【”HAMULTANG MYUN”は一体どんなラーメンなのか?】
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何がスイスなのか、何がグルメなのかと問い詰められると困ってしまうこのコーナーだが、今回も懲りずに「スイスで手に入る”インスタント袋麺”の試食記」のサブコーナーをお届けしてみたい。
インスタント袋麺を選ぶ際には、やはり「パッケージ」の力が大きい。皆さんも、そこに書かれている情報やら写真から、どんな特徴があるのか、どんな味がしそうなのか、を考えながら選ぶであろう。そしてこの想像の段階が結構楽しかったりするのだ。
しかし、である。妄想力旺盛な筆者も、さすがに今回の袋麺にだけは困ってしまったのだ。選ぶ際にも非常に勇気が要ったのである。その問題のラーメン(?)はこちらなのだ。
・・・これ、韓国は農心(ノンシン)社製の「HAMULTANG MYUN」という製品なのだが、インスタント袋麺であるという以外の情報はどこにも書いていないのである。おそらくはこの韓国語かもしれない商品名が全てを表しているのだろうが、韓国語が全く分からない筆者には謎だらけだったのだ。
参考になるのは写真だけである。海の幸がトッピングされているから、「海鮮ラーメン」なのかもしれない。でもスープは若干赤みを帯びている程度か。例によって辛いのかもしれない。とにかく、これ以上は何も分からないので避けてきたこのラーメン、ネタ切れの危機に瀕してしまった筆者は勝って食べざるを得なくなってしまったのである。
ちなみに裏面を見てみても・・・
・・・作り方が分かるくらいだった。
不安にさいなまれた筆者は、中身を確認してもみたのだが・・・
・・・やや太目の麺であること、乾燥具材はありふれたもの、という以外のことは分からなかったのだ。ますます不安が募るではないか。
これはもう、作ってみるしかあるまい。
・・・粉末スープの色はかなり刺激的である。具材に関しても、海鮮らしさを感じさせるのはワカメだけだった。うーむ、これはいったいどんなラーメンなのだ?
こうした得体の知れない不安と戦いつつ出来上がったのがこちらのラーメンである。
・・・麺はストレートな適度の太麺、スープは濃厚そう、というのが第一印象か。具材は膨らんだワカメ以外は殆ど目につかない。結構きつい味なのだろうか?
・・・ズルズルッ・・・ ぁ、あぁっ!?
や、やっぱり辛ぇ~~っ!!!
・・・か、辛すぎてそれ以上は分かりません・・・
・・・と、とにかく辛い。旨みもあったのかもしれないが、辛すぎて分からない。ネットで調べたところによると、これはやはり「シーフードラーメン」だったらしいのだが、それを感じたのはワカメを口に含んだときだけだった。しかしまぁ、これくらい辛いと筆者の閾値を超えてしまっているので、あの「辛ラーメン」とどちらが辛いかなど比較もできないのだ。
それはさておき、これくらい刺激的なスープだと、あまりスープに絡まないストレートな太麺で正解であろう。縮れた細面なら辛さも倍増に違いない。とは言え、根が貧乏性の筆者は・・・
・・・辛い、辛いと言いつつも・・・
・・・こんな筆者の噴き出す汗を拭ってみたくなった優しい貴方からのコメント・メール・お誘い・貢物などを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、刺激的でもなんでもない模様・・・。というわけで、シーフードがお好きな貴方も、ラーメンのスープは思わず飲み干してしまう貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者のストレートな太麺を貴方に絡めます。とは言え、実はちょっと凸凹していて曲がってるんだがな!