2006年 05月 05日
【スイスの消火栓番外編 -ドイツの消火栓編その3-】
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さて、皆さん・・・
Willkommen zur märchenhaften Welt der Hydranten !
・・・というわけで、久しぶりに独語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
それもそのはず、今回紹介したいのは、ドイツの消火栓だからなのだ。前々回と前回はゲストシリーズということで、それぞれ日本とハンガリーという外国の消火栓を紹介させてもらったが(スイスから見れば日本も外国なのだ)、その流れにのってまたもや外国物をお届けしようという魂胆なのである。なお、今回御紹介する消火栓たちは最後の作品を除いて全てコンスタンツというスイス国境に近い街で収集したことを最初にお断りしておきたい。
ドイツものを紹介するのはこれで3回目になるが、ドイツの消火栓の魅力はなんといってもそのバリエーションの豊富さなのだ。どれが標準なのか分からなくなるほど、形態やカラーリングの種類が多いのである。スイスに較べればペイントアート物は少ないのであろうが、ペイントされていなくても結構楽しめるのだ。今回もコンスタンツの街を少し歩いただけで、いろんな形態・カラーリングの消火栓が採集できてしまったのである。
まずはどことなく標準っぽい形態の作品から行こう。
・・・こちらは顔の部分がかなりデカイ消火栓だ。まさしくゲルマン、という感じである。これだけ顔がしっかりしていれば、顔の表情を書き込むと面白いに違いない。
かと思えば、こんな消火栓もいたりする。
・・・これはどこが顔なのかよく分からない作品なのだ。上部は何故か平べったい煎餅のようになっているのである。でもあの菱形の紋章(?)を口に見立てれば、懐かしい「マカロニほうれん荘」の登場人物みたいに変身させることも可能ではないか?
それにしても、ドイツの消火栓は腹部の突起の位置が低いな。こんな位置では使いにくいことはないのだろうか?ここまで低いとどうしても男性の象徴を連想してしまうが(?)、例えそうだとしても足が短すぎやしないか??
お次は頭部よりも胴体部分が特徴的な作品。
・・・そう、こちらは胴体の横に意味不明の出っ張りがついている消火栓なのだ。以前にも殆ど同じ作品を紹介したことがあるが、なんとなく赤襦袢のような着物を着ているように見えてしまう、可愛い作品なのである。
分かりやすくて目立つカラーリングも素敵だ。先週紹介させてもらったハンガリー物もそうだったが、”紅白”とは縁起がいいではないか。まぁ、”白黒”な消火栓はあまり見たことはないが。
続いては、ポージングが素晴らしいこちらの消火栓。
・・・こ、これは凄いぞ。な、なんと、”いかり肩”の消火栓なのである。この気合の入り方は素晴らしい。「俺様こそが消火栓なんだぜ!」と威張っているようではないか。まぁ・・・
虚勢を張っているだけのようにも見えるが。
さらに、形態でもポージングでもなく、とにかくそのカラーリングが出色なのがこちらの消火栓なのだ。
・・・そう、これは見ればお分かりのように、本邦初公開の”ゴールデン”な消火栓なのである。まさか本当に純金でできているわけではないと思うが、とにかく・・・
ゴージャスで荘厳ではないか。
あの叶姉妹も真っ青、恐れ多くて使えないのでは?と思うほどだ。形態自体は結構目立たないスリム型なのだが、そんなことも忘れさせるほどのカラーリングである。
実はこのゴールデン消火栓、このコーナーでも大活躍、秘書を自認してくれているあの”ももも。殿”も筆者より以前に収集してくれていたのだが、その時はこうなっていたらしい。
・・・そう、ゴールデンな消火栓のお隣には・・・
”ゴールデンな小人”までが存在していたそうなのだ。
・・・これ、どうやらチューリッヒのテディ・フェアに似たイベント(小人フェア?)がコンスタンツで開かれていたらしい。ひょっとすると、このゴールデン消火栓もこちらの小人に合わせてお色直しされたのかもしれない。
それにしても、この小人は妙にデカイな。身長は人間より低いとしても、顔だけはどう見ても人間よりデカイぞ。我々はこの扮装を見るとつい”小人”を連想してしまうが、もし人間よりも大きかったらどう呼べばいいのだ?それでも”小人”なのか?それとも”巨人の小人”などという矛盾した名前で呼べばいいのだろうか?まぁ、あの「ドカベン」の里中君の愛称である”小さな巨人”という例もあることはあるが。
ところで”ゴールデン”と言えば、ドイツ側のラウフェンベルグでこんなものを発見してしまったのだが・・・
これはやっぱり”消火栓”ではないだろうな。
・・・いくらゴールデンとは言え、形態もまるでシャワーヘッドのようだし、置かれていた位置も川原の片隅の草薮の中だったからなぁ。うーむ、通風孔みたいなものなのだろうか?
腹部の突起はさして目立たない(?)筆者でもいいや、という貴方からのコメント・メール・画像・御支援・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」でのこのブログは”ゴールデン”とは程遠い模様・・・。というわけで、やっぱり貴金属が好きな貴方も、ゴールデンは成金趣味のようで気に喰わない貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者も虚勢を張って自前の”ゴールデン”を誇示します。まぁ、ゴールデンというよりは「どーやねん」という代物なのですが・・・。
・・・というわけで、久しぶりに独語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
それもそのはず、今回紹介したいのは、ドイツの消火栓だからなのだ。前々回と前回はゲストシリーズということで、それぞれ日本とハンガリーという外国の消火栓を紹介させてもらったが(スイスから見れば日本も外国なのだ)、その流れにのってまたもや外国物をお届けしようという魂胆なのである。なお、今回御紹介する消火栓たちは最後の作品を除いて全てコンスタンツというスイス国境に近い街で収集したことを最初にお断りしておきたい。
ドイツものを紹介するのはこれで3回目になるが、ドイツの消火栓の魅力はなんといってもそのバリエーションの豊富さなのだ。どれが標準なのか分からなくなるほど、形態やカラーリングの種類が多いのである。スイスに較べればペイントアート物は少ないのであろうが、ペイントされていなくても結構楽しめるのだ。今回もコンスタンツの街を少し歩いただけで、いろんな形態・カラーリングの消火栓が採集できてしまったのである。
まずはどことなく標準っぽい形態の作品から行こう。
かと思えば、こんな消火栓もいたりする。
それにしても、ドイツの消火栓は腹部の突起の位置が低いな。こんな位置では使いにくいことはないのだろうか?ここまで低いとどうしても男性の象徴を連想してしまうが(?)、例えそうだとしても足が短すぎやしないか??
お次は頭部よりも胴体部分が特徴的な作品。
分かりやすくて目立つカラーリングも素敵だ。先週紹介させてもらったハンガリー物もそうだったが、”紅白”とは縁起がいいではないか。まぁ、”白黒”な消火栓はあまり見たことはないが。
続いては、ポージングが素晴らしいこちらの消火栓。
さらに、形態でもポージングでもなく、とにかくそのカラーリングが出色なのがこちらの消火栓なのだ。
あの叶姉妹も真っ青、恐れ多くて使えないのでは?と思うほどだ。形態自体は結構目立たないスリム型なのだが、そんなことも忘れさせるほどのカラーリングである。
実はこのゴールデン消火栓、このコーナーでも大活躍、秘書を自認してくれているあの”ももも。殿”も筆者より以前に収集してくれていたのだが、その時はこうなっていたらしい。
・・・これ、どうやらチューリッヒのテディ・フェアに似たイベント(小人フェア?)がコンスタンツで開かれていたらしい。ひょっとすると、このゴールデン消火栓もこちらの小人に合わせてお色直しされたのかもしれない。
それにしても、この小人は妙にデカイな。身長は人間より低いとしても、顔だけはどう見ても人間よりデカイぞ。我々はこの扮装を見るとつい”小人”を連想してしまうが、もし人間よりも大きかったらどう呼べばいいのだ?それでも”小人”なのか?それとも”巨人の小人”などという矛盾した名前で呼べばいいのだろうか?まぁ、あの「ドカベン」の里中君の愛称である”小さな巨人”という例もあることはあるが。
ところで”ゴールデン”と言えば、ドイツ側のラウフェンベルグでこんなものを発見してしまったのだが・・・
・・・いくらゴールデンとは言え、形態もまるでシャワーヘッドのようだし、置かれていた位置も川原の片隅の草薮の中だったからなぁ。うーむ、通風孔みたいなものなのだろうか?
腹部の突起はさして目立たない(?)筆者でもいいや、という貴方からのコメント・メール・画像・御支援・お誘いを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」でのこのブログは”ゴールデン”とは程遠い模様・・・。というわけで、やっぱり貴金属が好きな貴方も、ゴールデンは成金趣味のようで気に喰わない貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者も虚勢を張って自前の”ゴールデン”を誇示します。まぁ、ゴールデンというよりは「どーやねん」という代物なのですが・・・。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-05-05 07:55
| スイス消火栓コレクション