2006年 09月 22日
【スイスの消火栓 -周辺状況も楽しもう編その11-】
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さて、皆さん・・・
~意外と働き者の消火栓の世界へようこそ~
・・・というわけで、割と当たり前な呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、既に11回目を数えてしまった「周辺状況も楽しもう編」だが、そのテーマはこの呼び掛けの通り・・・
「健気に働く消火栓たち」
・・・なのだ。
消火栓の働きといえば何と言っても「消火」、まあそこまで行かなくても「水を供給すること」が主な役割のはずなのだが、今回紹介する消火栓たちは違うのである。何故か消火栓にあるまじき労働に勤しんでいると想像させる消火栓たちなのだ。そしてその働きぶりはどことなく寂しげ、侘しげなのである。今回はその仕事の奇天烈さと、彼らが醸し出している「寂寞感」を感じていただければ幸いだ。
まずは貴重な作品を数多く提供してくれている「ももも。殿」が提供してくださったこちらの作品から。
いつも素敵なお写真を感謝しております
・・・これはDachsenで発見された消火栓だそうだが、この腕に括りつけられた紐が何かを連想させる作品である。そう、これ、なんとなく「馬を引いている」ようには見えませぬか?しかもどことなく寂しげな感じが堪らないではないか。
別の意味で哀愁漂うのは、別のコーナーの記事でも紹介したこちらの消火栓。
「な、なんでこんなヘンな奴のアシスタントせなあかんねん・・・」
・・・これはツルツァッハのバスタブアートと並んでいた消火栓。まるでこのマッドサイエンティストみたいなマジシャンのアシスタントを務めているかのようだ。でも良く見ると、この消火栓、サングラスに葉巻という凄い形相なのである。うーむ、あまりに仕事がアホらしくてグレてしまったのか。
お次は見るものの涙を誘わずにはおられない、「周シュナーベル殿」御提供のこちらの作品。
「おー、よしよしよし・・・・♪ね~んねん ころぉ~りよ~♬」
・・・何かのホースが縛り付けてあるテッシンの消火栓なのだが、これ、まるで子守をしているようには見えませぬか? そしてこの力ない首の垂れ方・・・まるで「子守奉公」を連想させるではないか。そう、筆者がこれを見て思い出したのは、あの感動的なドラマ「おしん」だったりしたのだ。これが涙なしで見られるものか。こんな感動的な作品を送ってくださった周シュナーベル殿にはこの場を借りて感謝の意を表したい。
そして最後に紹介するのは、これまた別の意味で寂しすぎるこちらの消火栓である。
「ボク、ペーター!みんな、ついてこいよ~! ・・・あ、あれ?」
・・・これはアッペンツェルで出会った消火栓。多くの牧畜動物を引き連れている、まるで「羊飼いの少年」のような消火栓なのだが・・・
これらの動物、みんなソッポを向いているのだ。
・・・おまけに人間にまでソッポを向かれているのである。皆から無視されても仕事に励む、本当に可哀想な消火栓ではないか。
ここまで無視されるとは、まるで筆者を見ているようだ・・・と思ってしまった貴方からも、コメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログも、皆からソッポを向かれているのですが・・・。というわけで、「おしん」を知らない貴方も、マジシャンに憧れている貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者が貴方を四方から取り囲みます。ソッポを向こうにも向けないように。柔道でいうところの「縦四方固め」みたいな感じで。
・・・というわけで、割と当たり前な呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、既に11回目を数えてしまった「周辺状況も楽しもう編」だが、そのテーマはこの呼び掛けの通り・・・
・・・なのだ。
消火栓の働きといえば何と言っても「消火」、まあそこまで行かなくても「水を供給すること」が主な役割のはずなのだが、今回紹介する消火栓たちは違うのである。何故か消火栓にあるまじき労働に勤しんでいると想像させる消火栓たちなのだ。そしてその働きぶりはどことなく寂しげ、侘しげなのである。今回はその仕事の奇天烈さと、彼らが醸し出している「寂寞感」を感じていただければ幸いだ。
まずは貴重な作品を数多く提供してくれている「ももも。殿」が提供してくださったこちらの作品から。
・・・これはDachsenで発見された消火栓だそうだが、この腕に括りつけられた紐が何かを連想させる作品である。そう、これ、なんとなく「馬を引いている」ようには見えませぬか?しかもどことなく寂しげな感じが堪らないではないか。
別の意味で哀愁漂うのは、別のコーナーの記事でも紹介したこちらの消火栓。
・・・これはツルツァッハのバスタブアートと並んでいた消火栓。まるでこのマッドサイエンティストみたいなマジシャンのアシスタントを務めているかのようだ。でも良く見ると、この消火栓、サングラスに葉巻という凄い形相なのである。うーむ、あまりに仕事がアホらしくてグレてしまったのか。
お次は見るものの涙を誘わずにはおられない、「周シュナーベル殿」御提供のこちらの作品。
・・・何かのホースが縛り付けてあるテッシンの消火栓なのだが、これ、まるで子守をしているようには見えませぬか? そしてこの力ない首の垂れ方・・・まるで「子守奉公」を連想させるではないか。そう、筆者がこれを見て思い出したのは、あの感動的なドラマ「おしん」だったりしたのだ。これが涙なしで見られるものか。こんな感動的な作品を送ってくださった周シュナーベル殿にはこの場を借りて感謝の意を表したい。
そして最後に紹介するのは、これまた別の意味で寂しすぎるこちらの消火栓である。
・・・これはアッペンツェルで出会った消火栓。多くの牧畜動物を引き連れている、まるで「羊飼いの少年」のような消火栓なのだが・・・
・・・おまけに人間にまでソッポを向かれているのである。皆から無視されても仕事に励む、本当に可哀想な消火栓ではないか。
ここまで無視されるとは、まるで筆者を見ているようだ・・・と思ってしまった貴方からも、コメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログも、皆からソッポを向かれているのですが・・・。というわけで、「おしん」を知らない貴方も、マジシャンに憧れている貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者が貴方を四方から取り囲みます。ソッポを向こうにも向けないように。柔道でいうところの「縦四方固め」みたいな感じで。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-09-22 07:12
| スイス消火栓コレクション