2005年 05月 17日
【スイスマイナー旅行記 -アルボン編-】
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本日は「スイスマイナー旅行記」のコーナーである。
今回紹介するのは、ボーデン湖畔の街アルボン(Arbon)である。ザンクトガレンの北東に位置するこの街、チューリッヒからだと電車で1時間半ほどで到着する。
この日は天気が良かった。ボーデン湖畔にはたくさんの人々が集っていたのだ。ただし、湖畔というか水の周りには何故かチンピラたちも寄ってきがちである。彼らはだいたい湖か駅に集まるのだ。きっと「走光性」ならぬ「走湖性」や「走駅性」という本能が備わっているに違いない。
・・・おっと、いきなり脱線してしまったが、ボーデン湖越しに見えるアルボンの街の中心部はこんな感じである。
・・・このボーデン湖には、チンピラに交じって?白鳥さんたちも多数飛来していた。こちらはなんと卵を温めているメスの白鳥さん。
そしてその横ではメスとその卵のために、一生懸命枯れ草を集めるオスの白鳥。
・・・ここにも男性の悲哀が溢れている。筆者は目頭が熱くなるのを感じた。
さて、白鳥に癒された後は湖には用はない。だいたい筆者に太陽が燦々と降り注ぐ海辺や湖畔など似合わぬではないか。そこで筆者はこの街にもある旧市街に向かったのだ。
ここの旧市街、あまり旧市街っぽくない。道も石畳の道は少ししかなく、殆どが舗装されてしまっている。ただ、多くの可愛らしい木骨組みの家々を鑑賞することはできる。
例えばこれ。
・・・この家、実は微妙に傾いているのだが、お分かりになるだろうか?もっとよく分かるようにとアングルを変えて撮ってもみたのだが・・・
・・・やっぱりあまり分からぬなぁ。微妙な傾きな上に、筆者の拙い撮影技術では無理もないか。まあ何はともあれ、この木骨組みの家々は傾いていたり直角でなかったりと、いい加減さが醸し出す何とも言えない可愛さが堪らない。
ここで筆者は旧市街のカフェに入った。湖畔のカフェは大繁盛であったが、皆湖が目当てで、旧市街には来ないらしい。このカフェも他に客が誰もいなかった。ある意味、分かりやすい人々ではある。
このカフェで飲んだのがこちらの「カフェメキシカン」(カフェメキシコ、だったかも)。
・・・何故にメキシコなのかは不明だが、シナモンなども効いていて美味しかった。ただし、これは筆者が常に探し回っているアイス珈琲系ではない。これはホットだ。
エネルギー補給の後は、ひたすらコネタ収集に勤しむ。
この街には何故か面白い彫像が多かった。以下、変な?彫像オンパレードでお楽しみいただきたい。
・アルボンのおかしな?彫像その1 「謎の手?」
・・・これは旧市街の外れにあったもの。手の中にあらゆるものを表現してみたらしい?一品。でも筆者には親指に突き刺さった鉛筆の芯が痛々しく見えて仕方がない。
・アルボンのおかしな?彫像その2 「メカドッグ?」
・・・これは湖畔のホテルレストランの庭に鎮座していた作品。筆者思うに、これは多分「犬」ではないかと思う。ただし、このアングル以外からは到底犬には見えないが。
これを見ていると、なんとなく「タイムボカン」シリーズの「メカドッグ?」を思い出してしまうのは、筆者が歳のせいか?
・アルボンのおかしな?彫像その3 「笛を吹く人々」
何故かこの街には、笛を吹いている彫像が多かった。笛の生産が盛んだったり音楽が盛んだったりするのか?
まずは「マトモそうな笛を吹く人」。
・・・一心不乱に練習する彼。隣のお子様を見習って、もう少し肩の力を抜いた方がよくはないか?
そしてこちらが上の彫像とは対照的な「バカ陽気に笛を吹く人」。
・・・この彫像、筆者のお気に入りの1つである。音楽をやるからには、ここまで陽気でないといかん。演奏している顔と手だけではなく、足までが楽しそうではないか。
・アルボンのおかしな?彫像その4 「恐怖の半魚人」
そしてアルボンの彫像の極め付きはこちら!街が発行しているタウンマップの表紙も堂々と飾っている彼女(?)だ!
・・・旧市街のど真ん中に聳え立つ彼女、これはどう見たって「半魚人」であろう。髪や胸から考えてどう考えても女性であるこの像、上半身は頭に載せた魚を除けばそれほど変でもない。だが下半身を見たまえ。下腹部からニョッキリと魚の頭が飛び出しているのだ。しかもその魚の口からは水が・・・。この魚は何を意味しているのだ?これはひょっとすると両性具有なのか?そして彼女(?)は「小便小娘」、いや、「小便小僧」、いや、「小便・・・」何なのだ??
彼女(?)に魅入られた筆者は、別アングルからも激写!
・・・お尻のカーブも魅力的なのだが、いったい彼女(?)の性別や如何に??
ついでに言うと、後ろに写っている木骨組みの家の窓の傾きにも要注目だ!ちなみにあの傾いた窓の家、現在貸し出し中だった。興味のある人は住んでみられよ。毎日半魚人に会えるぞ!
実は今回の写真の中にこっそりと写ってしまっているお茶目な筆者に、ファンレター・ファンコメントを期待している。ただ1つ無意味な忠告しておこう。筆者に惚れると火傷をするぞ!
今回紹介するのは、ボーデン湖畔の街アルボン(Arbon)である。ザンクトガレンの北東に位置するこの街、チューリッヒからだと電車で1時間半ほどで到着する。
この日は天気が良かった。ボーデン湖畔にはたくさんの人々が集っていたのだ。ただし、湖畔というか水の周りには何故かチンピラたちも寄ってきがちである。彼らはだいたい湖か駅に集まるのだ。きっと「走光性」ならぬ「走湖性」や「走駅性」という本能が備わっているに違いない。
・・・おっと、いきなり脱線してしまったが、ボーデン湖越しに見えるアルボンの街の中心部はこんな感じである。
そしてその横ではメスとその卵のために、一生懸命枯れ草を集めるオスの白鳥。
さて、白鳥に癒された後は湖には用はない。だいたい筆者に太陽が燦々と降り注ぐ海辺や湖畔など似合わぬではないか。そこで筆者はこの街にもある旧市街に向かったのだ。
ここの旧市街、あまり旧市街っぽくない。道も石畳の道は少ししかなく、殆どが舗装されてしまっている。ただ、多くの可愛らしい木骨組みの家々を鑑賞することはできる。
例えばこれ。
ここで筆者は旧市街のカフェに入った。湖畔のカフェは大繁盛であったが、皆湖が目当てで、旧市街には来ないらしい。このカフェも他に客が誰もいなかった。ある意味、分かりやすい人々ではある。
このカフェで飲んだのがこちらの「カフェメキシカン」(カフェメキシコ、だったかも)。
エネルギー補給の後は、ひたすらコネタ収集に勤しむ。
この街には何故か面白い彫像が多かった。以下、変な?彫像オンパレードでお楽しみいただきたい。
・アルボンのおかしな?彫像その1 「謎の手?」
・アルボンのおかしな?彫像その2 「メカドッグ?」
これを見ていると、なんとなく「タイムボカン」シリーズの「メカドッグ?」を思い出してしまうのは、筆者が歳のせいか?
・アルボンのおかしな?彫像その3 「笛を吹く人々」
何故かこの街には、笛を吹いている彫像が多かった。笛の生産が盛んだったり音楽が盛んだったりするのか?
まずは「マトモそうな笛を吹く人」。
そしてこちらが上の彫像とは対照的な「バカ陽気に笛を吹く人」。
・アルボンのおかしな?彫像その4 「恐怖の半魚人」
そしてアルボンの彫像の極め付きはこちら!街が発行しているタウンマップの表紙も堂々と飾っている彼女(?)だ!
彼女(?)に魅入られた筆者は、別アングルからも激写!
ついでに言うと、後ろに写っている木骨組みの家の窓の傾きにも要注目だ!ちなみにあの傾いた窓の家、現在貸し出し中だった。興味のある人は住んでみられよ。毎日半魚人に会えるぞ!
実は今回の写真の中にこっそりと写ってしまっているお茶目な筆者に、ファンレター・ファンコメントを期待している。ただ1つ無意味な忠告しておこう。筆者に惚れると火傷をするぞ!
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-05-17 06:13
| スイスマイナー旅行記