【スイスマイナー旅行記番外編 ブレゲンツ編】
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昨日もスイスとは関係のないエジンバラの彫像たちを紹介したばかりだが、実は今回もスイスの旅行記ではない。そう、今回ご紹介したいのは、スイス国境に程近いオーストリアの街「ブレゲンツ(Bregenz)」なのだ。チューリッヒからは特急1本で行くこともできる、ボーデン湖畔の街なのである。
このブレゲンツ、筆者は駅周辺の近代的なところから丘の上にある旧市街へと散策したのだが、何故か行けば行くほど不気味な怖さを感じてしまう街だった。今回はそんな変貌ぶり(?)を楽しんでいただければ幸いだ。
結構有名なので御存知の方も多いと思うが、ここブレゲンツは「湖上オペラ」で知られた街である。駅から湖へ歩くこと約5分、迫力の湖上オペラの舞台が筆者を迎えてくれたのだ。
・・・春から秋にかけて夜の湖上を彩るこのオペラ、残念ながら時間も金もなかった筆者は鑑賞できなかったのだが、それでも雰囲気だけは味わうことができた。開演前はオープンになっているので、フリーで自由に入れるのである。工場地帯が舞台のようだったが、上演時には火炎なんかも噴きそうな雰囲気だった。
その湖上オペラの会場の前庭には、こんなお洒落なモニュメントも。
・・・お婆さんも思わず見入ってしまう「黄金の棒」(こう書くとなんか意味深)、前夜の雨でできてしまった水溜りに夢中の兄ちゃんもたりするが、結構荘厳な雰囲気である。
そして湖とは反対側にある街の中心部では、こんな素敵な市役所(?)も。
・・・と、ここまでは良かったのだ。ここまでは。
その後、筆者は丘の上にある旧市街を目指したのだが、中心部をどんどん離れるごとに雰囲気が不気味になっていったのだ。
まずはこんなモニュメントが筆者の行く手を阻む。
・・・そう、妙に頭でっかち、足でっかちのオッサンが待ち受けていたのである。よく見ると、小さくはあるがちゃんとオッサンの証までぶら下げているではないか。というか、この彫像全体が「オスの証」に見えなくもないのだが・・・。
さらに警察署を通り過ぎた筆者は、こんな建物に目を見張ることになる。
・・・これだけならいいのだが、隣の警察署にはこれと同じ筆致の落書きで「警察なんか糞喰らえ!」みたいな落書きが施してあったりした。うーむ、俄然高まる緊張感。
そして旧市街が間近になると、今度はこんな不健康そうな爺さんたちに遭遇してしまったのだ。
・・・瞑想に耽ったり”くしゃおじさん”っぽい表情をしているのだが、とにかく「顔色が悪すぎ」だ。この先にはいったいどんな不気味なものが待ち受けているというのか。
そして筆者は、ついに辿り着いた旧市街で・・・
・・・霊感薄い筆者でさえ震え上がってしまったモノとは一体何なのか?詳細は明日の続編を待てっ!?
「明日まで引っ張っておいて、どうせたいしたオチとちゃうんやろ?」と冷静に突っ込んでしまった貴方からのコメント・メール・お誘いを心からお待ちしている。いや、実際どうってことないオチだったりするのですが。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、なんの気も放っていないようです・・・。というわけで、湖上オペラを見たくなった貴方も、あのオッサンのは小さいなぁ・・・と思ってしまった貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、今晩筆者が貴方の枕元に立ちます。いろんなところをおっ立てて・・・って、立っているだけではないんでしょうが。