2005年 06月 21日
【テディ・サマー2005 -チューリッヒはクマさんだらけ-】
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さて、皆さん、本日も話は唐突であるが・・・
スイスで「クマ」と言えば首都ベルンである。
何しろ街の名前自体が「クマ=Bär」に由来しているほどだ。その街の名前の象徴となったクマさんも、このように熊公園でノンビリとされている。
「え?おらのことかの??」
ところが今チューリッヒでは、ベルンのクマさんたちが安穏としていられない事態が進行しているのだ!
5月末日、筆者がマルタ旅行を終えて帰国したときのことである。
チューリッヒ国際空港では何故かでかいクマさんフィギュアがお出迎え。
・・・でかい方のクマさんの身長は150cmほどである。
空港だけではない。街の中心部に戻ると・・・ Bahnhofstrasse(駅前通り)はクマさんフィギュアの巣窟に!
このようなでかいフィギュアばかりではない。
トラムの先頭車両にも何故かミニチュアクマさん。
さらには・・・
お土産物屋さんもクマさんの山。
・・・いつからチューリッヒ名物になったのだ??
駄目押しに・・・
職場に出向いても、その一角には何故かクマさん。
・・・そう、何故か突然、
チューリッヒはクマさんだらけ
になってしまったのだ。
・・・実はこれ、チューリッヒ商店街協会主催の夏のアトラクション、
「テディ・サマー2005」
という催しものなのだ。あれらクマさんは全て「テディ・ベア」なのである。このアトラクションの詳しい解説はこちらのswissinfoのウェブページを参照されたい。
実はスイスの街、こういう企画が大好きである。以前に旅行記で紹介したブルッグは「蝶々だらけ」であったが、あの蝶々たちもこのようなアトラクションだったようだ。今年もう1度訪れた際には、蝶々は綺麗に姿を消していた。思えばとんでもないときに訪れてしまったものである。
チューリッヒでも2,3年おきに、ライオン、ベンチ、ウシなどをテーマにこのようなアトラクションが行われていたようだ。チューリッヒで見かけた牛のアートを以前に記事にしたが、あのポップな牛たちもこのアトラクションの名残りだったのだ。
・・・確かに面白い。お子様たちは大喜びしている。でも、だ。何となく引っ掛かるのは筆者だけであろうか?だってそうであろう。クマさんといえばベルンの象徴みたいなものだ。かなりおかしな例えになるが、これは京都の名物「舞妓さん」フェスティバルが大阪で開かれているようなものではないのか?或いは「京漬物」フェスティバルでもいいが。ベルンの人たちはどう思っているのであろうか??
・・・それはさておき、ここでこの「テディ・サマー2005」について説明しよう。
このクマさんフィギュア、チューリッヒ商店街協会からグラスファイバー製のものを購入する仕組みになっている。それら無地のフィギュアに思い思いのデザインを施して展示するのである。企業が購入してアーティストにデザインを依頼したものが多いが、個人での参加もある。
で、この無地のフィギュアがどれくらいするかというと・・・
この「テディ・サマー2005」公式ガイドブックによれば、街頭に飾られている大型(150cm)のもので10万円前後である。まだまだお土産として購入可能なようなので、皆様も一家に一台如何であるか?
さて、このガイドブックでもswissinfoのページでも触れられているが、このテディフィギュアの基本形は3つである。それぞれ、腕だけは可動するようになっている。
まずは起立型。
そしてお座り型。
さらには親子型。
・・・このようなテディがチューリッヒに630体も溢れているのだ。まるでブログのネタを提供してくれているようなものではないか。
なにしろ1体1体が個性的なのである。おもしろい消火栓を探し出すのは至難の技だが、このテディなら街をちょっと歩くだけであっという間に100体近くのコレクションが出来てしまうのだ。
ゆえに、ここで宣言しよう。
このブログにまたまた新たなコーナー、「スイスはクマさんだらけ」が誕生したことを。
かと言って、そのまま紹介したのでは何の芸もない。実はこのテディを巡っては、日本のネットニュースでも一部報道されているような様々なドラマが繰り広げられている。このコーナーの次回からはそのドラマを克明にレポートしようではないか。そしてその後は・・・
たぶん平日の忙しいとき用の手抜きコーナーとなるであろう。
ここで、何故コーナー名が「『チューリッヒ』はクマさんだらけ」ではないのだ?と思われた鋭い読者の方もおられるかもしれない。何故に「スイスの~」なのか、その深い理由はこのコーナーの4回目くらいに(?)明らかになるのだ
なお、このコーナーは不定期更新である。期待せずにお待ちいただきたい。
「え?おらか??ええオナゴおるんやったら期待してもええで。」
だから呑気にしてる場合ではないと言うに・・・。ベルンのクマさんよ。
・・・でも多分ベルンのクマさんよりも呑気な筆者にファンレター・ファンコメントを期待してやまない。いや、そこの貴方だ。コメントかメール、よろしく頼むぞ。
*えっ?まだ参加してるん??との声にもめげず「人気ブログランキング」で苦戦中。ベルンのクマが好きな貴方も、チューリッヒのテディに心奪われた貴方も、以下のバナーをクリックしてくださると、貴方のクマになります。筆者が。
スイスで「クマ」と言えば首都ベルンである。
何しろ街の名前自体が「クマ=Bär」に由来しているほどだ。その街の名前の象徴となったクマさんも、このように熊公園でノンビリとされている。
ところが今チューリッヒでは、ベルンのクマさんたちが安穏としていられない事態が進行しているのだ!
5月末日、筆者がマルタ旅行を終えて帰国したときのことである。
チューリッヒ国際空港では何故かでかいクマさんフィギュアがお出迎え。
空港だけではない。街の中心部に戻ると・・・
このようなでかいフィギュアばかりではない。
トラムの先頭車両にも何故かミニチュアクマさん。
さらには・・・
お土産物屋さんもクマさんの山。
駄目押しに・・・
職場に出向いても、その一角には何故かクマさん。
・・・そう、何故か突然、
チューリッヒはクマさんだらけ
になってしまったのだ。
・・・実はこれ、チューリッヒ商店街協会主催の夏のアトラクション、
「テディ・サマー2005」
という催しものなのだ。あれらクマさんは全て「テディ・ベア」なのである。このアトラクションの詳しい解説はこちらのswissinfoのウェブページを参照されたい。
実はスイスの街、こういう企画が大好きである。以前に旅行記で紹介したブルッグは「蝶々だらけ」であったが、あの蝶々たちもこのようなアトラクションだったようだ。今年もう1度訪れた際には、蝶々は綺麗に姿を消していた。思えばとんでもないときに訪れてしまったものである。
チューリッヒでも2,3年おきに、ライオン、ベンチ、ウシなどをテーマにこのようなアトラクションが行われていたようだ。チューリッヒで見かけた牛のアートを以前に記事にしたが、あのポップな牛たちもこのアトラクションの名残りだったのだ。
・・・確かに面白い。お子様たちは大喜びしている。でも、だ。何となく引っ掛かるのは筆者だけであろうか?だってそうであろう。クマさんといえばベルンの象徴みたいなものだ。かなりおかしな例えになるが、これは京都の名物「舞妓さん」フェスティバルが大阪で開かれているようなものではないのか?或いは「京漬物」フェスティバルでもいいが。ベルンの人たちはどう思っているのであろうか??
・・・それはさておき、ここでこの「テディ・サマー2005」について説明しよう。
このクマさんフィギュア、チューリッヒ商店街協会からグラスファイバー製のものを購入する仕組みになっている。それら無地のフィギュアに思い思いのデザインを施して展示するのである。企業が購入してアーティストにデザインを依頼したものが多いが、個人での参加もある。
で、この無地のフィギュアがどれくらいするかというと・・・
さて、このガイドブックでもswissinfoのページでも触れられているが、このテディフィギュアの基本形は3つである。それぞれ、腕だけは可動するようになっている。
まずは起立型。
そしてお座り型。
さらには親子型。
なにしろ1体1体が個性的なのである。おもしろい消火栓を探し出すのは至難の技だが、このテディなら街をちょっと歩くだけであっという間に100体近くのコレクションが出来てしまうのだ。
ゆえに、ここで宣言しよう。
このブログにまたまた新たなコーナー、「スイスはクマさんだらけ」が誕生したことを。
かと言って、そのまま紹介したのでは何の芸もない。実はこのテディを巡っては、日本のネットニュースでも一部報道されているような様々なドラマが繰り広げられている。このコーナーの次回からはそのドラマを克明にレポートしようではないか。そしてその後は・・・
たぶん平日の忙しいとき用の手抜きコーナーとなるであろう。
ここで、何故コーナー名が「『チューリッヒ』はクマさんだらけ」ではないのだ?と思われた鋭い読者の方もおられるかもしれない。何故に「スイスの~」なのか、その深い理由はこのコーナーの4回目くらいに(?)明らかになるのだ
なお、このコーナーは不定期更新である。期待せずにお待ちいただきたい。
だから呑気にしてる場合ではないと言うに・・・。ベルンのクマさんよ。
・・・でも多分ベルンのクマさんよりも呑気な筆者にファンレター・ファンコメントを期待してやまない。いや、そこの貴方だ。コメントかメール、よろしく頼むぞ。
*えっ?まだ参加してるん??との声にもめげず「人気ブログランキング」で苦戦中。ベルンのクマが好きな貴方も、チューリッヒのテディに心奪われた貴方も、以下のバナーをクリックしてくださると、貴方のクマになります。筆者が。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-06-21 06:18
| スイスはクマさんだらけ