【はて、ここは何屋でござる? Vol. 17】
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昨日も人形看板の記事をお届けしたばかりなのでややこしいのだが、こちらはお店の軒先に掛かっているクラシックでアーティスティックな看板たちを紹介するコーナーなのだ。
早くも17回目を迎えてしまったこのコーナー、今回はお店の種類にこだわってみたい。ということで、今回のテーマは・・・
・・・なのである。「ベーカリー」や「コンフェクショナリー」と言い換えてもいい。実はこれらの違いがサッパリ分かっていない筆者なのだが、まぁ雰囲気だけでも掴んでいただければそれでいいのだ。
この「パン屋看板」たち、実はちょっとした共通の特徴があるように思える。例えば以前にも紹介したアッペンツェルのこちらの看板をご覧いただきたい。
・・・そう、美味そうなプレッツェルがぶら下げられた看板である。その色といい立体的な造形といいかなりリアルなのだ。そう、実はパン屋の看板には・・・
・・・が多かったりするのである。
それはヴォーレンで発見したこちらの看板をご覧いただければお分かりになるであろう。
・・・これはさらに複雑な造形でリアルさを目指した巨大な「サンドウィッチ」看板なのだ。ちゃんとサラミやらゆで卵やら野菜も顔を見せているではないか。でもまぁ、こっちのサンドウィッチはあんまり美味しくないので個人的にはちっとも食欲をそそられないのではあるが。
いくらリアルとはいえ、これはその大きさや配置の向きからも明らかに作り物と分かる作品である。でも今回最後に紹介する次の看板は、これを遥かに凌駕するほどリアルな看板なのだ。
そのアーラウで遭遇した看板はこちらなのである。
・・・そう、まるで本物と見間違うほどのフランスパンが吊り下げられているのだ。いや、ひょっとすると・・・
・・・うーむ、誰かアーラウまで行って1本失敬拝借してくれないだろうか?そして本物かどうか確かめてくれ!
やっぱりパン屋はリアルに食欲をそそった方が儲かるのかもしれないな、うーむ、しかしこっちのレストランには料理のイミテーションはおろかメニューに料理の写真もないのが普通だというのに。
こんな筆者を別の意味でそそってみたい貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、誰の興味もそそっていない模様・・・。というわけで、急にパンを食べたくなってしまった貴方も、表面が硬いパンは苦手な貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方を鎖で吊るします。あ、これだとハードなエ○エムに・・・。