【唐揚げ狂の詩 ”豚唐”編その5】
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・・・相変わらずスイスとは何の関係もない食材や料理を紹介し続けているアホなコーナーなのだが、今回お届けするのも、「唐揚げ狂の詩」のサブコーナーなのである。唐揚げ大好き、でもマトモな調理経験はないに等しい筆者が”理想のオリジナル自作唐揚げ”を追求するというとんでもないプロジェクトなのだ。
前回のチャレンジでは、「お袋の優しい味」にさらに強烈なパンチをつけんとして”豆板醤”に御登場願ったのだが、これが入っているのか入っていないのかサッパリ分からないほど効果がなかった。もちろん、投入した量が少ない、という問題もあったのだろうが、今回は別の香辛料を試してみたい。
で、今回の材料はこちら。
これを上の写真のように下味に漬け込むのだが、そのレシピは以下のように前回と全く同じなのだ。
・つゆの素・・・大さじ2杯・・・”つゆの素”の使用は筆者が受け継いでしまった遺伝子の為せる業なのだ。何万キロと離れていようがこんなところで母の呪縛から逃れないだから、ほんに親子というものは怖ろしい。
・酒・・・大さじ1杯
・チューブのおろし生姜・・・2cmくらい
これを冷蔵庫で6時間ほど放置。賢い皆様はその間にごはんでも炊こう。
お次は卵入りの衣の準備だ。これも実は前回と殆ど同じレシピである。
・鶏卵・・・1個・・・画像を見ていただければ分かるように、今回はこれに”粒ごま”を加えてみた。ちょっとは香ばしくなるかもしれない。
・つゆの素・・・大さじ1杯
・ごま油・・・大さじ半分
・片栗粉・・・コーヒースプーン山盛り5杯
まずは香辛料を加えずに普通に揚げてみよう。
・・・半分くらい揚げ終わったところで、今回は残りの衣の素に・・・
・・・そう、今回の秘密兵器は”和がらし”だったのである。量も前回よりは大量にしてみたのだが、果たして変化は起きるのか?
そんなこんなで、今回出来上がった作品がこちら。
もともと衣の素は卵の黄色い色だったので、からしを入れても色的には全く変わりがない。では味的にはどうなのか?・・・ということで、早速試食だ。
モグモグ・・・・・
うーむ・・・・・
・・・全く”からし”の味などしないではないか・・・
・・・そう、結論からいうと、辛くもなんともない、どこが”からし”入りなんじゃ~!という出来になってしまったのだった。唯一の変化といえば、味が微妙にシャープになったことくらいか。きりっとした、とでも言うのだろうか。コクのあるパンチというよりは妙な喉越しのキレが出てきてしまった・・・って、これではビールの品評ではないか。まぁ、”締まりがよくなった”とも言える・・・って、これは何の感想なのだ?!
まぁ、味をきりりとさせるのも元々の香辛料の目的の1つなのではあろうが、筆者の求めているパンチとは微妙に違う。うーむ、豆板醤や和がらしでダメとなると何が効くのだ?思えばこの唐揚げのベースは”つゆの素”、そうめんつゆでお馴染みの”しょうが”は既に下味で使っているし、ざるそばのつゆに加える香辛料といえば・・・
・・・というわけで、まだまだ暴走しそうなこのサブコーナー、次回からの展開にも目を離すな!?
下手をすると「青い鳥」ならぬ「唐揚げ」を一生追い続けているかもしれない筆者からは追われたくない貴方からの応援・忠告・お誘いコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログの順位は、カラッと揚がる、いや、上がる気配はありません・・・。というわけで、そろそろ”つゆの素”は卒業したら?と感じた貴方も、罰ゲーム用の料理を作っているのかと勘違いした貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、貴方にもホットでパンチのある衣を被せます・・・って、「ホットパンツ」??