2005年 09月 02日
【スイスの消火栓 -さまざまな表情編-】
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さて、皆さん・・・
めくるめ~く消火栓の世界へ~よ~こそ~♪
・・・というわけで、訳の分からない歌声のようになってしまった(作曲してくれる方募集中?)呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」コーナーである。前回は、「いろいろなかたち編」と題して、あまりの凄さに皆さん垂涎もの(?)の下腹部突起つき消火栓を紹介してしまったが、今回は・・・
「さまざまな表情編」
というテーマでお送りしてみたい。実は今回紹介する消火栓たち、全てザンクトガレン近郊のヘリザウという街にあったもので、基本的な形態・カラーリングは皆同じものである。ところが、だ。基本的な特徴が全く同じ消火栓でも、よく見るとその表情が全く違うのである。まるでさまざまな性格を反映しているかのようだ。今回はその表情の豊かさを楽しんでいただければ筆者も本望である。
さて、そのヘリザウの消火栓はこんなタイプである。
・・・ここにもあるように、スリム型を基本として、頭部は赤、顔面部が白、そしてボディはグレーというのが基本的な特徴なのだ。どうやらヘリザウでは「顔面美白ブーム」らしい。ここで紹介している彼は、その美白療法にも関わらず、顔面部にはシミ、というか錆が浮いてしまってして、哀れな感じを与えている、やや左向きの表情も憂いに満ち溢れているようではないか。
ではこの「憂い」の原因は何であろうか?それはきっと彼の下腹部にあるのだ。この下腹部の白い染みを見てトンデモナイものを想像してしまった貴方、相当筆者に毒されているぞ。そう、この白い染みこそは、彼が発情のうえ暴発してしまった明確な証拠ではないか。そう、彼こそは・・・
「暴発の恥ずかしさに憂いている純情な少年」
の筈だ・・・たぶん、おそらく、いやひょっとして。
続いてはこちら。
・・・これは頭部がずれてしまっている一品だ。おまけに顔や胴体に何やら黒い紐が巻き付いてしまっている。何か背負っているとでも言うのか。筆者にはこれが混乱してあたふたしている表情に見えるのだ。そう、きっと背負っているのは赤子に違いない。というわけで、この消火栓こそは・・・
「背負っている赤ん坊に泣かれてしまってどうしていいかわからない子守」
なのだ。ひょっとすると、もしかして、いや万一・・・。
お次はこちら。
・・・これはもう何というか、「完全にそっぽを向いた消火栓」なのだ。撮影者の筆者など完全に無視してしまっているぞ。彼女は(勝手に女性にしてしまったが)かなり気位・プライドが高いに違いない。彼女の気持ちはきっとこうなのだ。
「ふん、私はあんたの相手なんかしてられないのよ!」
・・・皆にはこの彼女の心の叫びが聞こえないか?(聞こえない、との声あり) 何となくむかついた筆者は、このあと勝手に彼女に「アッチ向いてホイ」を仕掛け、もちろん指を左の方角に出して完勝したのだった。「大人気ない・・・」という声も聞こえるが、実際筆者は大人気ないのだ。何か悪いか。
で、こちらが本日最後の作品である。
・・・これはさっきのプライドが高い彼女と違って、か、可愛いぞ!美白も完璧、おまけに瞳はつぶらだ。まるでウルウルと潤っているようにも見えるではないか。しかし残念ながら彼女は金網の向こうに閉じ込められてしまっているのだ。
筆者には彼女の声が聞こえる。
「お願い、私をここから連れ出して・・・」
しかし筆者はクールなのだ。この心の叫びを聞きながらも、彼女にこう呟いてここを後にしたのだから。
「お嬢さん、残念ながら私にはできません。貴方にはここで皆の非常時に役立つという宿命があるのではないですか。」
・・・そして彼女を振り返ることなく立ち去ったのであった。
あまりのクサさに自分でも失笑を禁じえないほど、いつもとは違う方向に暴走してしまった筆者にロマンティックなコメント・メールを心からお待ちしている。
*ロマンティシズムに縁はなくとも「人気ブログランキング」だけには参加中。筆者のロマン暴走に失笑してしまったマトモな貴方も、筆者にロマンを感じてしまったおかしな貴方も、下のバナーをクリックしていただけると、筆者はさらにクサい台詞を吐き続けます。いや、きっと爆笑もんですが。
・・・というわけで、訳の分からない歌声のようになってしまった(作曲してくれる方募集中?)呼び掛けとともにお送りするのは、例によって金曜恒例「スイス消火栓コレクション」コーナーである。前回は、「いろいろなかたち編」と題して、あまりの凄さに皆さん垂涎もの(?)の下腹部突起つき消火栓を紹介してしまったが、今回は・・・
というテーマでお送りしてみたい。実は今回紹介する消火栓たち、全てザンクトガレン近郊のヘリザウという街にあったもので、基本的な形態・カラーリングは皆同じものである。ところが、だ。基本的な特徴が全く同じ消火栓でも、よく見るとその表情が全く違うのである。まるでさまざまな性格を反映しているかのようだ。今回はその表情の豊かさを楽しんでいただければ筆者も本望である。
さて、そのヘリザウの消火栓はこんなタイプである。
ではこの「憂い」の原因は何であろうか?それはきっと彼の下腹部にあるのだ。この下腹部の白い染みを見てトンデモナイものを想像してしまった貴方、相当筆者に毒されているぞ。そう、この白い染みこそは、彼が発情のうえ暴発してしまった明確な証拠ではないか。そう、彼こそは・・・
の筈だ・・・たぶん、おそらく、いやひょっとして。
続いてはこちら。
なのだ。ひょっとすると、もしかして、いや万一・・・。
お次はこちら。
・・・皆にはこの彼女の心の叫びが聞こえないか?(聞こえない、との声あり) 何となくむかついた筆者は、このあと勝手に彼女に「アッチ向いてホイ」を仕掛け、もちろん指を左の方角に出して完勝したのだった。「大人気ない・・・」という声も聞こえるが、実際筆者は大人気ないのだ。何か悪いか。
で、こちらが本日最後の作品である。
筆者には彼女の声が聞こえる。
しかし筆者はクールなのだ。この心の叫びを聞きながらも、彼女にこう呟いてここを後にしたのだから。
・・・そして彼女を振り返ることなく立ち去ったのであった。
あまりのクサさに自分でも失笑を禁じえないほど、いつもとは違う方向に暴走してしまった筆者にロマンティックなコメント・メールを心からお待ちしている。
*ロマンティシズムに縁はなくとも「人気ブログランキング」だけには参加中。筆者のロマン暴走に失笑してしまったマトモな貴方も、筆者にロマンを感じてしまったおかしな貴方も、下のバナーをクリックしていただけると、筆者はさらにクサい台詞を吐き続けます。いや、きっと爆笑もんですが。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-09-02 06:16
| スイス消火栓コレクション