2005年 09月 30日
【スイスの消火栓 -中途半端なペイントアート編その3-】
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さて、皆さん・・・
♪めくるめく消火栓の世界へようこそ♪
・・・というわけで、やけに可愛い子ぶった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、前々回から「中途半端なペイントアート編」と題してフェーラルトルフの消火栓たちを紹介してきたこのコーナー、その中途半端編もいよいよ今回で最終回である。
あらかじめお断りしておくが、今回のラインアップは中途半端という枠を越えて・・・
もはやペイントアートですらない消火栓
ばかりなのだ。タイトルと全く違うことになってしまって申し訳ないが、これもあのフェーラルトルフの住民が悪いのだ。塗るなら塗るでちゃんと塗ってくれ!・・・と逆切れしてもしょうがないのだが、今回の記事に失望した皆さん、どうかこのコーナーの過去記事でスイスの消火栓の素晴らしさを再認識してほしい。
さて、そのフェーラルトルフの消火栓であるが、既に皆さんもお気付きの通り、その特徴はあの白テープにある。
この標準型消火栓にも・・・
こちらのスリム型にも・・・
・・・とにかく白テープなのだ。この2つはまだマシな方だが、その貼り方も実に雑と言うか、中途半端である。もっと貼り方を工夫すれば、これだけでもアートになると思うのだが・・・鉢巻に模してみるとか、ボディを縞々にしてみるとか。
さらにこの白テープの意義がさっぱり分からない。光が当たると反射して、夜間でも視認しやすいようにしているのだろうか?例えば車にぶつけられないように、とか・・・。
が、車の来ない柵の向こうにあるこの消火栓にまで白テープを貼る意味があるのか?
・・・そう、この消火栓は柵に囲まれた空き地にある上に、ボディはもともと真っ白にペイントされているのである。白い消火栓に白テープを貼ってどうするのだ?というか、むしろテープよりもボディの白の方が鮮やかな気がするのだが・・・。
ちなみにこれも状況はほぼ同じだ。
・・・こちらは白ボディに青い首輪、しかもボディが剥げてしまっている代物。もはやカラーリング物というのにも中途半端な一品だが、何故だかこれにも白テープが貼られているのだ。やはりテープの白の方がくすんでいるように見えるぞ。
逆にこれに貼るなら視認性向上という意義は感じられるが・・・
・・・折角の世にも珍しい真っ黒ボディが台無しではないか。真っ黒い消火栓は後にも先にもこれだけだったのだぞ。どうせ貼るなら、首輪や腕輪様に貼ればボディの渋い黒を損ねずに済んだものの・・・。
・・・などという怒りを抑えつつ、本日のラスト、即ちフェーラルトルフ編の最後の消火栓はやはり中途半端な黒で締めたい。
・・・うーむ、なんともコメントしようがないのだが、まぁ、全ての点が中途半端なのだ。ぼやけた陰影のある黒だけならかなり不気味な一品なのだが、その不気味さすらもあの白テープが中途半端にしてしまった怪作だ。そうであるなぁ、敢えて言うなら・・・
修整を施されてしまった「心霊写真」
みたいな作品である。あのワイドショーの心霊写真コーナーで紹介される、写っている人たちには黒い目線が施されているような心霊写真だ。そう思ってよく見ると、胸の部分には不気味な顔が浮き出ているような気も・・・。
というわけで、漸く中途半端なフェーラルトルフ消火栓シリーズも終幕を迎えたのであった。ここまで我慢して読んでいただいた皆さんに感謝したい。そして、いよいよ来週からは溜まりに溜まった「正統派ペイントアート物」を久々に紹介だ。期待してくれていいぞ!
実は心霊写真を1枚持っているかもしれない筆者に中途半端でも何でもいいからコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」では遂にベスト10からも陥落・・・。というわけで、今回の裏テーマは「白黒」?と深読みした貴方も、オカルト物が苦手な可愛い貴方も、下のバナーをクリックしていただければ、筆者の霊魂が貴方の写真にこっそりと・・・。そう、下手な心霊写真より筆者の方が怖いのです。
・・・というわけで、やけに可愛い子ぶった呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」のコーナーである。
さて、前々回から「中途半端なペイントアート編」と題してフェーラルトルフの消火栓たちを紹介してきたこのコーナー、その中途半端編もいよいよ今回で最終回である。
あらかじめお断りしておくが、今回のラインアップは中途半端という枠を越えて・・・
ばかりなのだ。タイトルと全く違うことになってしまって申し訳ないが、これもあのフェーラルトルフの住民が悪いのだ。塗るなら塗るでちゃんと塗ってくれ!・・・と逆切れしてもしょうがないのだが、今回の記事に失望した皆さん、どうかこのコーナーの過去記事でスイスの消火栓の素晴らしさを再認識してほしい。
さて、そのフェーラルトルフの消火栓であるが、既に皆さんもお気付きの通り、その特徴はあの白テープにある。
この標準型消火栓にも・・・
こちらのスリム型にも・・・
さらにこの白テープの意義がさっぱり分からない。光が当たると反射して、夜間でも視認しやすいようにしているのだろうか?例えば車にぶつけられないように、とか・・・。
が、車の来ない柵の向こうにあるこの消火栓にまで白テープを貼る意味があるのか?
ちなみにこれも状況はほぼ同じだ。
逆にこれに貼るなら視認性向上という意義は感じられるが・・・
・・・などという怒りを抑えつつ、本日のラスト、即ちフェーラルトルフ編の最後の消火栓はやはり中途半端な黒で締めたい。
みたいな作品である。あのワイドショーの心霊写真コーナーで紹介される、写っている人たちには黒い目線が施されているような心霊写真だ。そう思ってよく見ると、胸の部分には不気味な顔が浮き出ているような気も・・・。
というわけで、漸く中途半端なフェーラルトルフ消火栓シリーズも終幕を迎えたのであった。ここまで我慢して読んでいただいた皆さんに感謝したい。そして、いよいよ来週からは溜まりに溜まった「正統派ペイントアート物」を久々に紹介だ。期待してくれていいぞ!
実は心霊写真を1枚持っているかもしれない筆者に中途半端でも何でもいいからコメント・メールを切にお待ちしている。
*「人気ブログランキング」では遂にベスト10からも陥落・・・。というわけで、今回の裏テーマは「白黒」?と深読みした貴方も、オカルト物が苦手な可愛い貴方も、下のバナーをクリックしていただければ、筆者の霊魂が貴方の写真にこっそりと・・・。そう、下手な心霊写真より筆者の方が怖いのです。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-09-30 06:48
| スイス消火栓コレクション