【スイスマイナー旅行記 -ツルツァッハは○○だらけ・第3章-】
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ここのところ、何がスイスなのか分からない記事が続いていたが、本日は正真正銘スイスの話題なのだ。そう、スイスの「ツルツァッハ(Zurzach)」という街に展示されていた”あのアートたち”の紹介なのである。その理由は不明なのだが、とにかくこの街は「風呂桶(バスタブ)アート」でごった返しているのだ。
これまでは、「入浴してるトンデモナイ方々」や「トンデモナイ方法で入浴している方々」などをお届けしてきたが、今回は「入浴」からは大きく外れて・・・
を紹介してみたい。まぁ、バスタブも動かないというだけで、ある意味乗り物みたいなものなのだが。
思えば序章の記事でも、船になったバスタブや・・・
ひっくり返して電車にされてしまったバスタブを紹介したが・・・
・・・やはりバスタブは水回りのアイテムだけあって、水関係の乗り物に化ける場合が圧倒的に多い。あの電車はかなり貴重な作品なのである。
例えばこちらは最初の作品同様、「船」になったバスタブ。
・・・手形だらけのマストがお洒落なこちらの船だが、この手形が本物かどうかは怪しい。本物だとしたら、おそらく女性の手が大半を占めているはずだ。
・・・というのも、確か胎児のときの男性ホルモンの影響で、男性の右手の人差し指は薬指より短くなっているのである(2人以上の兄がいる男性では特に顕著)。女性の場合、特に右手では人差し指と薬指の長さは殆ど変わらない。ただし、同性愛傾向にある女性の場合は右手の人差し指が薬指に較べて短くなっている(つまり、より男性化している)とのデータがあるので、女性の皆さんは是非自分の右手をチェックしてもらいたい。
・・・い、いかん。またまた話が逸れた。バスタブの話だった。さて、船になりやすいバスタブなのだが、ちょっと変わった作品もある。
・・・これにもヨットが出てくるのだが、バスタブがヨットになったのではない。バスタブは「海」を表現しているのだ。灯台やカモメまでセットになった雄大な作品なのである。そう、バスタブこそは「海」なのだ(?)。
かと思えば、船なのか何なのか分からない作品もある。
・・・いちおうマストっぽいものは付いているが、ただの日除けなのかもしれない。なんといっても、バスタブの中は砂だらけなのだ。これでは浮かぶまい。うーむ、なにか海岸でもイメージした作品なのだろうか?
こんな乗り物(主に船)の中で、筆者の心を最も捉えたのがこちらの作品。
・・・そう、これはバスタブをひっくり返して「潜水艦」に見立てた作品なのだ。妙にオンボロなのが素晴らしい。よく見ると、スクリューの位置やら潜望鏡の数(なぜか5本もある)が奇妙な気もするのだが、このいい加減さがいいのである。まぁ、5本のうち4本はただの空気取り入れ口かもしれないが、一番潜望鏡っぽいものよりも短いものばかり、というのも設計を激しく間違っている。
またまた話は変わるが、この「潜望鏡」という単語で何かイケナイものを想像してしまったそこの貴方、どうやら筆者と思考回路が同じようである。是非お友達になってもらいたい。なんのことやら訳が分からないそこの純な貴方、筆者がいろいろと教えてあげよう。
何故かバスタブにも目玉をつけたくなってきた筆者を覗いてみたい貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログも、深く深く潜行している模様です・・・。というわけで、お船大好き、潜水艦にも乗ってみたい貴方も、船酔いしやすいので船は苦手な貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、貴方の入浴中にこっそりと浮上します。筆者の潜望鏡が。