【はて、ここは何屋でござる? Vol. 20】
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お店の軒先に掛かっているクラシックでアーティスティックな看板たちを紹介しているこのコーナー、今回もある動物に注目してみたい。前々回は「ウシさん看板」をお届けしたが、今回のテーマも、ウシさんによく似た四足動物である・・・
・・・なのだ。皆も覚えておられるように、ウシさんの場合はどっしりと4本の足を地面につけているのが普通なのだが、おウマさんは違うのである。躍動感を出すためなのか、実はどのおウマさんも似たようなポーズをとっているのだ。
その典型的な例がアーラウで見かけたこちらの看板である。
・・・この作品からも分かるように、看板のおウマさんの典型的なポーズとは「前足を上げている姿勢」なのだ。気が荒そうで、いかにも走り出しそうな雰囲気ではないか。
上のおウマさんの場合は片足だったが、これがもっとひどくなったのがこちらのヴォーレンの看板である。
・・・そう、このおウマさんは両前足を高々と上げているのだ。ほとんど暴れ馬である。でもまぁ、その割には表情が穏やかというか、まるでメリーゴーランドのようなほのぼのさを感じてしまう不思議な作品だな。顔も穏やかというよりは、なにか別世界にイッちゃってるようにも見えるが。
そして本日最後に紹介する作品は、このポーズが行き過ぎてワケが分からなくなってしまったヴィンタートゥアーの看板なのだ。
・・・いや、前足を高く掲げたいのはよく分かるのだが、ここまで来ると「おウマさんの躍動感」とは別種のモノになってしまった気がする。だってそうだろう。これは「今にも走り出しそう」というよりも・・・
・・・な雰囲気ではないか。まるで「ゾンビ」のようなポージングとしか思えないぞ。
実は最後の作品がウマかどうかに自信がない筆者を勇気付けたい貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログも、無理に前足を上げすぎてひっくり返っているかのよう・・・。というわけで、筆者同様競馬の大ファンである貴方も、競馬よりは馬刺しがお好きな貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方をアヤシクいななかせます。あ、でも後ろ足では蹴飛ばさないで!?