【唐揚げ狂の詩 ”豚唐”編その2】
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・・・とまぁ、そのくらいスイスとは無関係になってきているこのコーナー、今回お届けするのも、あの「唐揚げ狂の詩」のサブコーナーなのだ。唐揚げ大好き、でもマトモな調理経験はないに等しい筆者が”幻のオリジナル唐揚げ”を自作しようというとんでもないプロジェクトなのである。言わずもがな、だが、スイスとは一切関係はないのだ。
さて、前回の「鶏の唐揚げ編その2」では、下味が濃すぎて大失敗だったのは記憶に新しいことと思う。そこで今回は豚肉を使って下味を大幅に改良(?)してみたのである。
そんなわけで、今回の材料はこちら。
これを一口大に切り分けて・・・
・・・次に改良した(?)下味に漬け込む。
そして今回の最大のポイントである改良下味のレシピは以下の通りである。
・しょうゆ・・・大さじ1杯くらい・・・見よ、この前回の反省に基づいた見事なラインアップ(?)を。さすがにオイスターソースには今回は遠慮してもらったのだ。さらに、味のポイントを和風に絞るために、中華あじもやめて、新たにしょうゆと酒とみりんに登場してもらったのである。まぁ、それでも全部「大さじ1杯”くらい”」というところに筆者のいい加減さが如実に表れてはいるのだが。
・酒・・・大さじ1杯くらい
・みりん・・・大さじ1杯くらい
・つゆの素・・・大さじ1杯くらい
・ごま油・・・大さじ1杯くらい
・粒ごま・・・適量
・チューブのおろし生姜・・・2cmくらい
この美味いに違いない下味に漬け込んで、冷蔵庫で3時間ほど放置。
今回は結構自信満々だったものの、失敗した場合に備えて、またまたこちらの秘密兵器にも御登場願ったのだ。
充分に下味が滲みこんだところで、豚肉を取り出して・・・
そしてビニール袋に入れた片栗粉とから揚げ粉をまぶす。
取り出してみたのがこちら。
・・・うむ、今回もなかなか薄くまぶせているような気がするぞ。
では、揚げてみよう。
・・・から揚げ粉の方は相変わらず安心できるキツネ色だが、片栗粉の方も前回ほどは黒くはない。うーむ、これは期待度大、か?
そして完成したのがこちらだ!
では、いただきます。
うーむ、こ、これは・・・
ふ、普通すぎるというか、パンチが全くないというか・・・。
・・・というくらい、実に微妙な仕上がりになってしまった。普通に喰えるし、全然不味くもないのだが、また食べたいかと聞かれると首を捻ってしまうくらいの味わいなのだ。唐揚げというよりも、豚肉を喰っている感じなのである。やはり筆者はもっとパンチのある衣を求めているようだ。
でもまぁよい。今回も安心の”から揚げ粉”バージョンが控えているではないか。ではこっちもいただきます。
あんまり美味くないぞ・・・。
・・・このから揚げ粉の味、どうも豚肉には馴染まないような・・・。これなら平凡すぎる片栗粉バージョンの方がいける。うーむ、これは意外な(?)発見だった。
というわけで、次回に生かすための今回の教訓を。
1.衣にはもっとパンチがあってもいい。
(次からは卵入りの衣を試そう)
2.豚肉に「から揚げ粉」はあわない。
(何故かは分からないが)
まだまだ迷走の続く”オリジナル唐揚げ”への道、いったいどこかにゴールはあるのか?と思っている皆さんもいるだろうが、いよいよ次回には第1章の幕とも言うべき笑撃の結末が筆者を待ち受けていたのだ。筆者が辿り着いてしまったトンデモナイ(?)唐揚げについては次回の「唐揚げ狂の詩」を待てっ!
・・・ちなみに次回のB級グルメ情報はこの唐揚げすら美味しく感じさせたあるインスタント食品のお話の予定だ。こちらもお楽しみに!?
そのうちに唐揚げにも飽きてくるかもしれない筆者の次の食材になってみたい(?)貴方からのコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」におけるこのブログは中身も衣もない唐揚げみたいなものです・・・。というわけで、今回はマトモそうだと思った優しい貴方も、次回の唐揚げが気になって仕方のない好奇心旺盛な貴方も、以下のバナーをクリックしていただかないと、筆者が貴方も試食します。もちろん衣はなしで、ジューシーな中身だけを。