2006年 05月 19日
【スイスの消火栓 -周辺状況も楽しもう編その6-】
|
さて、皆さん・・・
~またまた律儀な消火栓の世界へようこそ~
・・・というわけで、何故か先週と殆ど同じ呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
先週と同じ呼びかけになった理由は明白だ。実は今回も消火栓が周囲の環境と織り成す妙を楽しむ「周辺状況を楽しもう編」の第6回目なのだが、そのテーマが前回と同じく・・・
何かを”見張る”消火栓-その2-
だからなのである。前回の記事を見てもらった方にはお分かりのように、近くにあるものは何でも見張っているように見えてしまう消火栓たちなのだが、これが本当に監視員のように見えなければ消火栓フェチとは言えないのだ(あくまで筆者独断)。というわけで、今回も日夜監視活動に励む消火栓たちをお楽しみいただければ幸いである。
今回のトップバッターはこちら。
・・・そう、こちらはトローゲンで見かけた小屋を見張る消火栓なのだ。放牧地にポツンと建てられた小屋で、不用心なことこの上ないのだが、この消火栓がいる限りは安心なのである。
お次も建物を見張る消火栓。
・・・これはローテントゥルムで民家を守る消火栓だ。監視していることが分かるように、きちんとペイントアートが施されているではないか。これはきっと「これはタダの消火栓じゃないよ。生きていてちゃんと見張っているんだよ。」と訴えているに違いないのである。いわば田んぼの案山子(かかし)みたいなもんだ。
しかしこの家、屋根が異様に大きく張り出していてバランスが悪そうに見えるのは筆者だけだろうか?
お次は通行者を厳しくチェックしている消火栓。
・・・こちらはリースタルの橋の番人である。車が進入しないように見張っているのか、はたまた通行人から通行税でも取り立てているのか。ちなみに「このはしわたるべからず」とでもこの消火栓がのたまった場合には、堂々と真ん中を歩けばよろしい(一休さんのトンチより抜粋)。
消火栓が守っているのは何も上のような建造物ばかりではない。不届き者から生き物を守っている消火栓もいるのである。例えばこちら。
・・・これはアンデルフィンゲンでウサギ小屋の番をしている消火栓なのだ。密猟者たちからウサギを守っているのである。ちなみにスイスではスーパーで普通にウサギ肉が売っていたりするので、密猟の可能性もないとは言えないのだ。
かと思えば、こんなものを守っている消火栓もいる。
・・・これはリヒテンシュタインのシャーンで発見したものだが、彼が守っているものは、な、なんと、磔(はりつけ)にされてしまったイエス・キリストなのである。うーむ、彼はひょっとして十二使徒の生まれ変わりなのか?よく見てみると、なんとなくポーズまで似ているように思えないだろうか??
そして今回最後に紹介するのは、こんなトンデモナイものを監視している消火栓なのだ。
・・・これはフリックで発見した消火栓だが、彼が何を監視しているかお分かりだろうか?ヒントは手前に見えるオレンジ色のペイントである。
そう、これは何かの足跡なのだ。つまり・・・
この消火栓は”恐竜”を見張っているのである。
・・・何をバカなことを・・・と思われた皆さん、このオレンジ色のペイント、紛れもなく恐竜の足跡なのである。実はこのフリックには・・・
”恐竜博物館”があったりするのだ。
きっとこの博物館から恐竜が逃げ出してくるに違いない。この博物館から駅への通路には点々とこの足跡が残っているのだから。
・・・うーむ、しかし駅に向かっているということは・・・
恐竜も列車に乗ろうとしたのであろうか?
・・・そんなわけで(?)、あの消火栓は恐竜の動向を見張っているのである。きっと発見した場合には警報でも発してくれるに違いない。まるで科学特捜隊のような消火栓なのだ(ちと古いか?)。
散髪してスッキリしたはずなのに脳内はスッキリしていない筆者を今週末にでも監視・観察してみたい貴方からのメールを切にお待ちしている。もちろん、消火栓についてのコメントも大歓迎だぞ。
*「人気ブログランキング」でのこのブログは恐竜のような過去の遺物に・・・。というわけで、防犯用に家に1つ消火栓が欲しい貴方も、恐竜ほどではなくても虫や小動物の襲来に悩まされている貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者も防犯のために貴方を守ります。いや、守ってもらう方がキケンとの噂も・・・。
・・・というわけで、何故か先週と殆ど同じ呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
先週と同じ呼びかけになった理由は明白だ。実は今回も消火栓が周囲の環境と織り成す妙を楽しむ「周辺状況を楽しもう編」の第6回目なのだが、そのテーマが前回と同じく・・・
だからなのである。前回の記事を見てもらった方にはお分かりのように、近くにあるものは何でも見張っているように見えてしまう消火栓たちなのだが、これが本当に監視員のように見えなければ消火栓フェチとは言えないのだ(あくまで筆者独断)。というわけで、今回も日夜監視活動に励む消火栓たちをお楽しみいただければ幸いである。
今回のトップバッターはこちら。
お次も建物を見張る消火栓。
しかしこの家、屋根が異様に大きく張り出していてバランスが悪そうに見えるのは筆者だけだろうか?
お次は通行者を厳しくチェックしている消火栓。
消火栓が守っているのは何も上のような建造物ばかりではない。不届き者から生き物を守っている消火栓もいるのである。例えばこちら。
かと思えば、こんなものを守っている消火栓もいる。
そして今回最後に紹介するのは、こんなトンデモナイものを監視している消火栓なのだ。
そう、これは何かの足跡なのだ。つまり・・・
・・・何をバカなことを・・・と思われた皆さん、このオレンジ色のペイント、紛れもなく恐竜の足跡なのである。実はこのフリックには・・・
きっとこの博物館から恐竜が逃げ出してくるに違いない。この博物館から駅への通路には点々とこの足跡が残っているのだから。
・・・そんなわけで(?)、あの消火栓は恐竜の動向を見張っているのである。きっと発見した場合には警報でも発してくれるに違いない。まるで科学特捜隊のような消火栓なのだ(ちと古いか?)。
散髪してスッキリしたはずなのに脳内はスッキリしていない筆者を今週末にでも監視・観察してみたい貴方からのメールを切にお待ちしている。もちろん、消火栓についてのコメントも大歓迎だぞ。
*「人気ブログランキング」でのこのブログは恐竜のような過去の遺物に・・・。というわけで、防犯用に家に1つ消火栓が欲しい貴方も、恐竜ほどではなくても虫や小動物の襲来に悩まされている貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者も防犯のために貴方を守ります。いや、守ってもらう方がキケンとの噂も・・・。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-05-19 07:41
| スイス消火栓コレクション