2006年 05月 30日
【スイスマイナー旅行記? -ワシントンDC・スパイ博物館編-】
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本日は実に久々になってしまった「スイスマイナー旅行記」のコーナーである。
・・・いや、数こそ少ないが、このコーナーのネタはまだあるのだ。同じコーナーばかりを集中して書いて他のコーナーをなおざりにしてしまうのは筆者のしつこさから来る性癖なのである。おかげで偏ってばかりいるが、そこはどうか御勘弁いただきたい。
さて、3ヶ月ぶりの登場となるこのコーナーだが、いきなり”スイス”ではなかったりする。そう、今回御紹介したいのは、昨秋に訪れたアメリカ合衆国のワシントンDCにあった・・・
”国際スパイ博物館”なのだ。
・・・間違っても”オッパイ博物館”ではない。ましてや梅干しや酢の物を展示している”スッパイ博物館”でもない。いや、それはそれで入ってみたい気もするが・・・。
謎に包まれた存在であるスパイ、それを紹介する博物館自体は・・・
・・・もちろん秘密でも何でもなく、どこからでも行けるようにちゃんと標識が出ていた。しかも太字で。
この標識に従って行くと・・・
・・・ちゃんとスパイ博物館の建物が現れる。まるで映画館か劇場のような雰囲気だが、これは間違いなくオッパイ、もとい、スパイ博物館である。
ここで筆者も入場券を購入し、カメラ片手に「取材するぞ!」と意気込んでみたのだが・・・
館内は”撮影禁止”であった。
・・・うーむ、さすがは機密を扱うスパイ、その博物館も機密事項のようだ。というわけで、ここからはしばらく文字だけで紹介してみたい。ただその前に、内部の雰囲気を少しでも知ってもらえるように(?)、この博物館関連のものを御紹介しておくと・・・
・・・こちらがパンフレットと入場券である。チケットのスパイのポーズははチトひょうきん過ぎる気もするが。
そしてこちらは・・・
・・・通販でも買えるスパイグッズの数々。どれも欲しいぞ。
さて、この博物館、入場するとまず”ブリーフィング”を受けなければならない。とは言っても、スパイとこの博物館を紹介した短いビデオを見せられるだけなのだが。
このビデオの上映時間は決まっていて、それまではブリーフィングルーム手前の待合室でお茶を濁すことになる。ただ、ここでもボケーっとしてはおれない。この待合室には至る所に色んな人のIDが掲示されており、博物館内ではこのうちの誰かに扮するように要求されているのだ。自分が扮することのできる人間のIDを覚えろ!というわけなのである。
筆者も必死で探したのだが、性別・人種・年齢などにピッタリ当て嵌まるのは・・・
”中国人の歯科医”しかなかった。
・・・まぁ、館内で誰かに聞かれることもないので、別に覚える必要もないのだが。
ブリーフィングを終えて入場すると、まずはスパイとしての資質を試される。スパイならばどこで情報のやり取りをするか、ビデオ映像の中のどの人間がスパイの変装した人物なのか、はたまたこの行為はスパイとして怪しいか否かなどのクイズが満載なのだ。これはかなり楽しい。
お次は小型カメラや盗聴マイク、変装道具などのスパイが使用するグッズの紹介である。さらにはスパイの歴史コーナーへと続く。
途中、捕まってしまったスパイの悲惨な運命を描いたビデオコーナーもあった。ここ、ビニールのカーテンで厳重に仕切られていて、かなりショッキングな映像でも流しているのかと思ったのだが、何故かショッキングでも何でもなかったのだった。
また、日本のスパイとして、あの”忍者”が紹介されていたりもする。伊賀流忍者である”百地三太夫”の彫像が置いてあったりするのだ。
・・・そんなこんなで、この博物館、外見からは想像できないほどボリューム満点である。こんなに広かったのか、と思うほどだ。ワシントンDCを訪れた際は是非時間を取って訪問していただきたい。
さて、この博物館で身も心もすっかりスパイ気分になってしまった筆者は、お隣の・・・
・・・”スパイシティカフェ”でコーヒーなどを楽しんだのだった。何故か周りのお客さんたちが同業のスパイかどうかを疑ったりしながら。
ちなみにここのトイレマークは・・・
・・・やっぱりスパイだった。当たり前だが、これは男性用のマークである。
そしてもちろん、女性用トイレマークもスパイだったのだ。そう、筆者がスパイ気取りで隠し撮りした以下の写真のように。
・・・急いだあまり思いっきりブレてしまった。いや、ここは別に撮影禁止でもなかったのだが、撮っている最中に女性がトイレから出てきたりしてみなさい。いくら内部を撮影してないとはいえ、「何を撮っているのよ!」と警察に突き出されかねないではないか。
カフェでコーヒーを楽しんだあとは、お土産ショップでスパイグッズの購入だ。品揃えも豊富でショップだけでも結構楽しめるのだが、その中で筆者が購入したのはこちら!
・・・まずはこのスパイ用の帽子(買った後に思ったのだが、これって女性用かもしれない)と・・・
・・・こちらのスパイ小物である。ちなみに中央のペンライトだけは別の博物館で購入したものだ。
左下のキーホルダーと右下のマグネットはともかく、一番上の目玉はなんじゃらほい?と思われた皆さんも多いであろう。実はこれ、反対側から覗ける鏡になっている。その鏡の角度が45度、そして側面に一箇所穴が開いているので、正面を向きながら上下左右のいずれかを見ることができるのだ。相手に気取られずに(?)観察できる代物なのである。上に描いてある目玉はダミーなのだ。とは言え、間違っても靴の先に仕込んでトンデモナイ所を覗こうとしてはいけない。
これらのグッズを手に入れた筆者、自分もスパイになれるのでは?と勘違いしてしまった。というわけで、あのトイレマークを参考に、自らがスパイに化けてみたのだ。その衝撃のコスプレ(?)がこちらである!
・・・もう見るからに怪しいスパイではないか。いや、”見るからにスパイ”では明らかにスパイ失格なのであるが。でもまぁ、スパイと言うよりは・・・
「笑ゥせぇるすまん」の”喪黒福造(もぐろふくぞう)”
と言った方がピッタリかもしれないな。
というわけで、皆さん、もしスイスでこんな奴を見かけたら・・・
・・・それは間違いなくスパイ、いや、筆者である。充分に気を付けていただきたい。
スパイになっても何をしていいのか分かっていない筆者に機密情報満載のコメント・メール・お誘いを送っていただけると幸いだ。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、意に反してスパイのように潜んでおります・・・。というわけで、スパイと言えばスイスも本場では・・・と思った貴方も、誰かをスパイしてみたいイケナイ貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者が任務遂行のために貴方を口説き落とします。そう、ニヒルなスパイに美女はつきものなのです。
・・・いや、数こそ少ないが、このコーナーのネタはまだあるのだ。同じコーナーばかりを集中して書いて他のコーナーをなおざりにしてしまうのは筆者のしつこさから来る性癖なのである。おかげで偏ってばかりいるが、そこはどうか御勘弁いただきたい。
さて、3ヶ月ぶりの登場となるこのコーナーだが、いきなり”スイス”ではなかったりする。そう、今回御紹介したいのは、昨秋に訪れたアメリカ合衆国のワシントンDCにあった・・・
・・・間違っても”オッパイ博物館”ではない。ましてや梅干しや酢の物を展示している”スッパイ博物館”でもない。いや、それはそれで入ってみたい気もするが・・・。
謎に包まれた存在であるスパイ、それを紹介する博物館自体は・・・
この標識に従って行くと・・・
ここで筆者も入場券を購入し、カメラ片手に「取材するぞ!」と意気込んでみたのだが・・・
・・・うーむ、さすがは機密を扱うスパイ、その博物館も機密事項のようだ。というわけで、ここからはしばらく文字だけで紹介してみたい。ただその前に、内部の雰囲気を少しでも知ってもらえるように(?)、この博物館関連のものを御紹介しておくと・・・
そしてこちらは・・・
さて、この博物館、入場するとまず”ブリーフィング”を受けなければならない。とは言っても、スパイとこの博物館を紹介した短いビデオを見せられるだけなのだが。
このビデオの上映時間は決まっていて、それまではブリーフィングルーム手前の待合室でお茶を濁すことになる。ただ、ここでもボケーっとしてはおれない。この待合室には至る所に色んな人のIDが掲示されており、博物館内ではこのうちの誰かに扮するように要求されているのだ。自分が扮することのできる人間のIDを覚えろ!というわけなのである。
筆者も必死で探したのだが、性別・人種・年齢などにピッタリ当て嵌まるのは・・・
・・・まぁ、館内で誰かに聞かれることもないので、別に覚える必要もないのだが。
ブリーフィングを終えて入場すると、まずはスパイとしての資質を試される。スパイならばどこで情報のやり取りをするか、ビデオ映像の中のどの人間がスパイの変装した人物なのか、はたまたこの行為はスパイとして怪しいか否かなどのクイズが満載なのだ。これはかなり楽しい。
お次は小型カメラや盗聴マイク、変装道具などのスパイが使用するグッズの紹介である。さらにはスパイの歴史コーナーへと続く。
途中、捕まってしまったスパイの悲惨な運命を描いたビデオコーナーもあった。ここ、ビニールのカーテンで厳重に仕切られていて、かなりショッキングな映像でも流しているのかと思ったのだが、何故かショッキングでも何でもなかったのだった。
また、日本のスパイとして、あの”忍者”が紹介されていたりもする。伊賀流忍者である”百地三太夫”の彫像が置いてあったりするのだ。
・・・そんなこんなで、この博物館、外見からは想像できないほどボリューム満点である。こんなに広かったのか、と思うほどだ。ワシントンDCを訪れた際は是非時間を取って訪問していただきたい。
さて、この博物館で身も心もすっかりスパイ気分になってしまった筆者は、お隣の・・・
ちなみにここのトイレマークは・・・
そしてもちろん、女性用トイレマークもスパイだったのだ。そう、筆者がスパイ気取りで隠し撮りした以下の写真のように。
カフェでコーヒーを楽しんだあとは、お土産ショップでスパイグッズの購入だ。品揃えも豊富でショップだけでも結構楽しめるのだが、その中で筆者が購入したのはこちら!
左下のキーホルダーと右下のマグネットはともかく、一番上の目玉はなんじゃらほい?と思われた皆さんも多いであろう。実はこれ、反対側から覗ける鏡になっている。その鏡の角度が45度、そして側面に一箇所穴が開いているので、正面を向きながら上下左右のいずれかを見ることができるのだ。相手に気取られずに(?)観察できる代物なのである。上に描いてある目玉はダミーなのだ。とは言え、間違っても靴の先に仕込んでトンデモナイ所を覗こうとしてはいけない。
これらのグッズを手に入れた筆者、自分もスパイになれるのでは?と勘違いしてしまった。というわけで、あのトイレマークを参考に、自らがスパイに化けてみたのだ。その衝撃のコスプレ(?)がこちらである!
と言った方がピッタリかもしれないな。
というわけで、皆さん、もしスイスでこんな奴を見かけたら・・・
スパイになっても何をしていいのか分かっていない筆者に機密情報満載のコメント・メール・お誘いを送っていただけると幸いだ。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは、意に反してスパイのように潜んでおります・・・。というわけで、スパイと言えばスイスも本場では・・・と思った貴方も、誰かをスパイしてみたいイケナイ貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者が任務遂行のために貴方を口説き落とします。そう、ニヒルなスパイに美女はつきものなのです。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-05-30 07:02
| スイスマイナー旅行記