2005年 06月 24日
【スイスの消火栓 -いろいろなかたち編その3-】
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うーむ、今週も遂に金曜日を迎えてしまった。例の呼びかけ、してもよろしいかな?
皆の衆、お待たせしたっ?
・・・というわけで、今回は世界各地に潜んでいる(広言すると恥ずかしいのか?)コアなファンの皆様にお贈りする「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。微妙に変わった呼びかけの言葉に筆者の弱気を感じていただきたい。
何故に弱気か?ですと??実は今回お送りするのは「いろいろなかたち編その3」なのであるが、うーむ、そのテーマがマニアックなのだ。消火栓全体の形態でなく、ある一部分の形態にのみ焦点を絞った紹介なのである。果たしてどれくらいの方々に理解してもらえるだろうか?と考えると弱気にならざるをえない。しかし、だ。このコーナーの愛読者の方なら既に深い鑑賞法を身に付けておられるはずだ。そう、このあたりを楽しめないと次回以降の消火栓たちには付いていけないぞ!(誰も付いていきたくはない、との御指摘もあり)。
今回のマニアックなテーマに付いていけなかった方は、是非こちらの分かりやすい(?)過去記事群から鑑賞していただけると幸いだ。
さて、「いろいろなかたち編その3」と題してお送りする今回のテーマであるが、それはズバリ、
「頭部の形態とファッション」
なのだ。そう、今回徹底的にこだわってみたいのは実は「頭」なのだ。とんでもなくマニアックなテーマではあるが、まずはじっくりと舐めるように鑑賞していただきたい。
では本日の1体目から。
・・・一見全くノーマルな消火栓であるが、まずは頭部に御注目いただきたい。何かが載っているのがお分かりだろうか?実はこの消火栓、何故か頭の上に軍手のような手袋を載せているのである。この日は日差しのきつい暑い日であった。そう、彼こそは「手袋で日差しを凌ぐ消火栓」なのだ。手袋で暑さ避け、というのもかなり矛盾はしているが。
誰が手袋をこんなところに置き忘れたのかは定かではないが、いちおう呼びかけておこう。筆者のアパート近くで手袋を忘れた方、ここにあるぞ!
この手袋、最初は男性もののトランクスかと思ってしまった。これには訳がある。この消火栓ではないが、とある情報源から「パンツを被った消火栓がいるっ!」という情報が寄せられた直後だったからだ。筆者がその消火栓に急行したときには既に遅かった。パンツは脱がされていたのだ。この「パンツを脱いだサル」ならぬ「パンツを脱いだ消火栓」、いずれこのコーナーにも別の形で登場予定である。
続いて2体目。
・・・これは筆者の職場にあったもの。頭部の微妙なズレ具合に注目していただきたい。どうやら使用後に中途半端な形のままで蓋を閉められてしまったようだが、こうやって見ると、「帽子を斜に被った粋な消火栓」に思えてこないかっ!
・・・そうは見えないか。そうか。いや、無理にそう見ろとまでは言わぬ。分かってくれる方だけでよい。
でもこれだけ中途半端に蓋が開いていると、頭部の内部を見たいというのが人情であろう。当然、筆者も覗き込んだ。でも隙間は僅か、おまけに光が当たらないので内部は分からなかった。ひょっとしたら動くかも、と思って周囲の目を気にしつつ蓋をこじ開けようともしたのだが、これも固くて無理であった。この消火栓、蓋を開けるのにも栓をひねるのにも専用の大型レンチが必要なのだ。
しかし、である。筆者の覗きたい情熱が通じたのか、こんな凄い消火栓と出会ってしまったのだ!
・・・こ、これは凄い。チューリッヒの街の中心部で発見したものなのだが・・・
頭の蓋がない
のである。これこそ秘密の頭部を覗ける絶好のチャンスではないかっ!
・・・しかし、である。今回も覗けなかったのだ。実はこれ、工事現場の真っ只中にあった消火栓、立入禁止で近づけなかったのだ。これは遠くから最大望遠で撮ったものなのである。
この工事、今は終わっている。ついでに言うと、彼にも新たな頭が付けられた。近づけるようにはなったものの、頭部は閉まったまま。筆者は悲嘆に明け暮れたのであるが・・・。
奇跡は起こったのである。
実は彼、異形の姿となって筆者の前に現れたのだ!しかも頭部全開で。もちろん筆者は通勤途中のトラムを飛び降りてまで彼の取材に赴いた。その異形の姿と頭部を激写したのだ!
この異形の姿に変身した消火栓は近日公開予定だ。どうか楽しみにお待ちいただきたい。
決して覗き見が趣味ではない筆者にコメント・メールをお待ちしている。
*皆様の無償の愛のおかげで「人気ブログランキング」でも予想外の善戦中!下のバナーをクリックしていただけると、貴方も覗くことができます。筆者の恥ずかしい順位を。
・・・というわけで、今回は世界各地に潜んでいる(広言すると恥ずかしいのか?)コアなファンの皆様にお贈りする「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。微妙に変わった呼びかけの言葉に筆者の弱気を感じていただきたい。
何故に弱気か?ですと??実は今回お送りするのは「いろいろなかたち編その3」なのであるが、うーむ、そのテーマがマニアックなのだ。消火栓全体の形態でなく、ある一部分の形態にのみ焦点を絞った紹介なのである。果たしてどれくらいの方々に理解してもらえるだろうか?と考えると弱気にならざるをえない。しかし、だ。このコーナーの愛読者の方なら既に深い鑑賞法を身に付けておられるはずだ。そう、このあたりを楽しめないと次回以降の消火栓たちには付いていけないぞ!(誰も付いていきたくはない、との御指摘もあり)。
今回のマニアックなテーマに付いていけなかった方は、是非こちらの分かりやすい(?)過去記事群から鑑賞していただけると幸いだ。
さて、「いろいろなかたち編その3」と題してお送りする今回のテーマであるが、それはズバリ、
なのだ。そう、今回徹底的にこだわってみたいのは実は「頭」なのだ。とんでもなくマニアックなテーマではあるが、まずはじっくりと舐めるように鑑賞していただきたい。
では本日の1体目から。
誰が手袋をこんなところに置き忘れたのかは定かではないが、いちおう呼びかけておこう。筆者のアパート近くで手袋を忘れた方、ここにあるぞ!
この手袋、最初は男性もののトランクスかと思ってしまった。これには訳がある。この消火栓ではないが、とある情報源から「パンツを被った消火栓がいるっ!」という情報が寄せられた直後だったからだ。筆者がその消火栓に急行したときには既に遅かった。パンツは脱がされていたのだ。この「パンツを脱いだサル」ならぬ「パンツを脱いだ消火栓」、いずれこのコーナーにも別の形で登場予定である。
続いて2体目。
・・・そうは見えないか。そうか。いや、無理にそう見ろとまでは言わぬ。分かってくれる方だけでよい。
でもこれだけ中途半端に蓋が開いていると、頭部の内部を見たいというのが人情であろう。当然、筆者も覗き込んだ。でも隙間は僅か、おまけに光が当たらないので内部は分からなかった。ひょっとしたら動くかも、と思って周囲の目を気にしつつ蓋をこじ開けようともしたのだが、これも固くて無理であった。この消火栓、蓋を開けるのにも栓をひねるのにも専用の大型レンチが必要なのだ。
しかし、である。筆者の覗きたい情熱が通じたのか、こんな凄い消火栓と出会ってしまったのだ!
頭の蓋がない
のである。これこそ秘密の頭部を覗ける絶好のチャンスではないかっ!
・・・しかし、である。今回も覗けなかったのだ。実はこれ、工事現場の真っ只中にあった消火栓、立入禁止で近づけなかったのだ。これは遠くから最大望遠で撮ったものなのである。
この工事、今は終わっている。ついでに言うと、彼にも新たな頭が付けられた。近づけるようにはなったものの、頭部は閉まったまま。筆者は悲嘆に明け暮れたのであるが・・・。
奇跡は起こったのである。
実は彼、異形の姿となって筆者の前に現れたのだ!しかも頭部全開で。もちろん筆者は通勤途中のトラムを飛び降りてまで彼の取材に赴いた。その異形の姿と頭部を激写したのだ!
この異形の姿に変身した消火栓は近日公開予定だ。どうか楽しみにお待ちいただきたい。
決して覗き見が趣味ではない筆者にコメント・メールをお待ちしている。
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by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-06-24 06:19
| スイス消火栓コレクション