【スイスマイナー旅行記英国編 湖水地方を訪ねて・後編】
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今回は昨日の予告通り、昨夏の英国旅行で訪れた「湖水地方」の探訪記の後編なのだ。あのガイドさんに案内してもらったこのツアー、前半のハイライトは「ビアトリクス・ポター女史」だったのだが、後半の主人公は、あの・・・
・・・彼の詩などは全く読んだことのない筆者なのだが、巡ってしまったものはしょうがない。そして彼の史跡を訪ねるツアーには、「いかにもパック旅行」という結末が待ち受けていたのだ。今回はその驚愕のゴールを楽しんでいただければ幸いである。いや、ここまで盛り上げるほどの結末ではないのだが。
あのホークスヘッドで昼食休憩を楽しんだ筆者たちは、観光バスでライダル・マウントへと向かった。グラスミアに程近いこの場所では、こんな観光スポットが我々を出迎えてくれたのである。
・・・そう、この閑静な地には木々に囲まれた「ワーズワースの家」があるのだ。
ここでしっかり内部を拝見・・・というわけにもいかず、外観だけを楽しんだ筆者たちは、ここを起点としてグラスミアまでのハイキングに出発したのである。
・・・グラスミア湖に沿ったこのハイキングはなかなか気持ちが良い。アップダウンも少なく、全行程はゆっくり歩いても1時間半ほどだった。
そしてグラスミアの街の外れに到着していた我々を待っていたのは・・・
・・・そう、今度は「ダヴ・コテージ」と呼ばれるワーズワースの家だったのだ。簡単に言うと、ワーズワースの家から家まで歩いたのである。しかし有名人も大変だな。住んでた家が全部史跡になってしまうのだから。
ここには史料館みたいなものも併設されているのだが、時間がない我々はまたまた外観とトイレ休憩を楽しんだだけだった。「中に入れば入浴剤入りのお風呂が楽しめるかもしれないのに・・・」などと考えてもみたのだが、いくら「ダヴ・コテージ」という名前だからといってそんわワケはあるまい。
ハイキングの終着点はここだったが、我々のツアーの真のゴールはここではない。結局このまま歩いてグラスミアの街中に突入した我々は・・・
・・・思ったよりも地味な「ワーズワースさんのお墓」がある墓地を横切って、ようやく目指す最終目的地に辿り着いたのだ。
その衝撃のゴール(?)はこちらだったのである。
・・・そう、この街名物の「ジンジャーブレッド屋さん」だったのだ。この小さなお店に案内されてしまった筆者、別に買わなくてもよかったのだが、並んでまでして買ってしまった。そしてその場で喰ってしまった。味はそれなりにまあまあだった。何か悪いか。
要するに根が単純な筆者を買い喰いしてみたい貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログのゴールは、どうも遥か下にある模様・・・。というわけで、サラおばさんって誰?と思ってしまった貴方も、ジンジャーブレッドを食べたくなった貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方に向かってゴールを決めます。発射準備完了、ロックオン!?