2005年 10月 14日
【スイスの消火栓 -怒涛のペイントアート編その6-】
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さて、皆さん・・・
Willkommen zur schillernden Welt der Hydranten !
・・・というわけで、周シュナーベル殿に教えていただいた独語の呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。あ、ついでに他の言語ではどう言えばいいのかも誰か御教示いただければ幸いだ(ホンマに他人任せの筆者・・・)。
今回も前回の「囚人編」に引き続いて正統派ペイントアート物の紹介である。数多のペイントアート物からセレクトした今回のテーマは・・・
「”顔”、それも”でかい顔”」
なのだ。我々はついあの腕から上が顔と頭部と思い込んでしまいがちだが、以前の記事でも紹介したような規格外のデカイ顔の消火栓たちは結構いるのである。今回はそんな顔の凄さを楽しんでいただければ幸いだ。
オトナになってしまった筆者にはなかなかこのような発想はできないものだが、消火栓全体を「顔」と捉えた作品は結構あるのである。例えばローテントゥルムで発見したこの消火栓を見よ。
・・・見事なほどに全身が顔である。ブロンドで色白の素敵な容姿なのだが、惜しいかな、鼻が完全にお空を向いてしまっている。鼻の穴まで丸見えである。左に見える穴から出ている一筋の黒い線は単なるペンキの垂れなのか、はたまた「鼻毛」を表現したものなのか?
これは余談だが、どうもこちらの男性は鼻毛を豪快に出している人が多いような気がする。特に鼻の下にヒゲを蓄えている人がそうだ。遠目から見ればそれがヒゲなのか鼻毛なのかが分からないからであろうが・・・。
続いての登場は、顔の大きさはさほどではないものの、その位置がおかしいこちらの消火栓。
・・・これはイスリコンで発見したものであるが、顔が微妙に大きくてその位置が微妙に下だ。しかもこれ、腕の位置からもお分かりいただけるであろうが、いわゆる裏側にペイントされているのである。まぁ、もともと道路に背を向けているので仕方がなかったのであろうが・・・。
この顔のタッチはなかなか独特である。なんとなく懐かしさがこみ上げてくる。そう、この顔はどうも・・・
あの「サザエさん」あたりに出てきそう
に思えてしまうのだ。なんとなく「のりへい」さんあたりに見えてしまうのは筆者だけか?
お次は腹部突起の新たな解釈を提案する斬新な一品。
・・・これはミュンヒヴィレンで出会った作品だが、な、なんと、腹部の突起を「口」に見立てているのである。見事なほどに「でかい”おちょぼ口”」なのだ。「おちょぼ口は小さい」という既成概念すら打破した一品なのである。
以前の記事でも紹介したが、腹部突起を見ると、どうしても男性の下腹部の突起をイメージしてしまうアホなオトナの筆者の心を洗ってくれるような爽やかな一品なのだ。
既成概念を嘲笑うのはこの消火栓だけではない。本日最後の作品はまさに衝撃的だ。今までの作品、いくら顔がでかかったり位置がおかしかったりしても、「顔は1つ」という点では極めて常識的だった。ところがこの「顔は1つ」という既成概念すら嘲笑う消火栓が存在したのである。
それはこちらだ!
・・・これもミュンヒヴィレンに鎮座していたものだが、中央上部のデカイ顔に加えて、腹部に2つ、両腕に1つずつ、合計5つの顔があるのである。目玉の数は合計10個だぞ。お腹の2つの顔などどういう位置関係にあるのかさっぱり分からないほどだ。夜中に見ると却って怖いのかもしれない。しかしこれだけ顔が多いと・・・
独りで「にらめっこ」ができたりするのだろうか?
毎日鏡で”にらめっこ”の特訓をしている筆者と勝負してみたい貴方からのコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」ではベスト20すら危なくなってきました・・・。というわけで、これら消火栓とは違って小顔が自慢の貴方も、顔の筋肉が柔らかくて表情豊かな貴方も、下のバナーのクリックしていただければ、筆者の顔も広くなります。大きくなるのは別の部位にしたいのですが・・・。
・・・というわけで、周シュナーベル殿に教えていただいた独語の呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。あ、ついでに他の言語ではどう言えばいいのかも誰か御教示いただければ幸いだ(ホンマに他人任せの筆者・・・)。
今回も前回の「囚人編」に引き続いて正統派ペイントアート物の紹介である。数多のペイントアート物からセレクトした今回のテーマは・・・
なのだ。我々はついあの腕から上が顔と頭部と思い込んでしまいがちだが、以前の記事でも紹介したような規格外のデカイ顔の消火栓たちは結構いるのである。今回はそんな顔の凄さを楽しんでいただければ幸いだ。
オトナになってしまった筆者にはなかなかこのような発想はできないものだが、消火栓全体を「顔」と捉えた作品は結構あるのである。例えばローテントゥルムで発見したこの消火栓を見よ。
これは余談だが、どうもこちらの男性は鼻毛を豪快に出している人が多いような気がする。特に鼻の下にヒゲを蓄えている人がそうだ。遠目から見ればそれがヒゲなのか鼻毛なのかが分からないからであろうが・・・。
続いての登場は、顔の大きさはさほどではないものの、その位置がおかしいこちらの消火栓。
この顔のタッチはなかなか独特である。なんとなく懐かしさがこみ上げてくる。そう、この顔はどうも・・・
に思えてしまうのだ。なんとなく「のりへい」さんあたりに見えてしまうのは筆者だけか?
お次は腹部突起の新たな解釈を提案する斬新な一品。
以前の記事でも紹介したが、腹部突起を見ると、どうしても男性の下腹部の突起をイメージしてしまうアホなオトナの筆者の心を洗ってくれるような爽やかな一品なのだ。
既成概念を嘲笑うのはこの消火栓だけではない。本日最後の作品はまさに衝撃的だ。今までの作品、いくら顔がでかかったり位置がおかしかったりしても、「顔は1つ」という点では極めて常識的だった。ところがこの「顔は1つ」という既成概念すら嘲笑う消火栓が存在したのである。
それはこちらだ!
毎日鏡で”にらめっこ”の特訓をしている筆者と勝負してみたい貴方からのコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」ではベスト20すら危なくなってきました・・・。というわけで、これら消火栓とは違って小顔が自慢の貴方も、顔の筋肉が柔らかくて表情豊かな貴方も、下のバナーのクリックしていただければ、筆者の顔も広くなります。大きくなるのは別の部位にしたいのですが・・・。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-10-14 06:29
| スイス消火栓コレクション