2006年 01月 05日
【スイスマイナー旅行記 -ベルニナ特急・マトモ編-】
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本日は「スイスマイナー旅行記」のコーナーである。
今回からは2回シリーズで、あの”ベルニナ特急”の旅をお届けしてみたい。第1回目の本日は風景写真満載、筆者には全く似合わぬマトモな乗車記だ。最初に断っておくが、今回はオチもへったくれもないので”笑い”は期待しないでいただきたい。
さて、ベルニナ特急であるが、その路線図は以下の通りである。
・・・正確に言うと、この路線にはクールからイタリアのティラノへの経路と、サンモリッツからティラノへの経路があるのだが、今回筆者が乗車したのは写真の右側にあたる後者の路線である。サンモリッツからだとティラノまでは2時間ほど、この短時間で氷河なども見れるお得なコースなのだ。
先程から”ベルニナ特急”と記してはいるが、実際に筆者が乗ったのは特急ではない。普通列車の方なのである。普通列車とはいうが、別に車体の質が落ちるわけでもなく、所要時間が大幅に変わるわけでもない。むしろ空いていたりするので、行きか帰りは普通列車に乗ることをお勧めしたい。何故か筆者は往復とも普通だったりしたのだが。
そのベルニナ特急の車体はこんな感じだ。
・・・これ、どこぞの途中駅でのひとコマなのだが、この列車間の狭い隙間に乗降客がごった返したりしているのである。これはある意味ジェットコースターよりも怖いかもしれない。
まったく意味はないのだが・・・
・・・こちらはエンガディン行きの車両だ。ストーリーに無関係な写真というのはこれだ!という典型的なひとコマである。
さて、サンモリッツからベルニナ特急に乗ると、まずはどんどんと登っていく。最初のポイントは黒い湖と言われる”レイ・ネイル(Lej Nair)”である(写真は撮り忘れた・・・)。そこを過ぎると見えてくるのが・・・・
・・・こちらの”ラーゴ・ビアンコ(Lago Bianco)”である。この湖、レイ・ネイルに対して「白い湖」と言われる。隣り合った湖なのだが、色が全然違うのだ。レイ・ネイルは雨水が溜まった湖であるのに対し、ラーゴ・ビアンコは氷河が溶けて出来た湖だからである。ちなみにこの隣り合った湖、レイ・ネイルは”黒海”に、ラーゴ・ビアンコは”アドリア海”にと、全然違うところに注いでいたりする。この湖同士の間が、ちょうどスイスとイタリアの分水嶺にあたるのだ。
ラーゴ・ビアンコの湖畔に沿って登っていく列車は・・・
・・・こちらの”オスピッチオ・ベルニナ(Ospizio Bernina)”駅に到着する。この駅はこの路線で最も標高が高く、登山鉄道を除く一般鉄道路線でも標高が最も高い駅らしい。その駅には誇らしげに・・・
・・・このような標高を示す看板が。ちなみにここの高さは2256メートル・7403フィートである。ちなみにこの標高、「地球の歩き方」には2253mと記してあるのだが、何故だろうか?単なるケアレスミスか?それとも地殻変動で3mほど浮いたり沈んだりしたのか??
ここからは徐々に下がっていくのだが、まず目を惹くのが、アルプ・グリュム駅付近から見えるこちらの絶景だ。
・・・そう、これは”パリュ氷河”である。スイスで有名なもうひとつの観光路線、「氷河特急」では実際に氷河がなかなか見られないとも聞くが、こちらではバッチリである。
おまけに、こちらの写真のように・・・
・・・氷河から流れた水が湖を形成している様子も鑑賞できるのだ。この写真でもお分かりのように、氷河からの水が直接流れ込んでできる湖(ラーゴ・ビアンコもそうだ)は”白い”のである。
氷河を望んだ後は、列車はどんどん下っていく。そしてその先には・・・
・・・このように”ポスキアーヴォ湖”やティラノ方面が遠望できるのだ。夏場でもかなり涼しかった氷河付近とは違い、この辺りから気温もどんどん上昇していくのである。
ここからしばらくはそれほどのスポットはない。のんびりとスイスのイタリア語圏を走るのみである。そしてブルジオ駅を過ぎた頃、このベルニナ特急の最後の山場がやってくるのだ。
そう、それは・・・
”オープンループ橋”なのである。
短い距離で一気に標高を稼ぐためにある円形の橋なのだが、ここが楽しいのだ。では、そのオープンループ橋の模様を連続ショット(?)でどうぞ!
オープンループ橋・確認・捕捉!
突入!
おおーっと、ここで放水攻撃!
退避っ!退避~っ!
降下完了!
・・・というように、中の芝生に水をやっている放水器とも戯れたりできるのである。
その後はあっさりと・・・
”ティラノ駅”に到着。
・・・というわけで、今回はここまでである。見ろ、オチも何もないではないか。
ちなみに来週は、やはりあまりオチのない「コネタ編」なんかもお送りしてみたい。読者の皆様、あまり期待されないように。
オチがない記事をアップすると不安でしょうがない筆者の”お笑い魂”を笑い飛ばしてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
*この記事と違って、「人気ブログランキング」での順位は”オチ”続けているようです・・・。というわけで、マトモな記事(?)に妙な違和感を覚えた貴方も、こんな記事の方がいいや、と感じたマトモな貴方も、以下のバナーをクリックしていただかなければ、筆者も貴方に”放水”します。それが”水”かどうかはここでは言えません。
今回からは2回シリーズで、あの”ベルニナ特急”の旅をお届けしてみたい。第1回目の本日は風景写真満載、筆者には全く似合わぬマトモな乗車記だ。最初に断っておくが、今回はオチもへったくれもないので”笑い”は期待しないでいただきたい。
さて、ベルニナ特急であるが、その路線図は以下の通りである。
先程から”ベルニナ特急”と記してはいるが、実際に筆者が乗ったのは特急ではない。普通列車の方なのである。普通列車とはいうが、別に車体の質が落ちるわけでもなく、所要時間が大幅に変わるわけでもない。むしろ空いていたりするので、行きか帰りは普通列車に乗ることをお勧めしたい。何故か筆者は往復とも普通だったりしたのだが。
そのベルニナ特急の車体はこんな感じだ。
まったく意味はないのだが・・・
さて、サンモリッツからベルニナ特急に乗ると、まずはどんどんと登っていく。最初のポイントは黒い湖と言われる”レイ・ネイル(Lej Nair)”である(写真は撮り忘れた・・・)。そこを過ぎると見えてくるのが・・・・
ラーゴ・ビアンコの湖畔に沿って登っていく列車は・・・
ここからは徐々に下がっていくのだが、まず目を惹くのが、アルプ・グリュム駅付近から見えるこちらの絶景だ。
おまけに、こちらの写真のように・・・
氷河を望んだ後は、列車はどんどん下っていく。そしてその先には・・・
ここからしばらくはそれほどのスポットはない。のんびりとスイスのイタリア語圏を走るのみである。そしてブルジオ駅を過ぎた頃、このベルニナ特急の最後の山場がやってくるのだ。
そう、それは・・・
短い距離で一気に標高を稼ぐためにある円形の橋なのだが、ここが楽しいのだ。では、そのオープンループ橋の模様を連続ショット(?)でどうぞ!
・・・というように、中の芝生に水をやっている放水器とも戯れたりできるのである。
その後はあっさりと・・・
・・・というわけで、今回はここまでである。見ろ、オチも何もないではないか。
ちなみに来週は、やはりあまりオチのない「コネタ編」なんかもお送りしてみたい。読者の皆様、あまり期待されないように。
オチがない記事をアップすると不安でしょうがない筆者の”お笑い魂”を笑い飛ばしてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
*この記事と違って、「人気ブログランキング」での順位は”オチ”続けているようです・・・。というわけで、マトモな記事(?)に妙な違和感を覚えた貴方も、こんな記事の方がいいや、と感じたマトモな貴方も、以下のバナーをクリックしていただかなければ、筆者も貴方に”放水”します。それが”水”かどうかはここでは言えません。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2006-01-05 07:28
| スイスマイナー旅行記