2005年 06月 03日
【スイスの消火栓 -怒涛のペイントアート編その4-】
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さて、今週ももう金曜日だ。既にお気付きの方も多かろうが、今回もあの呼びかけから始めねばならぬ。
皆の衆、お待たせしたっ!
そう、今回は全世界で数えるほどしかいない(ちと遠慮しすぎか?)コアなファンの皆様待望の「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。舐めるように鑑賞していただきたい。今回は「怒涛のペイントアート編」の第4回目にして最終回なのだ。あのエフレティコン周辺で採集したペイントアート物の紹介も今回で最後なのである。ちなみに前回までの過去記事はこちらからどうぞ。
さて、今回のテーマであるが、今回はな、なんと!
「消火栓界における流行ファッション」
について深く考察してみたい。なんじゃそりゃ?と思われた諸君、黙って最後まで読んでもらえれば分かる・・・かもしれない。
ではまず本日1体目の消火栓。
・・・比較的ラフな服装の彼・・・と書こうとも思ったが、実はどんな服装なのかもよく分からない彼、その理由は極めて明確だ。そう、あまりにアングルが悪すぎるのである。これにはちゃんと訳がある。実はこの消火栓のすぐ目の前には「でかくてボロいバイク」がでーんと駐車されてしまっていたのだ。これでは正面からのショットが撮れぬではないか。筆者は怒りを抑えながら辛うじてバイクが写らないアングルからの撮影を敢行したのである。
・・・ここまで書いて考えた。あのバイクも一緒に撮れば「バイクに乗りたいけど乗れない消火栓」という図が撮れたはずではないか!あぁ、なんという大失態・・・。
・・・気を取り直して、彼の紹介を続けよう。青のズポンにワイルドなチョッキ(言い方が古いか・・・「ベスト」ならいいのか?)が素敵な彼ではあるが、残念なことにどうやら頭部が最近交換されてしまったらしい。惜しいかな、あの素敵な衣装の上にどんな髪型のどんなお顔が載っていたのかは今となっては知ることができない。靴までオレンジなファンキーな彼であるのに・・・。
続いて本日2体目の消火栓。
・・・彼は比較的オーソドックスな正装バージョンである。赤のベストの着こなしが彼のおしゃれ度をアップさせている・・・はずだ。
だが惜しいかな、これも比較的最近に頭部が交換されたようだ。顔の部分はニヤリと不気味に笑った口元しか確認できない。これだと顔が真っ赤っかである。まるでフォーマルなパーティの席上で泥酔してしまったオヤジみたいではないか。
更には本日3体目。これも正装バージョンだ。
・・・2体目の彼と較べると、よりフォーマルでシックな正装である。ベストのグレーを基調とした色合いがオトナ度アップに貢献している。
しかしなんだな。これは異常に顔がでかいぞ。しかも美白度満点だ。おまけに鼻のラインのなんと個性的なことか。しかし最も注目すべきはその「眼」であろう。どうも筆者には、このプレートのねじの部分が小さな目に見えて仕方がないのであるが、どうであろうか?そう思って見てみると、どうも何かに似ているような気が・・・。ひょっとすると「怪傑ゾロ」とか??
読者の皆さんには彼が何に似ているように見えるであろうか。忌憚のない御意見をお待ちしている。
・・・さて、以上の3体で筆者が述べたかった「消火栓界の流行ファッション」、慧眼の皆様にはもうお分かりであろう。
そう、今消火栓ファッションで流行しているのは・・・
「ベスト・チョッキ」
なのである。今消火栓界では「ベスト」が熱い。流行の先端を行く彼らのことだ。男性読者諸君、これからは「ベスト」が流行るぞ!
・・・女性にはモテないまでも、きっとお子様あたりからの人気は鰻登りになるに違いない!・・・かもしれない。
それはさておき、たった3体の消火栓から「流行はベスト!」と断言するとはなんと非科学的な・・・と思われた諸君、なら次の結論なら文句はなかろう。論理学的にも間違いはないはずだ。
「消火栓にはたったの3種類しかない。ベストを着ている消火栓、ベストを着たいのに着られない消火栓、そしてそれ以外の消火栓、の3つである。」
・・・こういうのを文字通り「屁理屈」という。
最後になったが、いくら奇抜とは言え、これは決して消火栓の流行ファッションではあるまい。
・・・頭頂部から足元まで、見事なまでの縞々模様である。この消火栓、実は郵便局の脇に立っていたのだが、その隣には彼と同じ縞々模様のポールまでが立っていた。するとこれはなにか、郵便局関連の何かのマークか??
・・・以上でエフレティコン周辺におけるペイントアート物はお終いである。しかし、だ。どこにいるのか分からぬ消火栓ファンの諸君、安心されよ。ペイントアート物が終わっても、カラーリング編、体型編、新たな鑑賞法の提案編、まだあった更なる新型編、おフランス編、そしてあの島国編・・・まだまだ強力なラインアップが控えているのだ。これからも毎週金曜のこのコーナーを見逃すなっ!
・・・「屁理屈」ばかりこねる筆者を素直にさせてくれるようなファンレター・ファンコメントをお待ちしている。実は本日から「人気ブログランキング」なるものに参加してしまった。これは筆者のブログのマイナー度を窺い知る絶好の機会だ。この記事が面白かった、消火栓のファンになった、筆者が不憫に思えて仕方がなかった・・・りした貴方、下のバナーをクリックしてくだされ!
皆の衆、お待たせしたっ!
そう、今回は全世界で数えるほどしかいない(ちと遠慮しすぎか?)コアなファンの皆様待望の「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。舐めるように鑑賞していただきたい。今回は「怒涛のペイントアート編」の第4回目にして最終回なのだ。あのエフレティコン周辺で採集したペイントアート物の紹介も今回で最後なのである。ちなみに前回までの過去記事はこちらからどうぞ。
さて、今回のテーマであるが、今回はな、なんと!
「消火栓界における流行ファッション」
について深く考察してみたい。なんじゃそりゃ?と思われた諸君、黙って最後まで読んでもらえれば分かる・・・かもしれない。
ではまず本日1体目の消火栓。
・・・ここまで書いて考えた。あのバイクも一緒に撮れば「バイクに乗りたいけど乗れない消火栓」という図が撮れたはずではないか!あぁ、なんという大失態・・・。
・・・気を取り直して、彼の紹介を続けよう。青のズポンにワイルドなチョッキ(言い方が古いか・・・「ベスト」ならいいのか?)が素敵な彼ではあるが、残念なことにどうやら頭部が最近交換されてしまったらしい。惜しいかな、あの素敵な衣装の上にどんな髪型のどんなお顔が載っていたのかは今となっては知ることができない。靴までオレンジなファンキーな彼であるのに・・・。
続いて本日2体目の消火栓。
だが惜しいかな、これも比較的最近に頭部が交換されたようだ。顔の部分はニヤリと不気味に笑った口元しか確認できない。これだと顔が真っ赤っかである。まるでフォーマルなパーティの席上で泥酔してしまったオヤジみたいではないか。
更には本日3体目。これも正装バージョンだ。
しかしなんだな。これは異常に顔がでかいぞ。しかも美白度満点だ。おまけに鼻のラインのなんと個性的なことか。しかし最も注目すべきはその「眼」であろう。どうも筆者には、このプレートのねじの部分が小さな目に見えて仕方がないのであるが、どうであろうか?そう思って見てみると、どうも何かに似ているような気が・・・。ひょっとすると「怪傑ゾロ」とか??
読者の皆さんには彼が何に似ているように見えるであろうか。忌憚のない御意見をお待ちしている。
・・・さて、以上の3体で筆者が述べたかった「消火栓界の流行ファッション」、慧眼の皆様にはもうお分かりであろう。
そう、今消火栓ファッションで流行しているのは・・・
なのである。今消火栓界では「ベスト」が熱い。流行の先端を行く彼らのことだ。男性読者諸君、これからは「ベスト」が流行るぞ!
・・・女性にはモテないまでも、きっとお子様あたりからの人気は鰻登りになるに違いない!・・・かもしれない。
それはさておき、たった3体の消火栓から「流行はベスト!」と断言するとはなんと非科学的な・・・と思われた諸君、なら次の結論なら文句はなかろう。論理学的にも間違いはないはずだ。
「消火栓にはたったの3種類しかない。ベストを着ている消火栓、ベストを着たいのに着られない消火栓、そしてそれ以外の消火栓、の3つである。」
・・・こういうのを文字通り「屁理屈」という。
最後になったが、いくら奇抜とは言え、これは決して消火栓の流行ファッションではあるまい。
・・・以上でエフレティコン周辺におけるペイントアート物はお終いである。しかし、だ。どこにいるのか分からぬ消火栓ファンの諸君、安心されよ。ペイントアート物が終わっても、カラーリング編、体型編、新たな鑑賞法の提案編、まだあった更なる新型編、おフランス編、そしてあの島国編・・・まだまだ強力なラインアップが控えているのだ。これからも毎週金曜のこのコーナーを見逃すなっ!
・・・「屁理屈」ばかりこねる筆者を素直にさせてくれるようなファンレター・ファンコメントをお待ちしている。実は本日から「人気ブログランキング」なるものに参加してしまった。これは筆者のブログのマイナー度を窺い知る絶好の機会だ。この記事が面白かった、消火栓のファンになった、筆者が不憫に思えて仕方がなかった・・・りした貴方、下のバナーをクリックしてくだされ!
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-06-03 06:51
| スイス消火栓コレクション