2006年 11月 17日
【スイスの消火栓 -怒涛のペイントアート編その20-】
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さて、皆さん・・・
~迂闊に手は出せない消火栓の世界へようこそ~
・・・というわけで、結構意味深な呼び掛けとともにお送りするのは、金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、「怒涛のペイントアート編」の記念すべき第20回目となる今回は、ある街で発見したペイントアートものを紹介していきたい。それはどこの街かというと・・・
「”ローテントゥルム”の消火栓たち」
・・・なのだ。そしてこの意味深な呼び掛けの意味は、最後に明らかになるのである。
このローテントゥルムの消火栓たちには2つの特徴がある。皆さんは次の消火栓からその特徴が読み取れるであろうか?
1つはすぐに分かりますね
・・・そう、以前にも紹介したことがあるので覚えておられる方もおられると思うが、ここの消火栓は何故か全て「筒を持っている」のである。
いや、正確には「持っている」のではない。実は・・・
「首輪」が見えますよね?
・・・首に括りつけられているのだ。新たなお洒落なのか?
おそらくここには長い棒が通されるのではないだろうか。そう、積雪で消火栓が埋まってしまってもその位置が分かるように。長い棒を持った消火栓はスイスでも積雪の多い地域によく見られるものなのである。
そしてもう1つの特徴は、こちらの消火栓を見ていただければ分かるのではないだろうか?
何かが上の消火栓と共通していると思いませんか?
でもこの首輪じゃないですよ
・・・ここでは上着(?)のデザインに注目してもらいたい。そう、ここのペイントアートもの、何故か「紅白の縞模様」の上着を着ているのだ。
これが偶然でないことは、次の消火栓を見てもらえれば自明であろう。
これ、前向きなのか後ろ向きか分かりますか?
・・・そう、ズボンが可愛いこの消火栓も、やっぱり紅白縞模様の上着だったりするのである。そう、やたらと「おめでたい模様」なのだ。
ひょっとしてこの縞模様はここのゲマインデの旗のデザインだったりするのか?と思って調べてみたのだが、どうやらここの旗は地元の城を表しているようである。ただ、旗に描かれた城が白い壁に赤い屋根なので、あながちこの推測も間違ってはいないのかもしれない。
この消火栓、服のデザインから考えるとどう見てもこちらが「前」なのだが、騙されてはいけない。実は彼の顔はこの裏側についているのだ!
な、なんちゅう顔つきなんや・・・
・・・相手をからかっている、というか、何か人を思いっきりバカにしたような顔つきなのだが、きっとこれには訳があるのである。というのも、筒を持ったここの消火栓たちは文字通り「つつもたせ」、これは漢字で書くと「美人局」なのだ。そしてこの言葉の意味は、大辞泉によると・・・
・・・だったりするのである。こんな表情なのも当然なのだ。
というわけで、男性の皆さん・・・
ローテントゥルムで女性に誘惑されたら注意するように!
・・・そう、いい雰囲気になったところでこんな消火栓が強請に割り込んでくるのは必至だからである。迂闊に手が出せないのにはこういう理由があるのだ。
残念ながら全く誘惑されなかった貧乏丸出しの筆者を誘惑してみたい貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、おめでたい位置からは程遠い模様・・・。というわけで、紅白縞模様はダサいと思ってしまった貴方も、誘惑されて痛い目にあったことのある貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、貴方にも筆者の”筒”を持たせます。持っていると大きくなるかも?
・・・というわけで、結構意味深な呼び掛けとともにお送りするのは、金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、「怒涛のペイントアート編」の記念すべき第20回目となる今回は、ある街で発見したペイントアートものを紹介していきたい。それはどこの街かというと・・・
・・・なのだ。そしてこの意味深な呼び掛けの意味は、最後に明らかになるのである。
このローテントゥルムの消火栓たちには2つの特徴がある。皆さんは次の消火栓からその特徴が読み取れるであろうか?
・・・そう、以前にも紹介したことがあるので覚えておられる方もおられると思うが、ここの消火栓は何故か全て「筒を持っている」のである。
いや、正確には「持っている」のではない。実は・・・
・・・首に括りつけられているのだ。新たなお洒落なのか?
おそらくここには長い棒が通されるのではないだろうか。そう、積雪で消火栓が埋まってしまってもその位置が分かるように。長い棒を持った消火栓はスイスでも積雪の多い地域によく見られるものなのである。
そしてもう1つの特徴は、こちらの消火栓を見ていただければ分かるのではないだろうか?
・・・ここでは上着(?)のデザインに注目してもらいたい。そう、ここのペイントアートもの、何故か「紅白の縞模様」の上着を着ているのだ。
これが偶然でないことは、次の消火栓を見てもらえれば自明であろう。
・・・そう、ズボンが可愛いこの消火栓も、やっぱり紅白縞模様の上着だったりするのである。そう、やたらと「おめでたい模様」なのだ。
ひょっとしてこの縞模様はここのゲマインデの旗のデザインだったりするのか?と思って調べてみたのだが、どうやらここの旗は地元の城を表しているようである。ただ、旗に描かれた城が白い壁に赤い屋根なので、あながちこの推測も間違ってはいないのかもしれない。
この消火栓、服のデザインから考えるとどう見てもこちらが「前」なのだが、騙されてはいけない。実は彼の顔はこの裏側についているのだ!
・・・相手をからかっている、というか、何か人を思いっきりバカにしたような顔つきなのだが、きっとこれには訳があるのである。というのも、筒を持ったここの消火栓たちは文字通り「つつもたせ」、これは漢字で書くと「美人局」なのだ。そしてこの言葉の意味は、大辞泉によると・・・
【美人局(つつもたせ)】
男が妻や情婦にほかの男を誘惑させ、それを種に相手の男から金品をゆすりとること。なれあい間男。
・・・だったりするのである。こんな表情なのも当然なのだ。
というわけで、男性の皆さん・・・
・・・そう、いい雰囲気になったところでこんな消火栓が強請に割り込んでくるのは必至だからである。迂闊に手が出せないのにはこういう理由があるのだ。
残念ながら全く誘惑されなかった貧乏丸出しの筆者を誘惑してみたい貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、おめでたい位置からは程遠い模様・・・。というわけで、紅白縞模様はダサいと思ってしまった貴方も、誘惑されて痛い目にあったことのある貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、貴方にも筆者の”筒”を持たせます。持っていると大きくなるかも?
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-11-17 07:34
| スイス消火栓コレクション