2005年 12月 02日
【スイスの消火栓 -カラーリング編その2-】
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さて、皆さん・・・
Willkommen zur schillernden Welt der Hydranten !
・・・というわけで、三度独語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。なお、できれば独語バージョンでも形容詞くらいは変えていきたいので、独語での他の形容詞も募集していたりするのだ(依然として他人任せの筆者・・・)。
残念ながら(?)今回も皆さんお待ちかねの正統派ペイントアート物の紹介ではなかったりするのである。たまには違うテーマも挟まないと「ペイントアート物」の素晴らしさが分からなくなってきたりするではないか。という苦しい言い訳のもと、本日は久々となった「カラーリング編」をお送りしてみたい。で、今回のテーマは・・・
「”信号機カラー”の消火栓たち」
なのだ。「信号機カラー」とは言うまでもなく”赤・黄・青”の3色のことである。これら3色の見事なまでのカラーリングをお楽しみいただければ幸いだ。
ではまず情熱溢れる、というか、「止まれ」を意味する「赤」から行こうではないか。トップバッターはムルテンで発見したこちらの消火栓である。
・・・体型的には「おデブさんタイプ」に分類されるこちら、色は見事なまでに全身”真っ赤”なのだ。まるで燃えているかのようではないか。いや、火を消す筈の消火栓が燃えても困るのだが・・・。
若干色合いが違うのがこちら。
・・・これもムルテンで採集した「おデブタイプ」だが、上の真っ赤よりは若干オレンジがかった一品である。それにしてもこの全身真っ赤タイプ、興奮しているというか、血圧の高いオヤジが怒っているようにも見えなくはない。
お次は「注意」を意味する「黄色」である。実は本邦初公開のはずの黄色い消火栓はこちらだ!
・・・これはヴェーデンスヴィルで発見したものなのだが、見事なまでに全身”黄色”なのである。そして実はこいつも「おデブタイプ」なのだ。うーむ、どうも「おデブタイプ」はカラーリングされやすいらしい。このタイプのペイントアートは見かけたことがないのに、不思議なものである。
ただ、ここヴェーデンスヴィルでは、おデブタイプだけでなく、他のタイプも黄色だったりするのだが。
・・・そう、これはお辞儀をしているかのような新型である。まるでヒマワリのような一品なのだ。どうやらこの街のイメージカラーは「黄色」らしい。
さて、最後は「進め」を意味する「青」である。
まずは「”おデブタイプ”はカラーリングされやすい」ことを示す好例として、以前にも紹介したことのあるこちらから。
・・・そう、これは前回のカラーリング編で取り上げたエフレティコンの消火栓である。これも全身真っ青のおデブタイプなのだ。しかし何故にこのタイプはカラーリングばかりされているのだ?しかも全身だぞ。
とは言え、全身真っ青なのはこのタイプだけではなく・・・
・・・ミュンヒヴィレンで発見したこの「ニョロニョロ型」もそうなのではあるが。うーむ、実に不健康そうなニョロニョロだぞ。
さて、今回もこれが最後の紹介である。
実はこの全身真っ青な消火栓の中には、変な子分を従えた奴がいるのだ。それはこいつなのである。
・・・これはアンデルフィンゲンに鎮座していたものだが、形態的にはノーマルタイプの一品。何故かその隣にはやはり真っ青の球状の物体が置かれていたりするのだ。えっ、これはいったい何なん?と突っ込まれた皆さん、ごもっともな質問である。では説明しよう。
それにお答えするのは、こちらのアングルを変えた写真なのだ!
・・・そう、この小さい真っ青な球体、実は・・・
”青い鳥”の置物なのである。
お茶目そうな視線を送るその横で、何故か冷や汗をかいているように見える消火栓が素敵だぞ。あの白い斑点、まるで冷や汗のように見えませぬか?
でも彼はどうして冷や汗なぞかいているのであろうか?その訳は次の写真から明らかになるのだ!
・・・そう、実はこの消火栓、
”青い鳥軍団”に取り囲まれているのだった。
あの鳥はじつは子分なんぞではなかったのだ。こんな不気味な軍団に囲まれたこの消火栓、自らも青くなって”青い鳥”に偽装するしかなかったのである。そしておそらくは今日も「気付かれはしないか?」と冷や汗を流しながら耐えているのだ。
”青い鳥”ではなくて女性になら取り囲まれてもいいか・・・などと考えているイケナイ筆者の誤解を解いてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」の順位は・・・どうせ見ても落ち込むだけのような。見たい人はクリックして筆者に代わって確認してください。というわけで、幸せの青い鳥を探している貴方も、おデブタイプが気になって仕方のなくなった貴方も、下のバナーのクリックしていただければ、筆者を初めとする”青いおデブ軍団”が貴方を取り囲みます・・・って、自分で想像してもかなり気持ち悪いような・・・。
・・・というわけで、三度独語に逆戻りしてしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。なお、できれば独語バージョンでも形容詞くらいは変えていきたいので、独語での他の形容詞も募集していたりするのだ(依然として他人任せの筆者・・・)。
残念ながら(?)今回も皆さんお待ちかねの正統派ペイントアート物の紹介ではなかったりするのである。たまには違うテーマも挟まないと「ペイントアート物」の素晴らしさが分からなくなってきたりするではないか。という苦しい言い訳のもと、本日は久々となった「カラーリング編」をお送りしてみたい。で、今回のテーマは・・・
なのだ。「信号機カラー」とは言うまでもなく”赤・黄・青”の3色のことである。これら3色の見事なまでのカラーリングをお楽しみいただければ幸いだ。
ではまず情熱溢れる、というか、「止まれ」を意味する「赤」から行こうではないか。トップバッターはムルテンで発見したこちらの消火栓である。
若干色合いが違うのがこちら。
お次は「注意」を意味する「黄色」である。実は本邦初公開のはずの黄色い消火栓はこちらだ!
ただ、ここヴェーデンスヴィルでは、おデブタイプだけでなく、他のタイプも黄色だったりするのだが。
さて、最後は「進め」を意味する「青」である。
まずは「”おデブタイプ”はカラーリングされやすい」ことを示す好例として、以前にも紹介したことのあるこちらから。
とは言え、全身真っ青なのはこのタイプだけではなく・・・
さて、今回もこれが最後の紹介である。
実はこの全身真っ青な消火栓の中には、変な子分を従えた奴がいるのだ。それはこいつなのである。
それにお答えするのは、こちらのアングルを変えた写真なのだ!
お茶目そうな視線を送るその横で、何故か冷や汗をかいているように見える消火栓が素敵だぞ。あの白い斑点、まるで冷や汗のように見えませぬか?
でも彼はどうして冷や汗なぞかいているのであろうか?その訳は次の写真から明らかになるのだ!
あの鳥はじつは子分なんぞではなかったのだ。こんな不気味な軍団に囲まれたこの消火栓、自らも青くなって”青い鳥”に偽装するしかなかったのである。そしておそらくは今日も「気付かれはしないか?」と冷や汗を流しながら耐えているのだ。
”青い鳥”ではなくて女性になら取り囲まれてもいいか・・・などと考えているイケナイ筆者の誤解を解いてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」の順位は・・・どうせ見ても落ち込むだけのような。見たい人はクリックして筆者に代わって確認してください。というわけで、幸せの青い鳥を探している貴方も、おデブタイプが気になって仕方のなくなった貴方も、下のバナーのクリックしていただければ、筆者を初めとする”青いおデブ軍団”が貴方を取り囲みます・・・って、自分で想像してもかなり気持ち悪いような・・・。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-12-02 07:15
| スイス消火栓コレクション