【スイスの消火栓 -怒涛のペイントアート編その11-】
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・・・というわけで、五度独語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。今回も独力で形容詞だけを変えてみたのだが、正しいかどうかは責任を持てない(専門家の御意見募集中)。
今回のテーマであるが、これは前回にも予告した通り・・・
の第2回目なのだ。このコーナーの前回の記事では、埋まって隠れようとするタイプを紹介したが、今回お届けしたいのは”何かに身を潜めるタイプ”である。埋まるタイプには恥ずかしさのあまり隠れてしまっていると感じさせるものが多いのだが、今回のタイプは”隠れることによって何かを企んでいる”というような、何らかの邪悪な(?)意志が見え隠れしているのだ。しかもこのタイプには結構ペイントアート物も多いのである。彼らは何を目的に身を潜めているのか、そんなところも邪推しながら鑑賞していただければ幸いだ。
では紹介していこう。まずはやや間抜けな隠れ方をしているこちらの消火栓から。
お次は草むらに身を潜めるペイントアート消火栓である。
しかも見れば見るほど邪悪そうな笑顔である。筆者思うに、彼はきっと通行人を驚かそうとしているのだ。こんな奴が草むらからいきなり飛び出せば誰でもビックリしてしまうではないか。そう、”ピエロ”の扮装は隠れるためではなくて”驚かす”ために違いない・・・かもしれない。
さて、本日最後の紹介は、本当に潜むために扮装しているこちらのペイントアート消火栓だ!
この見事な(?)隠れっぷりは・・・
ちなみにここはミュンヒヴィレン、間違っても戦地ではない。ということは、彼は街に潜む誰かの命を狙う”スナイパー・暗殺者”なのか。よく考えてみると、スイスは数あるミステリ作品にも登場するマネーロンダリングのメッカ、匿名口座でも何でもござれ、まさに悪の大物が潜むにはうってつけの地なのである。つまり彼は・・・
ではいったい暗殺用の武器は何なのだ? ま、まさか・・・
水圧があればできないこともないか・・・とアホなことを夢想している筆者を現実に引き戻してくれるようなコメント・メールを心からお待ちしている。
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