【イラストチックな犬たち第2回 -犬の標識シリーズその8-】
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それも年が変わろうがまだ続いている「犬の標識シリーズ」なのだ。本物の犬は一切出てこずに標識上の犬の姿ばかりを紹介しているこのシリーズ、念の為過去記事を読んでみたいという奇特な方は以下からどうぞ。
第1回:「犬は捨てないで!」編・・・ということで、この流れからすると今回のテーマは自明であろう。そう、本日は「”イラスト”で表示された犬たち」の第2回目として・・・
第2回:「スイスの犬の驚くべき生態」編
第3回:「白ピクトの犬たち」編
第4回:「黒ピクトの犬たち」編
第5回:「~腰を下ろせば 犬の糞~♪」編
第6回:「フォトジェニックな犬たち」編
第7回:「イラストチックな犬たち」編その1
を紹介してみたい。前回のリアルなイラストの犬たちは不気味で怖かったりしたのだが、よりデフォルメされた犬はほのぼのと可愛いのだ。更に言えば、ほのぼのを通り越して(?)”ひょうきん”な犬まで登場するのである。今回は特別付録(?)としてスイス以外の国の犬も登場するので、そのあたりも楽しんでいただければ幸いだ。
ではまず前回の復習から行こう。いや、単に前回紹介し忘れただけなのだが、イラストでもリアルな犬はこんな感じになるのだ。
入るんやったら自己責任でな!!」
との怖いメッセージが添えられているのだ。このメッセージにほのぼのと可愛い犬が描かれていれば、それこそ効果半減であろう。
実はこのエッグには似たような看板がもう1つ、民家の玄関先に掲示されていた。どうせこけおどしだろう、と思って撮影を試みたのだが、本当に獰猛そうな大型犬が出てきて吠えまくられた。写真は断念して這う這うの体(ほうほうのてい)で逃げ帰ったのだが、”看板に偽りなし”とはまさにこのことだった。
このようなリアルな犬に対して、デフォルメされた犬たちはこうなる。
この”ほのぼの犬”の極致は、なんとスイス以外の国にいるのだ。
と書かれているのだ。要するに”犬が自分で便器を持ち歩いて糞を処理するような時代が来るまでは、糞の始末は飼い主さんがしてね”ということらしい。うーむ、素晴らしいぞ、スペイン。
ちなみに la leti 殿はもう1点犬の標識を提供してくださった。これはピクト犬で以前に筆者が紹介し忘れていたものだが、ここで披露してみたい。
スペイン犬(?)で和んだ後は、スイスの犬に戻ろう。ここからは、犬がどんどんデフォルメされて”ひょうきんさ”が増していくのである。まずはこちらから!
お次はアルボンの花壇で見かけたこちらの標識。
さて、本日もこれが最後の紹介である。
実は昨年の秋頃から、チューリッヒにある噴水はこんなことになっているのだ。
その掲示板のアップがこちらだ!
なのである。入浴、いや、水浴びが好きな犬たちには世知辛い世の中になったものだ。それにしてもこの犬・・・
と無言の抗議をしているかのようだ。”禁止”の掲示なのに”犬の不満”まで織り込んである、どっちの味方なのかよく分からない標識なのである。
そういや最近湯船に浸かっていないな・・・と思い耽ってしまった筆者だけは愛玩犬にしたくない貴方からのコメント・メールを切にお待ちしている。
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