2005年 09月 14日
【お勧め!チューリッヒのレストラン情報?】
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本日は久々に「スイスB級グルメ情報」である。
えっ?そんなコーナーあったん??と思わず突っ込んでしまった諸君、ちゃんとあったのだ。なんといっても4ヶ月ぶり、筆者ですらあやうくその存在を忘れそうになってはいたが・・・。
よく考えると、このブログ、スイス観光にもスイス生活にも役立たぬコネタのオンパレードのような気がする。特に最近はそうだ。消火栓や飛び出し注意の看板や犬の標識を見せられても、スイスに来ようという気にもならぬし、スイス生活の足しにもならないに違いない。
・・・という反省を込めて、本日は久々に役立ちそうな(?)情報をお届けしようではないか。そう、今回のテーマは・・・
筆者がよく行くレストラン情報
なのだ。今回は中華レストランとイタリアレストランの2軒を中心にその裏情報(?)までをじっくりとお伝えしたい。とは言え、スイス在住およびスイスに御旅行予定の皆さん、これらの店で筆者を探さないように。
まずは中華レストランである。
筆者が時折お邪魔しているのはこの店なのだ!
そう、これは・・・
中華レストラン「シャン・ロン(Suan Long)」
のメニューなのだ。このレストランはチェーン店である。チューリッヒ以外にもあるのかどうかはよく知らないのだが、チューリッヒのゾーン10内だけでも、中央駅地下に2軒、ローレンストラッセ(Loorenstrasse)に1軒、ラングストラッセ(Langstrasse)の端っこに1軒、セルナウ(Selnau)の駅近くに1軒、シュターデルホーフェン(Stadelhofen)の駅近くに1軒もある。まだまだあるのかも知れないが、筆者が確認できたのはこの6軒、うち制覇したのは中央駅地下の1軒を除く5軒なのだ。
だいたいはどこの国でも中華料理に大ハズレはないものだが、ここもお味はまあまあである。チューリッヒの中華料理店の中ではお値段もリーズナブルな方だ(ちなみにスイスで「リーズナブル」というのは日本の感覚では「高い」を意味する)。まぁ、物凄い売りもないが、短所もないといったところか。なにか奥歯に物が挟まったような評になってしまっているが、これは何故かというと・・・
実はこのチェーン店、店によって
味もメニューも値段構成も全然違うのだ。
だいたい基本的なメニューと思われる「炒飯」からして全然違うのである。まぁ、たまたま同じ店名の別のレストラン、と考えた方がよろしい。もっと言えば、同じ店でもシェフによって味付けや量が違う。さらに言えば、同じシェフでも気分によって味付けや量が違ったりもするのだ。同じ店に同じ時間帯に行っても、やたらと塩味の効いた大量の炒飯が出てくることもあれば、あっさりとした少量の炒飯が出てくることもあるのである(ちなみに筆者は炒飯フリークである)。
というわけで、お味の方は行ってみなければ分からないのだ。いや、ハズレはないので安心してくれたまえ。更には、同じ店でも行く度に違う味付けが楽しめる場合だってある。
ここで各チェーン店のおおまかな特徴を記しておくと・・・
中央駅地下 ・・・お持ち帰りが中心。
ラングストラッセ ・・・庶民的でメニューが豊富。
ウェイトレスさんが怖い。
セルナウ ・・・ちょっと高級だがメニューは豊富。
ウェイトレスさんは愛想がいい。
シュターデルホーフェン・・・ちょっと高級でメニューは少ない。
ウェイターさんが日本人に妙に興味を持っている。
ローレンストラッセ ・・・ちょっと高級だった気がするが、
2年以上前のことなので記憶が・・・。
ちなみにラングストラッセはチューリッヒでも指折りの物騒で危険(?)な通りだったりするので充分に御注意を。
シャン・ロン以外では、中央駅近くの「チャイナ・ガーデン」や別のチェーン店「チョップスティック」なども筆者が行ったことのある中華レストランである。「チャイナ・ガーデン」は美味いが高い。「チョップスティック」はまだまだ開発の余地がある。詳しいことが分かり次第またお伝えしよう。
続いてはイタリアレストランである。
味音痴(?)な筆者がお勧めしたいのはこちらだ!
・・・これはチューリッヒ郊外のオエリコン(Oerlikon)の駅前にある
「マンマ・ミーア(Mamma Mia)」
というイタ飯屋さんである。これも一応はチェーン店のようだが、他のお店はこれよりも更に郊外にあるので、行ったことはない。よく考えると、「Oh My God!」というトンデモナイ名前のレストランだが、値段は標準的(つまり高い)で、料理は美味しいのではないだろうか?
このレストランでの一押しはなんといっても「ティラミス」である。
このティラミス、只者ではない。いや、お味は普通に美味しい一品なのであるが、その名前が只者ではないのだ。
このレストランでは、ティラミスは次のようにメニューに表記されているのである。
「Tirami Su」
ウェイターさんの発音を借りれば・・・
「ティラミ、 ”スー”」
(アクセントはもちろん”スー”に)
えー、筆者は全くと言っていいほどイタリア語の知識は皆無なのだが、このページで調べたところによると、ティラミスの語源は・・・
イタリア語で「Tira mi su」=「私を上げて」即ち「私を元気付けて!」
らしい。だが、それに忠実なら「Tira」と「mi」の間も空けるべきではないのか?何故に「Su」の前だけにスペースが??しかもこの「Su」は大文字で始まっているではないか。本家イタリア語ではこんな綴り方をするのか???
更にはこの発音だ。本家イタリア語でも「”スー”」にアクセントがあるのか??イタリア在住、もしくはイタリア語に詳しい皆さん、無知な筆者に教えてくだされ!
・・・というわけで(?)、名前と発音のインパクトが絶大なこのデザート、味は普通に美味しいので是非ともお試しあれ。
ちなみに「Mamma Mia」以外のイタリアレストランならCentral近くにある「Comihalle」がお勧めだ。ここには何故かピザがないのだが、料理は結構美味しいし、なんといっても禁煙席側のサービスを担当しているインド人ウェイターさんのサービスが素晴らしい。随所に気を配りつつも、常に控え目な態度が絶品だ。チップ文化でないスイスでは、ウェイターさんのサービスもいい加減なところが多くてチップを払う気にさえならないが、この人にだけはチップをあげようかと思ってしまったほどなのである(いや、思っただけなのだが・・・)。そういやこのレストラン、ウェイターさんは何故かインド人や中国人ばかり。妙にアジアンテイスト漂うレストランなのであった。
・・・という感じで、久しぶりに復活したこのコーナー、実はネタはまだまだあるのだ。まだやってるアイス珈琲探索、また喰ってる中国袋麺、そして筆者が最近嵌っているオマケ付きポテトチップス・・・。皆に興味を持ってもらっているとは思えないが、とにかく次回のこのコーナーも期待せずに待てっ!
・・・本当に役立つ記事だったのか?と半信半疑の筆者をさらに混迷の迷宮に引き摺りこんでくれるようなコメント・メールを心からお待ちしている。
*現在7位を死守している「人気ブログランキング」での順位もそろそろトップ10落ちの予感・・・。というわけで、チューリッヒのレストラン情報なんか日本では役に立たないわ!と御立腹の貴方も、あの謎のティラミスを試食してみたくなった貴方も、以下のバナーをクリックしていただければ、そんな貴方を筆者がチューリッヒに御招待!?・・・いや、貧乏な筆者ゆえ、自費で来て下さい。その代わり、来て貰えれば筆者が貴方を食べ尽くす・・・などと書くから誰も押してくれないのか・・・(反省中)。
えっ?そんなコーナーあったん??と思わず突っ込んでしまった諸君、ちゃんとあったのだ。なんといっても4ヶ月ぶり、筆者ですらあやうくその存在を忘れそうになってはいたが・・・。
よく考えると、このブログ、スイス観光にもスイス生活にも役立たぬコネタのオンパレードのような気がする。特に最近はそうだ。消火栓や飛び出し注意の看板や犬の標識を見せられても、スイスに来ようという気にもならぬし、スイス生活の足しにもならないに違いない。
・・・という反省を込めて、本日は久々に役立ちそうな(?)情報をお届けしようではないか。そう、今回のテーマは・・・
なのだ。今回は中華レストランとイタリアレストランの2軒を中心にその裏情報(?)までをじっくりとお伝えしたい。とは言え、スイス在住およびスイスに御旅行予定の皆さん、これらの店で筆者を探さないように。
まずは中華レストランである。
筆者が時折お邪魔しているのはこの店なのだ!
のメニューなのだ。このレストランはチェーン店である。チューリッヒ以外にもあるのかどうかはよく知らないのだが、チューリッヒのゾーン10内だけでも、中央駅地下に2軒、ローレンストラッセ(Loorenstrasse)に1軒、ラングストラッセ(Langstrasse)の端っこに1軒、セルナウ(Selnau)の駅近くに1軒、シュターデルホーフェン(Stadelhofen)の駅近くに1軒もある。まだまだあるのかも知れないが、筆者が確認できたのはこの6軒、うち制覇したのは中央駅地下の1軒を除く5軒なのだ。
だいたいはどこの国でも中華料理に大ハズレはないものだが、ここもお味はまあまあである。チューリッヒの中華料理店の中ではお値段もリーズナブルな方だ(ちなみにスイスで「リーズナブル」というのは日本の感覚では「高い」を意味する)。まぁ、物凄い売りもないが、短所もないといったところか。なにか奥歯に物が挟まったような評になってしまっているが、これは何故かというと・・・
味もメニューも値段構成も全然違うのだ。
だいたい基本的なメニューと思われる「炒飯」からして全然違うのである。まぁ、たまたま同じ店名の別のレストラン、と考えた方がよろしい。もっと言えば、同じ店でもシェフによって味付けや量が違う。さらに言えば、同じシェフでも気分によって味付けや量が違ったりもするのだ。同じ店に同じ時間帯に行っても、やたらと塩味の効いた大量の炒飯が出てくることもあれば、あっさりとした少量の炒飯が出てくることもあるのである(ちなみに筆者は炒飯フリークである)。
というわけで、お味の方は行ってみなければ分からないのだ。いや、ハズレはないので安心してくれたまえ。更には、同じ店でも行く度に違う味付けが楽しめる場合だってある。
ここで各チェーン店のおおまかな特徴を記しておくと・・・
中央駅地下 ・・・お持ち帰りが中心。
ラングストラッセ ・・・庶民的でメニューが豊富。
ウェイトレスさんが怖い。
セルナウ ・・・ちょっと高級だがメニューは豊富。
ウェイトレスさんは愛想がいい。
シュターデルホーフェン・・・ちょっと高級でメニューは少ない。
ウェイターさんが日本人に妙に興味を持っている。
ローレンストラッセ ・・・ちょっと高級だった気がするが、
2年以上前のことなので記憶が・・・。
ちなみにラングストラッセはチューリッヒでも指折りの物騒で危険(?)な通りだったりするので充分に御注意を。
シャン・ロン以外では、中央駅近くの「チャイナ・ガーデン」や別のチェーン店「チョップスティック」なども筆者が行ったことのある中華レストランである。「チャイナ・ガーデン」は美味いが高い。「チョップスティック」はまだまだ開発の余地がある。詳しいことが分かり次第またお伝えしよう。
続いてはイタリアレストランである。
味音痴(?)な筆者がお勧めしたいのはこちらだ!
というイタ飯屋さんである。これも一応はチェーン店のようだが、他のお店はこれよりも更に郊外にあるので、行ったことはない。よく考えると、「Oh My God!」というトンデモナイ名前のレストランだが、値段は標準的(つまり高い)で、料理は美味しいのではないだろうか?
このレストランでの一押しはなんといっても「ティラミス」である。
このティラミス、只者ではない。いや、お味は普通に美味しい一品なのであるが、その名前が只者ではないのだ。
このレストランでは、ティラミスは次のようにメニューに表記されているのである。
ウェイターさんの発音を借りれば・・・
(アクセントはもちろん”スー”に)
えー、筆者は全くと言っていいほどイタリア語の知識は皆無なのだが、このページで調べたところによると、ティラミスの語源は・・・
らしい。だが、それに忠実なら「Tira」と「mi」の間も空けるべきではないのか?何故に「Su」の前だけにスペースが??しかもこの「Su」は大文字で始まっているではないか。本家イタリア語ではこんな綴り方をするのか???
更にはこの発音だ。本家イタリア語でも「”スー”」にアクセントがあるのか??イタリア在住、もしくはイタリア語に詳しい皆さん、無知な筆者に教えてくだされ!
・・・というわけで(?)、名前と発音のインパクトが絶大なこのデザート、味は普通に美味しいので是非ともお試しあれ。
ちなみに「Mamma Mia」以外のイタリアレストランならCentral近くにある「Comihalle」がお勧めだ。ここには何故かピザがないのだが、料理は結構美味しいし、なんといっても禁煙席側のサービスを担当しているインド人ウェイターさんのサービスが素晴らしい。随所に気を配りつつも、常に控え目な態度が絶品だ。チップ文化でないスイスでは、ウェイターさんのサービスもいい加減なところが多くてチップを払う気にさえならないが、この人にだけはチップをあげようかと思ってしまったほどなのである(いや、思っただけなのだが・・・)。そういやこのレストラン、ウェイターさんは何故かインド人や中国人ばかり。妙にアジアンテイスト漂うレストランなのであった。
・・・という感じで、久しぶりに復活したこのコーナー、実はネタはまだまだあるのだ。まだやってるアイス珈琲探索、また喰ってる中国袋麺、そして筆者が最近嵌っているオマケ付きポテトチップス・・・。皆に興味を持ってもらっているとは思えないが、とにかく次回のこのコーナーも期待せずに待てっ!
・・・本当に役立つ記事だったのか?と半信半疑の筆者をさらに混迷の迷宮に引き摺りこんでくれるようなコメント・メールを心からお待ちしている。
*現在7位を死守している「人気ブログランキング」での順位もそろそろトップ10落ちの予感・・・。というわけで、チューリッヒのレストラン情報なんか日本では役に立たないわ!と御立腹の貴方も、あの謎のティラミスを試食してみたくなった貴方も、以下のバナーをクリックしていただければ、そんな貴方を筆者がチューリッヒに御招待!?・・・いや、貧乏な筆者ゆえ、自費で来て下さい。その代わり、来て貰えれば筆者が貴方を食べ尽くす・・・などと書くから誰も押してくれないのか・・・(反省中)。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-09-14 06:07
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