2005年 10月 07日
【スイスの消火栓 -怒涛のペイントアート編その5-】
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さて、皆さん・・・
Welcome to the dazzling hydrants' world !
・・・というわけで、遂に日本語のフォントが底をついたために英語になってしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。あ、ついでにドイツ語ではどう言えばいいのかも誰か御教示いただければ幸いだ(ホンマにドイツ語圏に住んでるんかい・・・)。
さて、前回までの中途半端なフェーラルトルフの消火栓にウンザリされていた皆様・・・
お待たせしたっ!
今回からは正統派ペイントアート物の紹介なのだ!!
思い起こせば前回の正統派ペイントアート消火栓の紹介から早4ヶ月が経ってしまった。もちろん、この間に筆者が遊んでいたわけではない。着実にコレクションを増やしていたのである。この弛まぬ努力(?)のお陰で、約80体もの新たなペイントアート物を蓄積できたのだ。
その数多のペイントアート物の中から、今回は・・・
ペイントアート界で最も流行しているコンセプト
をテーマに紹介してみたい。ペイントアート物は全て個性派揃いなのだが、何故だかあるデザインだけは頻繁に(?)施されているのだ。
さて皆さん、その最も人気のあるデザインは何だと思われるか?そうであるなぁ、ヒントは、「既に紹介した消火栓の中にも1回登場している」ということであろうか。
その最も人気の高いデザイン、実はこちらなのだ!
・・・そう、これはこのコーナーの記念すべき第1回目の記事で登場したミューレンの消火栓だが、実はこの・・・
囚人服デザイン
が最もポピュラーなのである。
嘘だと思われるなら、こちらのミュンヒヴィレン(トゥルガウ州の街で、ペイント消火栓の宝庫だった・・・)の消火栓を御覧あれ!
・・・ほれ、こちらも立派に囚人服だ。揉み上げが立派なのは牢獄では自由にヒゲも剃れないからか。胸には囚人番号(?)なのか、「323」と描かれている。最初はプレート番号代わりかとも思ったが、この囚人さんにはこの番号とは別に「155」と刻印された番号プレートが取り付けられているのだ。うーむ、この胸の番号は何に由来するのであろうか?
このミュンヒヴィレンにはもう1人囚人がいた。
・・・こちらは縞々が細いバージョン。やはり胸にはプレート番号と似ているが微妙に異なる「696」というナンバーが・・・。こちらの囚人さんは妙にスッキリとした顔をしているぞ。環境のいい刑務所にでもいるのか?
囚人がいるのはミュンヒヴィレンだけではない。同じトゥルガウ州の街であるイスリコンにだっているのである。
・・・こちらは罪の重さに顔色が真っ青になってしまった囚人。この囚人服にはきちんと前ボタンまでがあったりする。ボタンだけが妙にカラフルなのが素敵だ。そして胸にはやはり囚人番号「896」が・・・。当たり前だが、この3人の囚人は別人らしい。
しかし何故にここまで囚人服デザインが多いのであろうか?その場に固定されて動けず、しかも水供給という労働に奉仕せねばならない、という点が囚人の労役を連想させるのか?
今までに紹介した囚人たちは幸いにも(?)労役を課されていないようだが、中には罰として(?)過酷な労働を強いられている囚人消火栓もいるのだ。
その哀れな(?)囚人消火栓はこちらである!
・・・これはローテントゥルムにいた消火栓。やはり胸には「99」の囚人番号が・・・。消火栓の通常の労働と言えば消火などを目的にした水供給なのだが、彼はそんな当たり前の労役を課されているわけではないのだ。
さて、この囚人消火栓が課されている労役とは何かお分かりか?ヒントは左腕に巻きついた紐にある。
実はこの囚人の労役はこれなのだ!
・・・そう、見ればお分かりのように・・・
テントを張って支える
のが彼の労役だったのだ。本来の仕事すらさせてもらえない哀れな囚人消火栓・・・。彼がいったいどんな悪行を重ねたというのだろうか?
このような・・・
「塀の中の懲りない消火栓」
(懲りてないのか?)
を見ていると、溢れる涙を抑えることができない・・・までのことはないのだが。
塀の中というよりは妄想に囚われている筆者に、「返信」という楽しい労役を与えてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」ではベスト10すら夢のまた夢に・・・。というわけで、塀の中には縁のない善良な貴方も、ちょっとした罪悪感を抱えている心優しい貴方も、下のバナーのクリックという労役を行なってさえいただければ、貴方の罪は全て筆者が背負い込みます。もう充分に罪深い存在なので・・・。
・・・というわけで、遂に日本語のフォントが底をついたために英語になってしまった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。あ、ついでにドイツ語ではどう言えばいいのかも誰か御教示いただければ幸いだ(ホンマにドイツ語圏に住んでるんかい・・・)。
さて、前回までの中途半端なフェーラルトルフの消火栓にウンザリされていた皆様・・・
今回からは正統派ペイントアート物の紹介なのだ!!
思い起こせば前回の正統派ペイントアート消火栓の紹介から早4ヶ月が経ってしまった。もちろん、この間に筆者が遊んでいたわけではない。着実にコレクションを増やしていたのである。この弛まぬ努力(?)のお陰で、約80体もの新たなペイントアート物を蓄積できたのだ。
その数多のペイントアート物の中から、今回は・・・
をテーマに紹介してみたい。ペイントアート物は全て個性派揃いなのだが、何故だかあるデザインだけは頻繁に(?)施されているのだ。
さて皆さん、その最も人気のあるデザインは何だと思われるか?そうであるなぁ、ヒントは、「既に紹介した消火栓の中にも1回登場している」ということであろうか。
その最も人気の高いデザイン、実はこちらなのだ!
が最もポピュラーなのである。
嘘だと思われるなら、こちらのミュンヒヴィレン(トゥルガウ州の街で、ペイント消火栓の宝庫だった・・・)の消火栓を御覧あれ!
このミュンヒヴィレンにはもう1人囚人がいた。
囚人がいるのはミュンヒヴィレンだけではない。同じトゥルガウ州の街であるイスリコンにだっているのである。
しかし何故にここまで囚人服デザインが多いのであろうか?その場に固定されて動けず、しかも水供給という労働に奉仕せねばならない、という点が囚人の労役を連想させるのか?
今までに紹介した囚人たちは幸いにも(?)労役を課されていないようだが、中には罰として(?)過酷な労働を強いられている囚人消火栓もいるのだ。
その哀れな(?)囚人消火栓はこちらである!
さて、この囚人消火栓が課されている労役とは何かお分かりか?ヒントは左腕に巻きついた紐にある。
実はこの囚人の労役はこれなのだ!
のが彼の労役だったのだ。本来の仕事すらさせてもらえない哀れな囚人消火栓・・・。彼がいったいどんな悪行を重ねたというのだろうか?
このような・・・
(懲りてないのか?)
を見ていると、溢れる涙を抑えることができない・・・までのことはないのだが。
塀の中というよりは妄想に囚われている筆者に、「返信」という楽しい労役を与えてくれるようなコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」ではベスト10すら夢のまた夢に・・・。というわけで、塀の中には縁のない善良な貴方も、ちょっとした罪悪感を抱えている心優しい貴方も、下のバナーのクリックという労役を行なってさえいただければ、貴方の罪は全て筆者が背負い込みます。もう充分に罪深い存在なので・・・。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-10-07 06:17
| スイス消火栓コレクション