【スイスマイナー旅行記 -ツルツァッハは○○だらけ・第8章-】
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今回はまたまたスイス北部の温泉街である「ツルツァッハ(Zurzach)」の「風呂桶(バスタブ)」を利用したアートを取り上げてみたい。「まだ続くんか・・・」と呆れてしまった方も多かろうが、おそらくはあと2回くらいだ。そこのところはどうかご勘弁いただきたい。
さて、この風呂桶アート、これまでには・・・
第1章「入浴してるトンデモナイ方々」
第2章「トンデモナイ方法で入浴している方々」
第3章「何故か”乗り物”になってしまったバスタブたち」
第4章「”顔ハメ看板”になってしまったバスタブたち」
第5章「入浴もせずにバスタブを彩る方々」
第6章「”珍獣”と化してしまったバスタブたち」
第7章「”花壇”にされてしまったバスタブたち」
・・・というテーマでお送りしてきたが、今回のテーマは・・・
・・・なのである。それも、あの顔ハメ看板や珍獣たちと同じく、バスタブとは全く無関係のものにされてしまっているのだ。もっと言えば、バスタブのあの形を生かしたものでもないのだ。
その典型的な例がこちらである。
・・・おそらくは馬術か何かの飛越障害かと思われるこちらの作品、筆者には中央のバスタブの存在意義がよく分からない。うーむ、馬術の障害の中央に、こんな盛り上がりがあっただろうか?馬が飛越に失敗したときの助けにはなりそうだが・・・。それとも、リンボーダンスのようにくぐってしまわないために設置されているのか?
もっと分からないのがこちらの作品。
・・・これはジグソーパズルになってしまったバスタブなのだ。なぜにバスタブなのかは皆目見当もつかない。もっとぶっちゃけて言えば、これはもはや・・・
・・・たとえピースをきちんと組み込んで完成させても、水漏れすること必至である。
さて、本日最後の作品は、辛うじて風呂桶とは関係があるかもしれないこちらの作品なのだ。
・・・もちろん、これは棺桶ではない。バスタブを2つ組み合わせた中身をよく見てもらうと、歯ブラシやらくしやらクリームやらが入っていることがお分かりであろう。そう、これはきっと「お泊りセット」なのである。そういやこれ、薬局の前にあったような気もする。
この「お泊りセット」、その外見だけで馬鹿にしてはいけない。実はとんでもない優れものなのだ。よく考えてみてくれ。これさえあれば、歯を磨いたり身だしなみを整えたりできるだけでなく・・・
・・・おまけにお湯を抜いてしまえば、寝袋としても使えそうではないか。これなら野外でお泊りも大丈夫だぞ。ただ、最大の欠点は、どう考えても・・・
・・・ドキドキするお泊りなど経験していない筆者を泊めてみたい無謀な貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、飛越障害のごとくいろんなブログに飛び越されているようです・・・。というわけで、実は馬術を嗜んだことのある優雅な貴方も、ジグソーパズルのピースをハメることにハマっている貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者も貴方と楽しみます。「人体ジグソーパズル」を。