【愛しの針金人形看板たち -人形看板シリーズその3-】
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さらに、今回紹介させてもらうのも一昨日に引き続いてまたまた「看板」なのだ。最近連発している「看板鑑賞」シリーズの第3回目なのである。ちなみに気になったものを短期間に徹底的に紹介し続けるのは筆者の癖なのだ。その潮が引けば何ヶ月か放置されることは確実だが・・・。記憶に新しいこととは思うが、参考までに今までの看板シリーズの過去記事は以下の通りである。
第1回:「平面人形看板」編
第2回:「顔ハメ看板」編
さて、本日紹介したい看板のテーマは・・・
(もちろん筆者命名)
なのだ。第1回目の記事では平面の人形看板たち(一部立体)を紹介したが、今回は立体物である。しかもただのリアルな立体物ではない。その身体が針金のように細くてスリムな看板たちなのである。
この針金人形看板の代表格は彼だ。
これはスイスの大企業ネスレのアイスクリームを宣伝するための看板で、スイスでは最も頻繁に見かけるものである。スイスに来たことのある、或いはスイスにお住みの方なら一度は見かけられたのではないか。チューリッヒにも勿論いるし、あの温泉保養地バート・ラガッツでも・・・
このネスレタイプ以外は極めて稀だが、たまにその亜種を発見することもある。例えばフラウエンフェルトの駅前で見かけたこの看板はかなり貴重だ。
それにも増して特徴的なのはこの顔である。おそらくはクッキーあたりをイメージした作品なのであろうが・・・
のは筆者だけか?まるであのカボチャ細工のようではないか。
いくらこの針金人形看板に似ているからと言って、これはきっと亜種ではない・・・と思う。
これは偶然なのだろうか?それとも作為的に意図して作られたものなのか??もし後者だとすればそのセンスは素晴らしい。見事に針金看板っぽくなっているではないか。
さて、いよいよ本日最後の作品である。数少ない針金人形看板の中で、筆者が最も衝撃を受けた作品はこちらだ!
ひょっとすると「カッパ」???
背中に背負っている盾みたいなものは甲羅をイメージしているのだろうか。ならば「カメ」さんであろうが、カメの手足ってこんなに長いか??それにしてもこの看板、どうも「アチョーッ!!」と叫んでいるように思えてしまうのは筆者だけか?
彼はその左手を見る限り、指は5本のようである。とは言え、指の長さと言うか配置はちと妙ではあるが・・・。よく見ると左足の先っぽがなくなっている。右足には盗難防止用と思われる鎖まで付いているから、彼はスイス人垂涎の芸術作品なのかもしれない。うーむ、スイス人はセンスがいいのやら悪いのやら・・・。ちなみに筆者はこんな不気味で意味不明の作品のセンスは大好きであるが。
「お前はドジでノロマなカメだっ!」と言われても仕方のない筆者を愛をもって指導してくれる貴方からのコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」での順位は・・・まぁこんなものなのか・・・。というわけで、看板ばかりで飽きてしまった貴方も、これらの看板を飾りたくなってしまった貴方も、以下のバナーをクリックしていただければ、筆者も針金のようなボディに!・・・なりたいなぁ・・・。