【スイスの消火栓 -周辺状況も楽しもう編その7-】
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・・・というわけで、何故かアヤシイ呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
こんな呼びかけになったのには深い理由(?)がある。今回は消火栓が周囲の環境と織り成す妙を楽しむ「周辺状況を楽しもう編」の第7回目なのだが、そのテーマが・・・
なのだからである。
えっ、”樹木”のどこが妖艶なん?ですと??
木を見ていると、神秘的な生命力というか、”精気”を感じないだろうか? かの梶井基次郎先生は「桜の木の下には死体が埋まっている」と綴ったし、日本には今でも「切り倒すと祟られる」と伝えられている木がたくさんあるではないか。島田荘司氏の作品「暗闇坂の人喰いの木」には長年死体が隠されていた大木まで出てくるのだ。そう、木には深くて妖しい精気が満ち溢れているものなのである。おそらくは長寿で大きいことから来ている畏怖みたいなものだとは思うが、このような木が消火栓と共演すると、消火栓までが妖艶というか、崇高になってしまうのだ。
それはたとえ小さな木でもそうなのである。
この木がもう少し大きくなると、筆者の言いたいことも分かってもらえるのではないだろうか?
ちなみにこの”精気”という単語、その変換を間違えてはいけない。ある意味もっとアヤシクなってしまう。
そして今回最後の作品は、そっち方面の別の意味でも妖しいこちらの消火栓なのだ!
と悶えているに違いない(?)のだ。ほれ、顔も興奮で赤くなっているではないか。
・・・本来ならば、「松と消火栓」ということで、”おめでたい!”と紹介すべきだったこちらの作品、筆者の手に掛かるとこんな風になってしまった。これもひとえに筆者の歪んだ人格のせいなのだ。どうか御容赦いただきたい。
松の葉で突っつかれてみたい貴方からのコメント・メール・お誘いを切にお待ちしている。
*こんな紹介をしているからか、「人気ブログランキング」でのこのブログの順位も全く冴えません・・・。でもめげないぞ。というわけで、「暗闇坂の人喰いの木」を読んだことのある貴方も、その題名って「病院坂の首縊りの家」と似てるんちゃう?と無関係なことを考えてしまった貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者も貴方を”つんつん”します。精気が満ち溢れているこのゴールドフィンガーで。