2006年 01月 27日
【スイスの消火栓 -周辺状況も楽しもう編その4-】
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さて、皆さん・・・
Bienvenue au monde des postes d'incendie !
・・・というわけで、五度仏語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。相も変わらず仏語だけは手に負えぬので、誰か仏語に堪能な方はおられませぬか?「素晴らしい・めくるめく」に相当する形容詞をいろいろと教えてくだされ(もはや哀願状態の筆者)。
さて、本日は4回目となる「周辺状況を楽しもう編」なのだ。消火栓が周囲の環境と織り成す妙を勝手に楽しんでいるこのシリーズ、今回のテーマは・・・
「”案内”する消火栓たち」
なのである。イマイチ分かりにくいテーマではあるが、まずはこちらの消火栓を御覧いただきたい。
・・・これはサメダンで見かけた消火栓だ。イエローヘッドにブルーボディのカラーリングが映えるこちらの消火栓、よく見ると案内標示板の下に陣取っているのである。まるで「○○はこちらですよ」と案内するためにいるようには見えませぬか?そう、今回はこのように標示板の近くで道案内に励んでいる(ように見える)消火栓たちを一挙に公開したいのだ。
でも上の写真はチト苦しいのでは?と思われた皆さん、ならば同じサメダンのこちらの消火栓では如何か?
・・・これはカトリック教会の案内標示板の真下にいる消火栓である。標示板との位置関係が絶妙なのだ。顔のプレート部分の形とネジの位置のせいで、まるで”ニコちゃんマーク”のような顔に見えてしまうこちらの消火栓、どう見ても笑顔で案内している敬虔なカトリック教徒としか思えないではないか。
お次は秘書を自認してくれているももも。殿がアンデルフィンゲンで採集してくれた一品。
・・・これ、水道関係の標示板のそばにいる消火栓なのだが、まるでプラカード片手に案内しているようには見えませぬか?或いは”気分は高校野球入場行進のプラカード女子高生”と言ったところか。つぶらな瞳に真っ赤な頬、なんてまさしく初心な女子高生ではないか。
続いては、一見何を案内しているのか分からない消火栓だ。
・・・これはマローヤにいた消火栓。カラーリングがかなり独特な一品だが、このアングルでは全然案内しているようには見えない普通の消火栓である。
しかし、だ。これを斜めから見ると・・・
・・・実は彼の右側には「ハイキングコース」の標示があるのである。この赤白マークは厳しいコースを示す標示なのだ。そう、彼はこの場で「こっから先はかなり厳しおまっせ」とハイカーに忠告しているのである。
ハイキングコースの案内人といえば、このサメダンの消火栓も忘れてはいけない。
・・・見てもお分かりの通り、彼はこのコースの分岐点でハイカーが道に迷わないように案内しているのだ。しかもどちらの道に行くにしてもかなりの難コース(黄色い表示板の先端が”赤白”になっているのにはお気付きか?)、相変わらずニコちゃんマークのような笑顔ではあるが、忠告も忘れていないに違いない。
ちなみによく見てみると、彼の足元前方には”犬の糞”が転がっていたりするのだが、悪臭にもめげずに彼は頑張っているのである。
さて、いよいよ今回も次が最後の紹介である。今回のトリを飾るのは、生理現象に悩まされて焦っている人々を案内してくれるこちらの消火栓なのだ!
・・・これはシュクオルで見かけたイエローフェイスにレッドボディという消火栓なのだが、そう、彼は・・・
”トイレ”の位置を案内しているのである。
我慢が出来ずに焦っている人々には非常に有難い消火栓なのだ。その状況にあれば、きっと”神”に見えるに違いない。おまけにトイレは階段の下、きっと横を通るときには・・・
「焦って階段を踏み外さないようにね!」
とでも声を掛けてくれるに違いない。だってそうであろう。階段から転んだ拍子に漏らしてでもごらんなさい。かなり悲惨な状態になることは間違いないではないか。
学生時代、肝試しの際に道案内役を担当したのに、何故かお化け役のやつよりも怖がられてしまった過去を持つ筆者のトラウマを洗い流してくれるようなコメント、メールを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」では、このブログはどんどん下位に案内されているようです・・・。というわけで、本当に消火栓が案内しているように見えてしまった純な貴方も、甲子園でプラカードを持ってみたかった貴方も、下のバナーのクリックしていただかなければ、筆者も貴方を案内します。”魑魅魍魎”の渦巻く妄想の世界に。
・・・というわけで、五度仏語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。相も変わらず仏語だけは手に負えぬので、誰か仏語に堪能な方はおられませぬか?「素晴らしい・めくるめく」に相当する形容詞をいろいろと教えてくだされ(もはや哀願状態の筆者)。
さて、本日は4回目となる「周辺状況を楽しもう編」なのだ。消火栓が周囲の環境と織り成す妙を勝手に楽しんでいるこのシリーズ、今回のテーマは・・・
なのである。イマイチ分かりにくいテーマではあるが、まずはこちらの消火栓を御覧いただきたい。
でも上の写真はチト苦しいのでは?と思われた皆さん、ならば同じサメダンのこちらの消火栓では如何か?
お次は秘書を自認してくれているももも。殿がアンデルフィンゲンで採集してくれた一品。
続いては、一見何を案内しているのか分からない消火栓だ。
しかし、だ。これを斜めから見ると・・・
ハイキングコースの案内人といえば、このサメダンの消火栓も忘れてはいけない。
ちなみによく見てみると、彼の足元前方には”犬の糞”が転がっていたりするのだが、悪臭にもめげずに彼は頑張っているのである。
さて、いよいよ今回も次が最後の紹介である。今回のトリを飾るのは、生理現象に悩まされて焦っている人々を案内してくれるこちらの消火栓なのだ!
我慢が出来ずに焦っている人々には非常に有難い消火栓なのだ。その状況にあれば、きっと”神”に見えるに違いない。おまけにトイレは階段の下、きっと横を通るときには・・・
とでも声を掛けてくれるに違いない。だってそうであろう。階段から転んだ拍子に漏らしてでもごらんなさい。かなり悲惨な状態になることは間違いないではないか。
学生時代、肝試しの際に道案内役を担当したのに、何故かお化け役のやつよりも怖がられてしまった過去を持つ筆者のトラウマを洗い流してくれるようなコメント、メールを心からお待ちしている。
*「人気ブログランキング」では、このブログはどんどん下位に案内されているようです・・・。というわけで、本当に消火栓が案内しているように見えてしまった純な貴方も、甲子園でプラカードを持ってみたかった貴方も、下のバナーのクリックしていただかなければ、筆者も貴方を案内します。”魑魅魍魎”の渦巻く妄想の世界に。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-01-27 07:41
| スイス消火栓コレクション