【帰って来た平面人形看板たち -人形看板シリーズその4-】
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それも今回は4ヶ月ぶりにお届けする「スイスの看板シリーズ」なのだ。もう皆さんはすっかりお忘れとは思うが、過去にはこんな看板たちを紹介させてもらっていたのである。
第1回:「平面人形看板」編
第2回:「顔ハメ看板」編
第3回:「針金人形看板」編
さて、久々に帰ってきたこのコーナー、今回の看板のテーマは初心に戻って・・・
と題してお届けしてみたい。ちなみに「平面人形看板」とは、平べったい板に人間や動物が描かれ、黒板のようなメッセージボードが附属していることもある看板を意味する。どんなやつなのか失念してしまった方は是非看板シリーズの第1回の記事を読んで復習していただきたい。
ではさっそく御紹介しようではないか。まずはルツェルンで出会ったこちらのオジサン看板から。
このオジサン、いかにも自慢げにお勧めメニューを掲げているが、そのメニューは単なる「フィッシュ&チップス」であることも付け加えておきたい。うーむ、そんなに自慢するようなメニューでもないような気はするのだが・・・。
お次はフォーマル極まるこちらのおじ様。
実はきちんと確かめなかったのだが、この看板、どうやら前に置いてある馬車を思わせるような車と一体型らしい。うーむ、この車(看板付き)を引っ張っていって出張営業でもするのであろうか?
次からはどんどんとヒトから離れてゆく。まずはまだヒトの面影を残したこちらの看板(?)から。
続いてはヒトから大きく逸脱したこちらの看板。
さらには遂に”生物”からも逸脱したこちらの看板。
さて、今回も次が最後の紹介である。チューリッヒ旧市街で張り切っている、ヒトのようでヒトでない、生物のようで生物でもないかもしれない看板がこちらなのだ!
確かにヒトかもしれぬが、これでは幽霊である。夜の11時まで温かい料理が喰えるらしいが、深夜にこんな看板がボーっと浮かび上がっていたら入ろうとした客も逃げ出しそうだぞ。両手に持ったワインとロブスターよりも、どうしても存在しない顔に目が行ってしまう衝撃の作品なのだ。
・・・平面とは遠くかけ離れた体型の筆者をさらに大きくしてくれる貴方からのコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」での順位を見るとあのお魚看板のように憂鬱な表情にならざるを得ません・・・。というわけで、筆者同様髪の毛が心配な貴方も、幽霊くらいならいくらでも目撃したことのある貴方も、以下のバナーをクリックしていただかなければ、筆者もフォーマルな服装に丸眼鏡の扮装で貴方に不気味に給仕します。サービス内容はここでは言えません。