・はしゃぎっぷりは先ほどのものでもないが、こちらのシカはとにかく角が立派なのだ。こんな角で暴れられたら筆者などひとたまりもあるまい。
この看板、実はシカさん以外にも注目すべき点がある。皆も既にお気付きとは思うが、シカの下に「ヘンな標識っぽいモノ」がぶら下がっているのだ。標識の中には何も描いていないと思いきや、何故か透明っぽい丸いものが3つ散りばめられているのである。うーむ、ひょっとしてこの標識は・・・
・・・という意味だったりするのだろうか?
「シャボン玉が飛び出しても別にどうってことはないやん・・・」と思ってしまった現実的な貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログも、シャボン玉のように儚い命のようです・・・。というわけで、シカといえば可愛い「バンビちゃん」のイメージがある貴方も、奈良公園でシカに襲われたことのある貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方を自前の角で突っつきます。あ、「シカト」はしないでね。