2006年 03月 10日
【スイスの消火栓番外編 -アメリカンな消火栓編その2-】
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さて、皆さん・・・
Welcome to the unbelievable world of hydrants !
・・・面倒臭いので(?)、先週と同じ英語の呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
というのも、実は今回も番外編、つまり・・・
「”アメリカン”な消火栓たち」
の第2回目だからなのだ。アメリカンな消火栓にはやはり英語が相応しいのである。
つまらない言い訳はこの辺りにしておいて、第2回目となる今回は、やはり昨年の秋にワシントンDCで採取した”特別仕様(?)の消火栓”編をお送りしてみたい。アメリカには大きく分けて2種類の消火栓が存在する。歩道を歩いていると、その道路側には先週紹介した”標準・正規仕様の消火栓”が並んでいるのだが、建物側には各ビル独自の消火栓・取水栓が林立しているのだ。これら各ビルオリジナルの消火栓たち、正規のものとは違って形も様々、いろんなものを連想させて興味深いのである。アメリカという国は消火栓の宝庫なのかもしれない。今回の特殊な消火栓、正規のものほど人間味というか生物感には乏しいのだが、その造形の妙を楽しんでいただければ幸いだ。
では紹介していこう。まずはビルの壁に埋め込まれたこちらの消火栓から。
・・・これは日本でもよく目にする取水栓のタイプかもしれない。まるでエレベータのボタンというか、信号機のような形だが、各取水弁の形が違うことにも注目だ。特に上の2つは面白い。このまま倒せば、まるで”戦艦の主砲”のような造形ではないか。
お次はどっしりとしたこちら。
・・・これは筆者の滞在したホテルにあった妙に横長な4連消火栓だが、この形、まるで・・・
”郵便局のマーク(〒)”
のようには見えませぬか?いや、一番上のバーはないのだが・・・。
この消火栓、取水栓にハンドルというかバルブがないのだが、水の流れをどうやってコントロールするのだろうか?ホースを挿せばいきなり水が出てくるのか??
続いてはコンビ物である。ビルの消火栓には何故か2つ並んで設置されているものもあるのだ。
・・・これは互いの向きが微妙な温度差のある関係を思わせる消火栓コンビである。お互いそっぽを向いているではないか。水の出し方や使用頻度で喧嘩にでもなったのか。
こちらはもっと仲が良さそうなコンビ。
・・・同じく2連ものなのだが、全然形態が違うという興味深い物件である。同じ方向を仲良く向いているし、まるで親子やカップルといった印象だ。もちろんオスが右でメスが左である。メスの取水弁は豊満なバストのようにも見えるし、オスには突起が多いではないか。
さて、最後にお届けするのは”顔に見える?”シリーズである。まずは昆虫系のこちらから。
・・・筆者だけなのかもしれないが、この消火栓、どうも・・・
”カマキリ”とか”蚊”の顔
に見えてしまう。あの取水弁の突起、まるで”複眼”を思わせませぬか?
更にはこちら。
・・・これも同じく昆虫系の顔に見えてしまう消火栓。上のものとは違って・・・
なんといっても”触覚”付き
なのが素晴らしい。ただし片眼は取れてしまっているがな。
さて、アメリカ編もいよいよ次が最後の紹介である。ちょっと苦しいかもしれないが、やっぱり”顔”を連想してしまうのがこちらだ!
・・・これは壁に埋め込まれたタイプの2連型なのだが、まるで壁に掛けられた”顔のレリーフ”には見えないだろうか。そう、伏せられた目におちょぼ口、といった感じで。こうなるとまるで・・・
消火栓版”真実の口”
と言った趣きである。嘘をつくと手が抜けなくなるのではない。真実を言わなかったものには容赦なく高圧水を浴びせるのである。うーむ、ある意味”真実の口”より怖いかもしれない。
・・・などと書いていたら、突然「嘘は方便、くそは大便」というギャグを思い出してしまった筆者に嘘偽りないコメント・メールを心からお待ちしている。
*もちろんこのブログは「人気ブログランキング」の”顔”にはなっていません・・・。というわけで、もうちょっと人間臭い消火栓が好みの貴方も、幾何学的なデザインもいいなぁ・・・と感じた貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者の”真実の口”が貴方を噛みます。舐めます。転がします。
・・・面倒臭いので(?)、先週と同じ英語の呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
というのも、実は今回も番外編、つまり・・・
の第2回目だからなのだ。アメリカンな消火栓にはやはり英語が相応しいのである。
つまらない言い訳はこの辺りにしておいて、第2回目となる今回は、やはり昨年の秋にワシントンDCで採取した”特別仕様(?)の消火栓”編をお送りしてみたい。アメリカには大きく分けて2種類の消火栓が存在する。歩道を歩いていると、その道路側には先週紹介した”標準・正規仕様の消火栓”が並んでいるのだが、建物側には各ビル独自の消火栓・取水栓が林立しているのだ。これら各ビルオリジナルの消火栓たち、正規のものとは違って形も様々、いろんなものを連想させて興味深いのである。アメリカという国は消火栓の宝庫なのかもしれない。今回の特殊な消火栓、正規のものほど人間味というか生物感には乏しいのだが、その造形の妙を楽しんでいただければ幸いだ。
では紹介していこう。まずはビルの壁に埋め込まれたこちらの消火栓から。
お次はどっしりとしたこちら。
のようには見えませぬか?いや、一番上のバーはないのだが・・・。
この消火栓、取水栓にハンドルというかバルブがないのだが、水の流れをどうやってコントロールするのだろうか?ホースを挿せばいきなり水が出てくるのか??
続いてはコンビ物である。ビルの消火栓には何故か2つ並んで設置されているものもあるのだ。
こちらはもっと仲が良さそうなコンビ。
さて、最後にお届けするのは”顔に見える?”シリーズである。まずは昆虫系のこちらから。
に見えてしまう。あの取水弁の突起、まるで”複眼”を思わせませぬか?
更にはこちら。
なのが素晴らしい。ただし片眼は取れてしまっているがな。
さて、アメリカ編もいよいよ次が最後の紹介である。ちょっと苦しいかもしれないが、やっぱり”顔”を連想してしまうのがこちらだ!
と言った趣きである。嘘をつくと手が抜けなくなるのではない。真実を言わなかったものには容赦なく高圧水を浴びせるのである。うーむ、ある意味”真実の口”より怖いかもしれない。
・・・などと書いていたら、突然「嘘は方便、くそは大便」というギャグを思い出してしまった筆者に嘘偽りないコメント・メールを心からお待ちしている。
*もちろんこのブログは「人気ブログランキング」の”顔”にはなっていません・・・。というわけで、もうちょっと人間臭い消火栓が好みの貴方も、幾何学的なデザインもいいなぁ・・・と感じた貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、筆者の”真実の口”が貴方を噛みます。舐めます。転がします。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-03-10 07:27
| スイス消火栓コレクション