2006年 01月 06日
【スイスの消火栓 -いろいろなかたち編その8-】
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さて、皆さん・・・
Welcome to the gorgeous world of hydrants !
・・・というわけで、もう5度も英語に逆戻りしてしまった呼び掛け(でも相変わらず形容詞だけは変更)とともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、早速ではあるが、今回から2回に分けてお送りしてみたいテーマは・・・
「”隠れる”消火栓たち」
なのだ。何故だか分からぬのだが、とにかくスイスの消火栓たちには”隠れようとするもの”が多いのだ。既に2度ほどそんな消火栓たちを紹介してはいるが(この記事とかあの記事参照)、それ以降も出てくるわ出てくるわ、なんでそんなに目立ちたくないのだ?と小首を傾げてしまうほど多いのである。
これも以前に書かせてもらったが、消火栓の隠れ方には、1.埋まるタイプ、2.何かに身を潜めるタイプ、の2種類がある。今回紹介してみたいのは最初の”埋まるタイプ”である。考えてみると、隠れたい動機としては、1.とにかく内気で人目につきたくない(消極的潜伏)、2.人目を忍ぶことで何かを企んでいる(積極的潜伏)、の2つほどが考えられるが、どうも”埋まるタイプ”にはシャイな前者が多いような気もする。そのあたりのシャイさも楽しんでいただければ幸いだ。
では行こう。まずは周シュナーベル殿が提供してくださったこちらのテッシンの消火栓からどうぞ!
・・・埋まり具合は3分の1弱、と言ったところだが、わざわざ埋まっている領域を石の柵で囲んであるところが素敵だ。まるで井戸にでも潜もうとしているようではないか。
さらに素敵なのはその表情である。顔の部分にある小さな穴、まるで”おちょぼ口”のようには見えませぬか?潜もうとしているところを見つかって、「!・・・」と声にならない叫びを上げているようではないか。
お次は秘書ことももも。殿が提供してくれた作品。ちなみに撮影場所はエルザウだ。
・・・これも埋もれ具合はそれほどでもないが・・・
「埋まるところ間違ってまっせ、あんた」
とでも声を掛けたくなるような一品である。そう言えばこれも井戸っぽいな。うーむ、消火栓たちは井戸が好きなのか?
さて、次からは埋まろうとする消火栓がいかにシャイであるかを示す作品たちである。まずはボンシュテッテンで採取したこちらの消火栓から。
・・・これも埋まり具合は3分の1弱ほどだが、顔の向きにシャイさが溢れている一品だ。これ、どう見ても・・・
筆者と目が合わないようにしている
ように見えませぬか。欧州では珍しく視線を合わせないほどのシャイさなのである。それともなにか、筆者に見つかってよほどバツが悪いのか。
いよいよ次が最後の紹介である。埋もれ具合といいシャイさといい、その最高峰に位置している消火栓はこちらなのだ!
・・・これは凄いぞ。まずは埋もれ具合だ。これ、どう見ても・・・
半分は埋まっているではないか。
おまけに・・・
視線も逸らしまくり
なのである。殆ど90度は横に向いているぞ。
筆者には彼の声が聞こえるような気がする。
「あ、ここではワシを見んかった、っちゅうことにしといてんか。」
・・・よほど見つかりたくはなかったらしい。あの顔の白いテープ、まるで冷や汗のようには見えませぬか。
でも何故にそこまでして隠れたいのか。筆者はこの消火栓に言いたい。
「そんなに火事を消すんが嫌なんか?」 と。
次回は「物陰に潜んで何かを企む消火栓」を紹介してみたい。それなりに期待しておいてくだされ。
・・・実はシャイで社交下手、という筆者の自己評価を信じていない貴方からのコメント・メールも切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」でのこのブログの順位もシャイそのもの・・・。というわけで、筆者にコメント・メールを送れないシャイな貴方も、穴を見ると何かで埋めたくなる危険な貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、普段は埋もれている筆者の”可変式消火栓”を突出させます。あ、筆者の可変式消火栓(別名「甘えん坊将軍」「キノコ」)も普段はシャイやったんや・・・。
・・・というわけで、もう5度も英語に逆戻りしてしまった呼び掛け(でも相変わらず形容詞だけは変更)とともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、早速ではあるが、今回から2回に分けてお送りしてみたいテーマは・・・
なのだ。何故だか分からぬのだが、とにかくスイスの消火栓たちには”隠れようとするもの”が多いのだ。既に2度ほどそんな消火栓たちを紹介してはいるが(この記事とかあの記事参照)、それ以降も出てくるわ出てくるわ、なんでそんなに目立ちたくないのだ?と小首を傾げてしまうほど多いのである。
これも以前に書かせてもらったが、消火栓の隠れ方には、1.埋まるタイプ、2.何かに身を潜めるタイプ、の2種類がある。今回紹介してみたいのは最初の”埋まるタイプ”である。考えてみると、隠れたい動機としては、1.とにかく内気で人目につきたくない(消極的潜伏)、2.人目を忍ぶことで何かを企んでいる(積極的潜伏)、の2つほどが考えられるが、どうも”埋まるタイプ”にはシャイな前者が多いような気もする。そのあたりのシャイさも楽しんでいただければ幸いだ。
では行こう。まずは周シュナーベル殿が提供してくださったこちらのテッシンの消火栓からどうぞ!
さらに素敵なのはその表情である。顔の部分にある小さな穴、まるで”おちょぼ口”のようには見えませぬか?潜もうとしているところを見つかって、「!・・・」と声にならない叫びを上げているようではないか。
お次は秘書ことももも。殿が提供してくれた作品。ちなみに撮影場所はエルザウだ。
とでも声を掛けたくなるような一品である。そう言えばこれも井戸っぽいな。うーむ、消火栓たちは井戸が好きなのか?
さて、次からは埋まろうとする消火栓がいかにシャイであるかを示す作品たちである。まずはボンシュテッテンで採取したこちらの消火栓から。
ように見えませぬか。欧州では珍しく視線を合わせないほどのシャイさなのである。それともなにか、筆者に見つかってよほどバツが悪いのか。
いよいよ次が最後の紹介である。埋もれ具合といいシャイさといい、その最高峰に位置している消火栓はこちらなのだ!
おまけに・・・
なのである。殆ど90度は横に向いているぞ。
筆者には彼の声が聞こえるような気がする。
・・・よほど見つかりたくはなかったらしい。あの顔の白いテープ、まるで冷や汗のようには見えませぬか。
でも何故にそこまでして隠れたいのか。筆者はこの消火栓に言いたい。
次回は「物陰に潜んで何かを企む消火栓」を紹介してみたい。それなりに期待しておいてくだされ。
・・・実はシャイで社交下手、という筆者の自己評価を信じていない貴方からのコメント・メールも切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」でのこのブログの順位もシャイそのもの・・・。というわけで、筆者にコメント・メールを送れないシャイな貴方も、穴を見ると何かで埋めたくなる危険な貴方も、下のバナーのクリックしていただかないと、普段は埋もれている筆者の”可変式消火栓”を突出させます。あ、筆者の可変式消火栓(別名「甘えん坊将軍」「キノコ」)も普段はシャイやったんや・・・。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-01-06 07:35
| スイス消火栓コレクション