【萎縮する”非常口ピクトさん”たち】
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今回は筆者がこだわり続けているアノ「標識・看板シリーズ」なのだ。そして今回取り上げるのは、タイトルからもお分かりのように・・・
・・・全世界中でお馴染みの・・・
・・・なのである。ちなみに上の写真の下の言葉や数値の意味が知りたい方はこちらの過去記事を読んでくれたまえ。
筆者の職場では左のような縮こまって萎縮しているピクトさんと右のように伸びやかに走っているピクトさんがいるのだが、スイスのスタンダードは右の「伸びやかタイプ」かもしれない。その証拠に、この伸びやかピクトさんは・・・
・・・スイスの空の玄関口であるチューリッヒ国際空港で「彫刻」になってしまっているのだ。しかしこんな立体的なピクトさんは初めて見たぞ。
スイス以外でも、スコットランドのエジンバラで見かけた非常口ピクトさんも「伸びやかタイプ」だった。
・・・ただ、「腕の形」は上に挙げたスイス物と微妙に異なるようである。走っているというよりは今にも飛び込みそうな雰囲気すら感じる。
ところがこれがイタリアになると事情が違ってくるのだ。どうもあの左の「萎縮タイプ」がスタンダードのようなのである。あの陽気な国イタリアが、逃げるとなると急にビビって縮こまってしまうのだ。
例えばミラノの地下鉄にいたこちらの非常口ピクトさんをご覧いただきたい。
・・・このように見事に萎縮しているではないか。非常口までの距離のなんと遠いことか。慌てふためいている様子が手に取るように分かる。
同じくミラノのデパートでも、萎縮したピクトさんが逃げまどっていた。
・・・向きこそ違うものの、これも上の地下鉄モノと同じ姿勢である。ただ、アップで見てみると・・・
・・・あまりに気が急いているせいなのか・・・
・・・いくら焦っているとはいえ、首は外れないように心がけたいものだ。
「首が脱臼したら命はないだろうに・・・」と心配してしまった優しい貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログの順位も、何かに遠慮して完全に萎縮している模様・・・。というわけで、夕陽に向かって走ったことのある貴方も、何かから逃げまどっている貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方をすっぽ抜けないようにしっかりと嵌めます。何をどこにハメるのかは秘密です。